🎮 ゲーミングキーボードの未来形「Magforce68」がやってきた!
ゲーミングキーボードにおいて“速さ”と“正確さ”は命。
その両方を極限まで突き詰めた新世代モデルが、Epomaker「Magforce68」です。
このキーボード、ただの小型モデルではありません。
磁気スイッチ+アクチュエーションポイント調整+8,000Hz対応という、まさに「異次元」のスペックを備えた一台。
本記事では、従来のメカニカルキーボードを凌駕するその実力を、構造から打鍵感まで徹底レビュー。
他では語られていない実機使用者ならではの視点もたっぷり織り交ぜてお届けします。
📝 Magforce68のスペック早見表
項目 | 詳細 |
---|---|
レイアウト | 65%(68キー)US ANSI配列 |
接続方式 | 有線(USB Type-C) |
スイッチ | Gateron Magnetic Jade Pro(磁気式) |
アクチュエーション調整 | 対応(0.1~4.0mm) |
ポーリングレート | 最大8,000Hz |
ケース素材 | アルミニウム |
キーキャップ | PBT製(Cherryプロファイル) |
打鍵感 | パチパチ系、やや硬め |
重量 | 約1.1kg(実測) |
対応OS | Windows / Mac / Linux |
⚡ 特徴①:磁気スイッチ+リアルタイム調整で"瞬間入力"
Magforce68の最大の魅力は、やはりGateron製 磁気スイッチの搭載。
物理接点を使わないため、摩耗しづらく耐久性が高いのが特徴です。
さらに、アクチュエーションポイントはソフトウェアからリアルタイムで変更可能。
たとえば「ゲーム中は浅く、タイピング時は深く」など、自分の入力スタイルに合わせて細かく調整できるのは革命的。
特にFPSゲーマーに嬉しいのが、ラピッドトリガー(Rapid Trigger)対応。
キーを完全に離さなくても再入力が可能なため、AIM時の微細な動きにも俊敏に反応してくれます。
🧰 特徴②:カスタム魂を刺激する“分解OK”な設計
意外と盲点ですが、このキーボード…分解できます。
ネジは5本、付属のドライバーで簡単に開けられ、内部のフォームやスイッチプレートまでアクセス可能。
- スイッチプレート素材:カーボンファイバー
- PCB素材:FR4(厚み1.6mm)
- 内部フォーム:取り外し可能(ポロン/EVAフォーム)
「トップマウント構造」とされていましたが、実機を分解してみるとガスケットマウントに近い構造である可能性も。
そのため、打鍵時の振動吸収性にも期待が持てます。
🔊 特徴③:音も感触も“硬質クリーミー”
打鍵音は「パチパチ」という高めの硬質サウンドが特徴。
これはスイッチ素材のPC/POMハウジングと、カーボンプレートの反発感が合わさった結果です。
打鍵感:やや硬めでシャープ
音:高音寄り、ただし金属筐体の「カーン感」は控えめ
キーキャップ:1.2~1.3mm厚のPBTダブルショット
静音性や柔らかい“コトコト”感を求める人にはやや不向きかもしれませんが、ゲーミング用途にはベストマッチ。
「入力した感」をしっかり味わいたい人には刺さります。
✅ Magforce68のメリット・デメリット
👍 メリット
- 超高速反応(0.125ms遅延)で競技シーンでも使える
- アクチュエーションポイントの自由調整が可能
- 分解・改造OKで愛着の湧く一台
- 65%配列で省スペース+多機能
👎 デメリット
- 価格はやや高め(約25,000円前後)
- 専用ソフトウェアは機能的にやや制限あり(タップホールド不可)
- 打鍵音・感触は人を選ぶ硬質寄り
🖐 実際に使ってみて感じた「Magforce68」のリアルな使用感
実際にMagforce68を数日間使ってみて、まず最初に感じたのは反応の速さが異常レベルという点でした。普段使っているメカニカルキーボードと比べても明らかに入力がシームレスで、タイピングというよりも“指が反応しているだけ”とでも言いたくなるような感覚。特にFPSゲームではラピッドトリガー機能が威力を発揮して、移動やキャンセルの反応が段違いに早い。これは確かに「勝てるキーボード」だなと実感しました。
また、アクチュエーションポイントを0.1mm単位で調整できるのもかなり面白く、自分の癖や用途に応じて「軽く触れるだけで入力」or「深く押して確実に入力」というように入力感覚を完全にパーソナライズできるのは、従来のメカニカルでは味わえない魅力でした。
打鍵音は“パチパチ”とやや高めの硬質音で、静音性重視の環境には少し不向きかもしれませんが、私はこの音が心地よくてむしろテンションが上がりました。キースイッチのスムーズさも相まって、打鍵するのが楽しいキーボードです。
ただ、ソフトウェア面では惜しい点もあって、タップホールドや複雑なレイヤー設定には未対応だったのが少し残念。でも、Webブラウザ上で完結できる点やUIのシンプルさは逆に初心者には好ましいかも。
最後に一番驚いたのは、分解してカスタマイズできる自由度。ネジを数本外すだけで内部フォームやスイッチプレートにアクセスでき、自分好みに改造できるのは本当に楽しい。自作キーボードのような“育てる楽しさ”が味わえます。
全体を通して、Magforce68は性能・拡張性・使いやすさを兼ね備えた新世代のキーボードという印象でした。万人向けではないけど、ハマる人にはドンピシャな一台。私はかなり気に入っています。
👤 こんな人におすすめ!
向いている人 | 向いていない人 |
---|---|
ゲームで勝ちたい | 打鍵音が静かな方が好み |
自作や改造が好き | 柔らかい打鍵感を求める |
キー感度をカスタムしたい | ソフトウェアの自由度重視派 |
コンパクトなキーボードを探してる | フルサイズ・テンキー派 |
🛍 購入方法とクーポン情報
現時点(執筆時)では、日本のAmazonでは未発売。
Epomaker公式サイトから購入可能で、レビュー投稿者提供のクーポンコードも利用できます。
※価格は変動するため、購入前に要チェック!
✨まとめ:Magforce68は「尖ってるからこそ面白い」1台
Magforce68は、すべての人にとって万能ではありません。
しかし、磁気スイッチという最先端技術と、ハードウェア・ソフトの両側から攻められる設計は、間違いなく“通好み”の逸品です。
少しでも反応速度や快適さにこだわりたい人は、ぜひこの異端のキーボードに触れてみてください。
打鍵感、音、カスタマイズ性——そのすべてが「自分だけの入力体験」を生み出してくれるはずです。
🧠なぜ今「磁気スイッチ」が注目されているのか?
🔄 メカニカルの限界を越える
メカニカルスイッチは接点の摩耗や個体差が避けられず、長期使用による反応劣化が避けられません。
一方、磁気スイッチ(ホールエフェクト方式)は、非接触で反応するため理論上、摩耗ゼロ。
さらに押下深度の中で好きなポイントで信号を送れるという点で、まさに“次世代のスタンダード”となるポテンシャルを秘めています。
🎯 eSportsでの実用化が進行中
実際、競技シーンではWootingやSteelSeriesなどが磁気スイッチモデルを導入し始めています。
Magforce68もその流れに続く存在であり、さらに価格が抑えられている点で“玄人だけの選択肢”から“手の届く未来技術”へと進化を遂げつつあります。
🤔 今後の注目ポイント
より多機能なソフトウェア統合(タップホールド・複数レイヤー)
RGBライティングやOLED搭載の進化系
スイッチ交換型の磁気スイッチ実装モデル
こうした進化を追いかけたい方にとって、Magforce68はまさに「今、触っておくべき1台」です。