映画の大作や話題作が続々とリリースされた2025年9月。
週ごとに首位作品が入れ替わり、映画ファンにとって見逃せない1か月となりました。ここでは編集部が独自にまとめた、2025年9月の映画Blu-rayランキングTOP10(カウントダウン形式) を発表します!
第10位 The White Lounge in CINEMA
Mrs. GREEN APPLEのライブ映画がロングヒット。複数週にわたって上位入りを果たし、音楽映像作品として異彩を放ちました。
9月のランキングを支配した2大トレンド
🎮 マインクラフト映画、なぜここまで売れた?
「マインクラフト/ザ・ムービー」は、ゲーム史上でもトップクラスの人気を誇る原作の力に加え、
- 子どもから大人まで楽しめるストーリー
- Blu-ray+DVDの“ファミリー向けセット”戦略
- 4K UHD版というコア層向けの仕様展開
という二重のアプローチが成功。特にファミリー層の「子どもと一緒に見たい」というニーズを完全に捉えた点が、最終週での爆発的な売上につながりました。
また、ゲーム実況やSNSでの話題拡散力も相まって、発売直後から一気にトップへ駆け上がったのは納得の結果と言えます。
🦸 サンダーボルツ*が示したマーベル作品の底力
9月中盤のランキングを独占したのが「サンダーボルツ」。マーベルの新たな展開を担うチーム作品として公開時から注目度が高く、
- 通常版
- 4K UHD版
- 3D Blu-ray版
とフォーマット別に複数ランクイン。ファン層の幅広さとコレクター需要の強さが数字に直結しました。
マーベル作品はこれまで「アベンジャーズ」や「スパイダーマン」など単独作が中心でしたが、今作は“ダークヒーロー”の集結という新しい切り口でファンを惹きつけています。結果、Blu-ray市場でも「まとめ買い」や「複数形態の収集」といった動きが加速したのです。
日本映画・特撮も健闘
9月は「トリリオンゲーム」「正体」など国内映画も首位を経験。さらに「人造人間ハカイダー」のコンプリートBlu-ray化など、往年の特撮作品が再び脚光を浴びました。
この傾向からは、国内市場では「新作の勢い」と「懐かしの名作復刻」が共存していることがうかがえます。
2025年9月のBlu-ray市場は、
- 世界的ブランドを持つ「マインクラフト」
- マーベルの最新大作「サンダーボルツ」
という2大トレンドが市場を引っ張りつつ、国内映画・特撮・クラシック洋画が脇を固めるという構図でした。
10月以降もハリウッドの大作や国内の話題作が控えており、引き続きランキングは激しい競争が予想されます。来月も、どの作品が首位を奪うのか注目していきましょう。