🧠 01|キーボード沼に終わりはあるのか?──Halo75 V2と出会うまで
メカニカルキーボードの世界に足を踏み入れると、次々と魅力的な製品が登場し、終わりのない探求が始まります。打鍵感、音、デザイン、カスタマイズ性など、求める要素は人それぞれ。そんな中、NuPhy Halo75 V2は多くのユーザーにとって「これで最後かもしれない」と思わせる魅力を持っています。
🌐 02|NuPhyというブランドの信頼性と世界的評価

https://sanyollc.com/
NuPhyは、中国・深圳発のキーボードブランドで、デザイン性と機能性を兼ね備えた製品で注目を集めています。特にHaloシリーズは、独自のデザインと高いカスタマイズ性で、国内外のユーザーから高評価を得ています。
📦 03|Halo75 V2のスペックとパーツを“分解目線”で解説
レイアウト:75%(83キー)
接続方式:USB-C、有線、Bluetooth 5.0、2.4GHzワイヤレス
対応OS:Windows、macOS、iOS、Android
キーキャップ:PBTダブルショット、mSAプロファイル
スイッチ:Gateron製(Baby Kangaroo、Baby Raccoonなど)
ホットスワップ対応:あり(3ピン/5ピン対応)
ライティング:RGBバックライト、サイドライト、ボトムライト
ソフトウェア:QMK/VIA対応
これらのスペックは、ユーザーの多様なニーズに応えるために設計されています。
🎯 04|打鍵感はどう進化した?──各軸別に体験レビュー
Halo75 V2では、以下のスイッチが選択可能です:
Baby Kangaroo(タクタイル):しっかりとした押下感と心地よい反発力。
Baby Raccoon(リニア):滑らかな打鍵感で、長時間のタイピングに最適。
Night Breeze(リニア):静音性が高く、オフィスや夜間の使用に適しています。
これらのスイッチは、ユーザーの好みに合わせて選択でき、打鍵感のカスタマイズが可能です。
🔇 05|静音性能の完成度がえぐい理由:内部構造の秘密
Halo75 V2は、静音性を高めるために以下の工夫が施されています:
シリコンパッド:ケース内部に配置され、打鍵音の反響を抑制。
Ghostbar:スペースバー専用の静音設計で、空洞音を軽減。
ガスケットマウント:打鍵時の振動を吸収し、快適な打鍵感を実現。
これらの要素が組み合わさることで、静かで心地よいタイピング体験が得られます。
💡 06|「光るだけじゃない」Haloライティングの美学と実用性
Halo75 V2のライティングは、視覚的な美しさだけでなく、実用性も兼ね備えています:
RGBバックライト:キーごとのカスタマイズが可能。
サイドライト:デスク周りを柔らかく照らし、作業環境を向上。
ボトムライト:アクリル製の底面を通じて、幻想的な光を演出。
これらのライティングは、作業の集中力を高めるだけでなく、デスクの雰囲気を一層引き立てます。
🔌 07|接続モードの切替スムーズすぎ問題|有線・BT・2.4GHzの実用感
Halo75 V2は、以下の接続方式に対応しています:
USB-C(有線):安定した接続と高速なデータ転送。
Bluetooth 5.0:複数デバイスとのペアリングが可能。
2.4GHzワイヤレス:低遅延での接続が可能で、ゲーミングにも対応。
これらの接続方式は、用途や環境に応じて柔軟に切り替えることができます。
🔧 08|買ってすぐやったカスタム|キーキャップ・Oリング・ルブ例
Halo75 V2は、カスタマイズ性にも優れています:
キーキャップの交換:好みのデザインや素材に変更可能。
Oリングの追加:キーの底打ち音をさらに抑え、指への衝撃も軽減。特に長時間タイプする人にはおすすめ。
スイッチへのルブ(潤滑):滑らかな打鍵感と打鍵音の静音化に貢献。少し手間はかかるが、仕上がりの快感は格別。
👉 このあたりのカスタムは初心者でも取り組みやすく、満足度に直結します。
特に「沼にハマりかけてるけど、まだ深くはない」人にとって、最初の一歩に最適です。
🎮 09|ゲーミング用途としてはどう?意外といける説を検証
「メカニカルキーボード=ゲーミングで使うんでしょ?」
──そんなイメージ、ありますよね。でもHalo75 V2、ゲームにも意外とアリなんです。
2.4GHz接続の安定性◎ → ラグはほぼ感じないレベル
