「Snow Manの目黒蓮が演技で魅せる時代」が、確実に到来している。
2026年GWに公開予定の映画『SAKAMOTO DAYS』で主演を務める目黒蓮。これまで数々のヒット作で見せてきた繊細な演技力、誠実な表現、そして真摯な姿勢を武器に、今回はまったく新しいジャンル――アクション×コメディ×ハートフルという複合的な世界に足を踏み入れる。
アイドルと俳優、その2つの顔を自在に行き来しながら進化を遂げてきた目黒が、今度は「1人で二役に近い演技」とも言える、難役・坂本太郎に挑む。
■ 俳優・目黒蓮の現在地|“想いを込めて演じる”から、“自分のために挑戦する”へ
目黒蓮はインタビューでこう語っている。
「今までは“誰かのために”という気持ちで演じてきたけど、今回の『SAKAMOTO DAYS』は“自分のために”出演を決めた作品です。」
この言葉が象徴するのは、彼の役者人生における“フェーズの転換”だ。
これまで出演してきた作品の多くは、重厚な人間ドラマや恋愛劇だった。
- 『月の満ち欠け』では、死と再生をテーマにした群像劇に参加。
- 『わたしの幸せな結婚』では、孤独を抱えた武士・清霞を演じ、静かな強さで観客の心を掴んだ。
- 『トリリオンゲーム』では破天荒な天才起業家・ハルとして、爆発力とスピード感あふれる演技を披露。
それぞれの作品で全く異なる顔を見せながら、共通していたのは“誠実に役と向き合う”姿勢。そして今、その蓄積が「自分のために挑む役」=坂本太郎へと結実した。
■ 『SAKAMOTO DAYS』という試金石
福田雄一監督との初タッグで“新ジャンル”へ
目黒が主演する映画『SAKAMOTO DAYS』は、集英社『週刊少年ジャンプ』で連載中の大人気アクションコメディ漫画の実写化。
殺し屋だった男が、家族を得て「ただの親父」になるも、再び戦いに巻き込まれるという、異色のヒーロー譚だ。
物語の軸となるのは、二つの顔を持つ主人公・坂本太郎。
痩せていた頃:最強の殺し屋としての冷酷さと圧倒的な戦闘力
現在:家族を愛し、ぽっちゃり体型で商店を営む優しい父親
目黒は、この“ギャップ”そのものを演じ分けることが求められる。
しかも、ふくよかな体型の坂本を再現するため、特殊メイクに毎回約4時間。そこに激しいアクションや繊細なコメディ演技が加わる。
俳優として「表現の振れ幅」を問われるこの役は、まさに新境地への挑戦だ。
■ コメディ×アクション×愛──“目黒蓮の真骨頂”が詰まった物語
▷ 福田監督が語る“目黒蓮という奇跡の配役”
福田雄一監督は、目黒の出演が決まった際、こう叫んだという。
「おいいいいい!!! そんな夢みたいなこと、現実に起こるのかよ!」
原作の坂本役に求めた条件は、「太った姿と痩せた姿、両方演じられて、痩せたら“死ぬほどかっこいい”人」。
まさに、“目黒蓮”以外にいないキャスティングだった。
しかも福田監督は、ドラマ『海のはじまり』で目黒の演技に出会い、そこから過去作を一気見。ファンからのおすすめを元に作品を漁り、“目黒蓮推し”をSNSで投稿するように。
そんな“運命的な出会い”から始まった今回のタッグは、演出・信頼関係の両面で相性が抜群だったという。
■ 「これまでで一番多いアクションに挑戦」
アイドル出身俳優の殻を破る瞬間
目黒は今回の作品について、次のように語っている。
「誰にも負けないアクション俳優を目指したいとまで思いました(笑)」
本作ではアクション監督・田渕景也氏(『銀魂』シリーズほか)とタッグを組み、体の使い方や殺陣、武器アクションまで徹底的に指導を受けた。
しかも、“痩せた坂本”のスピード重視アクションと、“ふくよかな坂本”の重厚感ある肉弾戦という、真逆の戦い方を両方こなす必要がある。
これまで“静”の演技が多かった目黒が、“動”の表現でどこまで躍動するか。
ファンだけでなく、映画ファンからの注目も高い。
■ 現在とこれからの活動動向
目黒蓮の今後の活動は、俳優としてもSnow Manとしても濃密だ。
時期 | 活動 | 備考 |
---|---|---|
2025年秋 | 映画『ほどなく、お別れです』主演 | 浜辺美波とW主演。感情の機微を描くヒューマン作品。 |
2026年GW | 映画『SAKAMOTO DAYS』主演 | 二面性とアクションの融合。新たな挑戦。 |
継続中 | Snow Manとしての音楽活動 | 全国ツアー・CDリリース・TV出演など。 |
未発表 | 新ドラマ・映画プロジェクトの可能性 | すでに複数の動きが水面下で進行中とされる。 |
「今が一番楽しい」と語る目黒の姿勢は、今後の出演作にも反映されていくだろう。
■ 編集後記|目黒蓮という“振り幅”の象徴
かつて“アイドル俳優”と呼ばれていた頃から、今の目黒蓮は明らかにステージが変わっている。
- 一つの役に向き合う真摯さ
- 観客の記憶に残る存在感
- ジャンルを超える柔軟性と集中力
『SAKAMOTO DAYS』は、そんな目黒の「今」と「これから」を象徴する一本になるはずだ。
“二面のヒーロー”坂本太郎を演じることで、彼自身もまた、“二面性を持つ表現者”として進化していく。
✅ FAQ:目黒蓮×SAKAMOTO DAYS についてよくある質問
Q1. 『SAKAMOTO DAYS』の公開日は?
A:2026年ゴールデンウィークに全国ロードショー予定です。
Q2. 原作の魅力は?
A:『週刊少年ジャンプ』連載中の人気アクション漫画。家族愛と殺し屋アクションの融合が特徴です。
Q3. 目黒蓮の役柄は?
A:かつて“最強の殺し屋”だった主人公・坂本太郎を演じます。太った現在と、痩せて戦う過去の両面を1人で演じ分けます。
目黒蓮という二面のヒーロー 役者・アイドルの枠を超えて挑む“SAKAMOTO DAYS”とこれから
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