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2025年第76回NHK紅白歌合戦は面白かった?つまらなかった?|放送100年の“豪華さ”と“綻び”を調査して正直に語る

「今年の紅白、なんか…良かった気もするし、モヤるところもあったよね?」

第76回の紅白(調査では“放送100周年の特別回”)は、まさにこの感想がいちばん似合う夜でした。

集計したXの反応は、ざっくり 肯定55%/否定35%/中立10%。つまり「面白かった派」が優勢。でも「つまらなかった派」も、ちゃんと理由がある。今回はその“割れ方”を、できるだけ生々しく、かつ読みやすく整理します。忖度はしません。けど、雑に殴りもしません。

まず結論:歌は強い。番組の運用で損した

第76回を一言で言うなら、これです。

  • 面白かった理由:ベテラン勢の存在感、米津玄師や星野源の“企画の勝ち”、トリ周りの格が強い

  • つまらなかった理由:進行のグダつき、音響トラブル、企画の詰め込みで“歌の余韻”が消える瞬間がある

要するに、素材は豪華。なのに、盛り付けが忙しすぎて味わい切れない場面があった。もったいない。

X分析が示した「本音」の芯

今回、面白かった派も、つまらなかった派も、言ってることは意外とシンプルです。

面白かった派の言い分:「歌番組として“満足”できた」

あなたのメモに出てきた象徴がこれ。

  • 「ここ数年で一番良かった」
  • 「歌番組らしい充実感」
  • 「ベテラン勢の存在感が圧巻」
  • 「息を呑む」「最高」「感動した」

この手の反応は、理屈よりも“体感”が強い。特にベテラン勢のパフォーマンスに対しては、細かい説明なしで「うわ、すご…」が成立してるのが強みでした。

つまらなかった派の言い分:「歌を楽しむ前に疲れた」

否定側は、アーティストを叩くというより“番組の作り”にイラついてます。

  • 「グダグダ」
  • 「つまらない」
  • 「歌が短すぎる」
  • 「余韻なし」
  • 「けん玉・ドミノいらない」
  • 「企画が多すぎ」

これ、実はかなり重要で。「誰が出たか」より、「どう見せたか」で評価が落ちてる。だから次回改善できる余地も大きい、ということでもあります。

何が“勝ち筋”だったのか:新旧のコントラストが効いた

今回の見どころは大きく2つに分かれます。

① ベテラン勢の“格”が、番組を締めた

ベテラン勢は、上手い下手を超えて「場を支配する」タイプの強さがある。だからXでも言葉が短いんです。「圧巻」「存在感」「持っていった」。

トリ周り(MISIAの安定感など)も、ここに繋がる評価でした。

② 若手・新世代は“刺さる人には深く刺さる”枠として機能

米津玄師の「世界初パフォーマンスが息を呑む」、星野源のコラボが好評、ちゃんみなが「インパクト大」など、ここは“演出込みで評価が跳ねる”ゾーン。

逆に言うと、刺さらない人には「よく分からない」「置いてけぼり」になりやすい。賛否が割れたのは自然です。

“綻び”はここに出た:進行・音・企画の渋滞

否定35%の中心を、もう少し分解すると原因は3つに絞れます。

1) 進行の間延びと、場面転換の落ち着かなさ

「グダグダ」「間が悪い」という不満は、たいていここ。

生放送だから多少の揺れはある。でも今回は“揺れの量”が、歌の満足度を削るところまで行った、と感じた人がいた。

2) 音響トラブルは一発でテンションを落とす

歌番組で音が荒れると、視聴者は一気に現実に引き戻されます。「うまい」「すごい」以前に「え、今の何?」となる。

あなたのメモにも“音響トラブル”が出ている通り、番組全体の印象を傷つけやすいポイントでした。

3) 企画の渋滞が「歌の尺」と「余韻」を圧迫

100周年の豪華企画がある、けん玉もある、ドミノもある。さらに特別企画が盛られる。

そうすると何が起きるか。歌が短くなるか、転換が増えて間が伸びるか、その両方になります。

結果、「余韻なし」「忙しい」「歌合戦の意味が薄い」に繋がる。構造的な問題です。

炎上系の論点:aespaの扱いは“空気の重さ”を生んだ

調査では、aespaは出演自体が物議になり、「説明がない」「司会の無言対応が異例」と受け止められた、という流れでした。

こういう案件は、正解が難しい。触れすぎても燃えるし、触れなさすぎても“無視した”と受け取られる。

ただ、視聴者目線で一番しんどいのは、番組が緊張してる空気だけが伝わってくる状態です。

歌を楽しみに来たのに、何か気まずい」。これが起きた時点で、損をするのは出演者だけじゃなく番組そのもの。ここは次回以降、扱い方をアップデートしてほしいポイントです。

じゃあ最終的に、面白かった?つまらなかった?

  • 面白かった:歌の強度が高い場面が複数あり、“年末の特番としての満足”はちゃんと作れていた

  • つまらなかった:番組運用の粗さと企画の詰め込みが、歌の余韻を削る瞬間を生んだ

つまり、「当たり回になれる素材」だったのに、「見せ方の雑さ」で満点を逃した回。これがいちばん正直な落としどころです。

紅白の敵は“視聴者の好み”じゃなく、“視聴の分断”かもしれない

紅白が毎年荒れやすいのは、出演者の選び方が難しいから…だけじゃないと思う。いまの紅白は、同じ番組を見ているのに、みんなが見ている“紅白の形”がバラバラだからです。

家族でテレビをつけっぱなしにしている人もいれば、推しの出番だけを追う人もいる。SNSで盛り上がった場面だけを後追いする人もいる。つまり、紅白は一本の番組というより、最初から「切り分けられて消費される巨大コンテンツ」になっている。

この状況だと、評価の軸が二極化しやすい。刺さった人は「最高」「息を呑む」と短い言葉で熱狂する。一方で刺さらなかった人は、番組全体のテンポや進行の粗が気になって「グダグダ」「余韻なし」となる。しかも後者は、内容の好みではなく“体験のストレス”なので、怒りの温度が上がりやすい。

第76回の難しさは、放送100年という看板があるぶん、企画も出演者も盛らざるを得なかったことです。

豪華にすればするほど転換が増えて、尺が圧迫され、余韻が消えやすい。けん玉やドミノのようなテレビ的イベントを入れるほど「歌が短い」と言われやすい。これは出演者のせいじゃなく、番組設計のトレードオフです。

だから来年以降、紅白がもう一段面白くなる鍵は、派手なサプライズの増量じゃなく、地味で泥くさい“交通整理”だと思います。転換の多さを前提に、間を間として見せない。MCで埋めるのではなく、場面転換自体を演出にする。音を落とさない。余韻を奪わない。こういう基本が整った年の紅白は、結局いちばん強い。放送100年で“豪華さ”を見せたなら、次は“完成度”で驚かせてほしい。







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