リニア軸なら素早い入力に反応しやすい
静音設計だから深夜のプレイでも安心
もちろん、1ms応答の超ハイエンドゲーミング機と比べると分が悪いですが、
「APEXカジュアル」「Genshin Impact」「RPGやADV」などでは快適そのもの。
👉 ガチガチのプロゲーマーでなければ、Halo75 V2は“充分すぎる性能”です。
📊 10|他社キーボードとの比較:Keychron/Akko/HHKB
ブランド | 特徴 | Halo75 V2との違い |
---|---|---|
Keychron Q1 Pro | 打鍵感重視の本格派/重量級/カスタム性高い | より“据え置き志向”で持ち運びには不向き |
Akko 5075B Plus | 安くてコスパ◎/多彩な軸とカラバリ | Haloの方がビルド品質と静音性で上 |
HHKB Professional | 静電容量無接点/ミニマル/独自キー配置 | 配列のクセが強く慣れが必要/価格も高い |
➡ 「ビルド品質・静音性・美しさ・機能性」のトータルバランスではHalo75 V2がトップクラス。
初心者にも、ちょっと沼の住人になってきた人にも、広くおすすめできる“使いやすい完成品”です。
💸 11|どこで買う?最安ルートと失敗しない購入方法
🛍 購入先候補:
✅【公式ストア(nuphy.com)】:最安。日本語対応はないがサポートは迅速。定期的にセールもあり。
✅【国内代理店/Amazon】:価格はやや高めだが、関税や配送トラブルの心配が少ない。
✅【フリマサイト等】:非推奨。並行輸入の中古や偽物リスクあり。
🧾 注意点:
海外公式で買うと送料+関税(数千円)がかかることがある
配送には7〜14日程度見ておくと安心
クーポンは「メール登録時」や「期間限定セール」で配布されることも
👉 とにかく最安で買いたいなら公式直販一択。でも少し割高でも安心重視なら、国内正規ルートもアリです。
🛠 12|3ヶ月使って分かった「良いところ・気になるところ」
▼ 改めて感じた良い点:
長時間打っても疲れにくい
配列が自然でキーの押し間違いがほぼない
作業のモチベが上がる“見た目”の力がすごい
▼ 気になる点:
高さがあるため、リストレスト必須(公式製品あり)
Macのキーレイアウトでファンクションキーが少し慣れが必要
VIAでカスタマイズできるけど、UIがちょっと癖アリ
➡ それでも、「使い続けたい」と思える完成度は本物。
むしろこの“あえて弄りすぎなくていい快適さ”が、他のキーボードと一線を画してます。
🧑💻 13|どんな人に最適?タイプ別おすすめユーザー像
タイプ | おすすめ度 |
---|---|
ライター・ブロガー | ◎(疲れにくさ&打ち心地が快感) |
プログラマー・エンジニア | ◎(75%配列+静音性+複数接続) |
映像・音楽クリエイター | ○(見た目/操作感◎) |
ゲーマー | △〜○(ライト層には問題なし) |
ガチキーボード自作勢 | ◎(ホットスワップ&改造ベースとして優秀) |
👉 1台で“仕事と遊びの両立”ができるって、正直なかなかない。
Halo75 V2はまさにその「間」を埋める絶妙なポジションにあります。
❓ 14|よくある質問&不安に答えるQ&A
Q:Macでもちゃんと使える?
→ 完全対応。物理スイッチでOS切替でき、Mac用キーキャップも付属。
Q:どの軸を選べばいい?
→ 迷ったらBaby Kangaroo(タクタイル)が万人受け。静かめが良ければNight Breezeを。
Q:英語配列しかない?
→ 現時点でJP配列モデルは非対応。英語配列慣れれば問題なし。
Q:ゲームにも向く?
→ 軽めのFPS、RPG、ADVなら全く問題なし。競技用途なら専用機がおすすめ。
Q:カスタムってどこまでできる?
→ キーキャップ・スイッチ・ルブ・フォーム・OリングすべてOK。改造ベースとしても優秀です。
📘 15|まとめ:「もう、これでいいじゃん」って思わせる1台
NuPhy Halo75 V2。
それは、ただの“良いキーボード”じゃない。
打鍵感の気持ちよさ
音の美しさと静けさ
持ちたくなる外観と光の演出
仕事も趣味もこなせる万能さ
買って、使って、しばらく経ったときにふとこう思う。
「あれ?このキーボード、ずっと使ってるな」
「次、欲しくならないな」
「……もう、これでいいじゃん」
そんな“沼の終着点”。それがこの1台です。