
「南の島で恋が始まる」と聞くと、だいたいの人は“癒やし”を想像します。ところが『マッチング TRUE LOVE』が用意したのは、癒やしではなく逃げ場ゼロの“恋リア地獄”。
舞台は南の島のリゾートホテルで行われる“マッチングツアー”。そこで突きつけられるルールは、あまりにも過激です。「“真実の愛”を証明できなければ殺される——」。恋の難易度、いきなり最上級。
この記事では、ネタバレを避けながら「どんな話?」「前作を見てないとダメ?」「新キャストは何者?」を一気に整理します。
『マッチング TRUE LOVE』ってどんな映画?前作から何が変わる?

前作『マッチング』は、マッチングアプリから始まる“出会いの恐怖”を、現代的なリアルさでえぐってくるサスペンス・スリラーでした。続編の『TRUE LOVE』は、その恐怖をアプリ画面の外=リアルの閉鎖空間へ引っ張り出し、スケールを一段上げてきます。
今回のキーワードは3つ。
まず、舞台の転換。アプリのやり取り中心だった空気が、南の島のリゾートホテルという「逃げられそうで逃げられない」環境に置き換わります。
次に、恋愛リアリティショー的な構造。参加者が集められ、視線が交差し、関係が組み替わり、疑いが加速する。恋のイベントに見せかけて、心理戦が始まるタイプです。
そして最後が、“愛の証明”を生存条件にしてくる悪趣味さ。好き、信じる、選ぶ…その一つ一つが“命がけ”になった瞬間、恋愛はもう「感情」ではなく「サバイバル」になります。
あらすじ(ネタバレなし)南の島で始まる“恋のデスゲーム”
物語は、南の島のリゾートホテルで始まる“マッチングツアー”をきっかけに動き出します。参加者たちは出会いを求めて集められたはずなのに、ツアーが進むにつれて、それぞれの過去が暴かれ、疑念が伝染し、空気が濁っていく。
ここがポイントで、怖いのは「犯人が誰か」だけじゃありません。
誰かが優しくするほど「なぜ?」が生まれ、仲良くなるほど「裏があるのでは?」が芽を出す。恋愛の“距離が縮まる速度”そのものが、恐怖の燃料になっていきます。
やがて、参加者たちは気づきます。これはツアーでもゲームでもなく、生き残りを賭けたデスゲームなのだと。
恋は救いか、それとも罠か。タイトルの『TRUE LOVE』が、皮肉にしか見えなくなってくるタイプのやつです。
キャスト解説:続投2人+新キャスト3人の役どころ
唯島輪花(ただしま りんか)/土屋太鳳
前作から続投する主人公。極限状況の中心で、“真実の愛”というテーマと真正面から向き合う立場に置かれます。輪花は強い、でも無敵ではない。その揺れがこのシリーズの怖さでもあり、面白さでもあります。
永山吐夢(ながやま とむ)/佐久間大介(Snow Man)
吐夢も続投。前作で強烈な印象を残した存在が、今回はさらに物語をかき回す側へ。味方なのか、危険人物なのか、そう簡単にラベルを貼らせてくれないのがこの役の肝です。

イ・ソンイル/クァク・ドンヨン
韓国からツアーに参加する会社経営者。外部者の視点を持ち込むことで、島の空気を“客観視”しているように見えるのが逆に怖い。落ち着いた人物ほど、何を隠しているのか想像が膨らみます。
伊藤愛羅(いとう あいら)/豊嶋花
前作の事件とつながる影を背負った役どころとして配置されているのがポイント。感情が爆発する側なのか、静かに壊れていく側なのか。どちらに転んでも“物語の温度”を変えてくるポジションです。
野村安蘭(のむら あらん)/倉悠貴
「この人、何か知ってる?」と思わせる空気をまとった存在になりそうな役。デスゲーム化していく状況で、彼の言動が“疑いの火種”にも“真相への導線”にもなり得るのが厄介です。
前作『マッチング』とのつながり:どこを押さえると理解が爆速?
