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モデルから女優へ。阿部なつきが語る、アンドロイド・ヒロイン役に懸けた覚悟

モデルから女優へ。阿部なつきが語る、アンドロイド・ヒロイン役に懸けた覚悟

モデル・タレントとして活躍し、SNSでも高い発信力を持つ阿部なつきが、いま新たな挑戦をしています。

彼女が主演を務めるショートドラマ『キューティーハニー BELOVED ENEMY』が、2025年11月25日よりDMM TVの縦型ショートドラマサービス「DMMショート」で独占配信されることが発表されました。

永井豪原作の「キューティーハニー」は、少女型アンドロイド・如月ハニーが変身し、悪の組織パンサークローと戦う物語。

これまでアニメ・実写映画・舞台などでさまざまに描かれてきましたが、今回のショートドラマではオリジナルストーリーを全15話構成で展開。

“令和版ハニー”として、阿部なつきがどんな輝きを見せるのか——注目が集まります。

モデルから“演じる人”へ

阿部なつきは、ファッション誌のモデルとしてデビューし、スタイルと存在感で人気を集めてきました。

InstagramやX(旧Twitter)を中心に発信するSNSの総フォロワーは約430万人超(※2025年時点の主要報道より)に達し、若年層を中心に強い支持を得ています。

“見せる人”として歩んできた阿部が、次に選んだのは“演じる人”というステージ。

今回の主演は、キャリアの転機ともいえる挑戦です。

「誰もが知る国民的キャラクター・キューティーハニーを、まさか自分が演じるなんて!という高揚感がありました」

阿部は出演決定時の気持ちをそう語っています。

この言葉からも、彼女がどれほど真剣にこの役と向き合ったかが伝わります。

初アクションに挑戦、剣道初段の経験が活きた

『キューティーハニー BELOVED ENEMY』では、華やかな変身シーンに加え、アクションシーンも見どころのひとつ。

阿部にとって、本格的なアクションは初めての挑戦でした。

「小学生のときに剣道を習っていて、初段を持っているんです。稽古中に剣の扱いを褒めていただけて嬉しかったですね」

この経験が、如月ハニーの凛とした動きや強さの表現に自然と結びついたといいます。

アクション監督との稽古を重ねるうちに、彼女の中で「演じる」ことが“体で語る表現”へと変化していったようです。

研究と工夫で生まれた“令和のハニー像”

長年にわたり多くのファンに愛されてきたキューティーハニー。

阿部は歴代作品の声や演技を丁寧に研究したうえで、現代に生きる女性像としてのハニーを描こうと試みました。

「声優さんによって印象がまったく違うので、いろいろ聴き比べて研究しました。可愛らしさと内に秘めた強さ、その両方をどう表現するかを意識しました」

その結果、彼女が演じる“現代版ハニー”には、柔らかさと芯の強さが同居しています。

このバランス感覚こそ、モデル出身の阿部なつきだからこそ到達できた表現といえるでしょう。

 “令和の峰不二子”と呼ばれる理由

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阿部なつきは一部メディアで“令和の峰不二子”と紹介されることもあります(※出典:スポニチAnnex 2024年インタビュー)。

実は、キューティーハニーと峰不二子はどちらも声優・増山江威子さんが演じたキャラクター。

阿部はその偶然を知り、「これは運命だ!」と感じたと語っています。

華やかで自由、そしてどこか掴みどころのない女性像。

阿部が持つ魅力が、二人のキャラクターと自然に重なる瞬間です。

自分らしく、強く生きるために

作品を通して阿部が伝えたいのは、どんな時代にも通じる“自分らしさ”と“勇気”。

「どんな時代でも『愛』と『勇気』を持って、自分の信じる道を貫く姿勢がハニーらしさだと思います。観てくださる方に、少しでも“自分らしく強く生きる勇気”が届いたら嬉しいです」

その言葉には、彼女自身の生き方がにじんでいます。

モデルとしても、女優としても、阿部なつきは常に「自分を磨き続ける」ことを大切にしてきました。

演じることを通して、今度はその想いを観る人に届けようとしています。

次のステージへ——阿部なつきの現在地

モデルから女優へ。阿部なつきが語る、アンドロイド・ヒロイン役に懸けた覚悟

SNSでの発信、モデルとしての活動、そして女優としての第一歩。

これらがすべてつながり、阿部なつきという表現者を形づくっています。

今回の主演作『キューティーハニー BELOVED ENEMY』は、彼女にとってただの出演ではなく、

“新しい自分”へ変わるための大きな節目といえるでしょう。

「衣装チェンジもたくさんあって、どの衣装も本当に可愛いので注目してほしいです」

ビジュアル面での魅力も存分に発揮される本作。

ファッションと演技、両方の感性を融合させた阿部なつきの“変身”に期待が高まります。

変身ヒロインと現代の女性たち

「変身する」というテーマは、今を生きる女性たちの姿にも重なります。

日々の中で役割を切り替え、社会と向き合いながら、自分らしさを失わずに進む——。

阿部なつきが演じる如月ハニーは、そんな現代女性の象徴のようです。

美しさや強さは、与えられるものではなく、自分で育てていくもの。

阿部なつきの挑戦は、まさにそのプロセスを体現しているのかもしれません。

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この記事を書いた執筆者・監修者
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ポプバ ドラマ部:佐伯・Pちゃん

脚本家の視点でドラマを深掘る、雑食系オタクライター。
幼少期からドラマと映画が大好きで、物語を追いかけるうちに自然と脚本を書き始め、学生時代からコンクールに応募していた生粋の“ストーリーマニア”。現在はドラマのレビュー・考察・解説を中心に、作品の魅力と課題を両面から掘り下げる記事を執筆しています。
テレビドラマは毎クール全タイトルをチェック。「面白い作品だけを最後まで観る」主義で、つまらなければ途中でドロップアウト。その分、「最後まで観る=本当に推したい」と思える作品だけを、熱を込めて語ります。
漫画・アニメ・映画(邦画・洋画問わず)にも精通し、“ドラマだけでは語れない”背景や演出技法を比較的視点で解説できるのが強み。ストーリーテリング、脚本構造、キャラクター心理の描写など、“つくる側の目線”も織り交ぜたレビューが好評です。
「このドラマ、どう感じましたか?」を合言葉に、読者の感想や共感にも興味津々。ぜひ一緒にドラマの世界を深堀りしていきましょう!

この記事を書いた編集者
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ポプバ編集部:Jiji(ジジ)

映画・ドラマ・アニメ・漫画・音楽といったエンタメジャンルを中心に、レビュー・考察・ランキング・まとめ記事などを幅広く執筆するライター/編集者。ジャンル横断的な知識と経験を活かし、トレンド性・読みやすさ・SEO適性を兼ね備えた構成力に定評があります。 特に、作品の魅力や制作者の意図を的確に言語化し、情報としても感情としても読者に届くコンテンツ作りに力を入れており、読後に“発見”や“納得”を残せる文章を目指しています。ポプバ運営の中核を担っており、コンテンツ企画・記事構成・SNS発信・収益導線まで一貫したメディア視点での執筆を担当。 読者が「この作品を観てみたい」「読んでよかった」と思えるような文章を、ジャンルを問わず丁寧に届けることを大切にしています。

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