結論から言うと、続編は“完全新章”の顔をしつつ、前作の事件が土台になっています。つながりを押さえるなら、ここだけ覚えておくとラクです。
輪花は前作の出来事を「なかったこと」にできない状態で新しい舞台へ行きます。つまり続編の恐怖は、事件そのものよりも、事件が残した傷(不信、恐怖、警戒心)が人間関係に混ざり込むことで増幅していく。
さらに吐夢という存在が続投することで、前作で芽生えた疑念が“再燃”しやすい構図が整っています。仲良くするほど怪しく見える、疑うほど距離が縮まる…このねじれが、続編の面白さになっていきます。
見どころ:なぜ「恋リア×スリラー」はこんなに相性がいいのか
恋愛リアリティショー的な状況って、実はスリラーと相性が抜群です。理由は単純で、恋は相手の本音が見えないほど盛り上がるから。
・優しい言葉が武器になる
・“選ぶ/選ばれる”の駆け引きが疑心暗鬼を生む
・グループ内の視線が、嘘を増幅する
・閉鎖空間で「逃げる」が封じられる
この条件が揃うと、犯人探し以前に「人間関係そのもの」がホラーになります。南の島の開放感があるほど、閉塞感が際立つのもズルい。明るい景色で心がゆるんだ瞬間に刺してくるタイプです。
よくある疑問(FAQ)
Q1. 前作を見ていなくても楽しめる?
楽しめる設計にはなっているはずですが、輪花と吐夢の関係性、輪花が抱える“後遺症”の重さは前作を知っているほど刺さります。時間があれば前作を先に入れておくと、続編の疑い方が上手くなります(上手くなるな)。
Q2. 本当にデスゲームなの?ジャンルは?
公式の表現として「想像を超えた地獄のデスゲーム」「ラブサバイバル・スリラー」が掲げられています。恋愛ものを期待して行くと、胃がびっくりするタイプです。
Q3. 公開日はいつ?
現時点で大きくは「2026年全国公開」と案内されており、日付の詳細は今後の発表待ちです。最新情報は公式の更新で追うのが安全です。
『TRUE LOVE』が刺してくるのは“恋”ではなく「証明したがる心」だ(約1000〜1500字)
『マッチング TRUE LOVE』のいちばん嫌なところ(褒めてます)は、「真実の愛を証明できなければ」という条件が、現代の恋愛観の急所をピンポイントで突いてくる点です。そもそも恋愛って、証明が難しい。好きかどうかは本人の感情で、相手の気持ちはなおさら測れない。なのに私たちは、安心するために“証拠”を集めたがります。既読の速さ、SNSの匂わせ、位置情報、交友関係、過去の恋愛、そして「言葉」。それらを材料にして、相手の気持ちを点数化し、合格か不合格かを判定しようとする。
恋愛リアリティショーが盛り上がるのも、そこに“判定の快感”があるからです。「この人は本気」「あの人は遊び」とラベルを貼る瞬間、視聴者も参加者も少しだけ神様になれる。でも現実の恋は、そんなに都合よく白黒にならない。だからこそ、人は不安になる。不安になるから、証明を求める。証明を求めるほど、相手は息苦しくなる。息苦しくなるほど、嘘が増える。嘘が増えるほど、疑いが強くなる。つまり“証明”は、安心を生むどころか、関係を壊す加速装置にもなり得るんです。
本作の面白さは、この地獄のループを「南の島のツアー」という装置に閉じ込め、さらに“生存条件”にまで引き上げたことにあります。恋愛が壊れる理由を、性格や相性の話に逃がさず、「証明したがる心」「疑ってしまう心」という誰にでもある弱さに結びつけてくる。だから怖いし、だから面白い。見終わったあと、きっと誰もが少しだけ思うはずです。いちばん危険なのは犯人じゃなくて、相手を信じ切れない自分の心かもしれない、と。
佐久間大介×土屋太鳳『マッチング TRUE LOVE』続編は南の島でデスゲーム?あらすじ・新キャスト・前作とのつながりを解説
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