ドラマ『大奥 2024』第9話
ドラマ『大奥 2024』9話 あらすじ
五十宮倫子(小芝風花)は増上寺代参の日、徳川家治(亀梨和也)にあいさつをして、どこかよそよそしい様子で門を出て行く。物陰からは猿吉(本多力)が彼女の後ろ姿を見送っていた。
約束通り、松平定信(宮舘涼太)と浜御殿で再会した倫子は、文や贈り物で気落ちする自分を励ましてくれた定信に感謝の意を述べる。すると、定信は世継ぎがお知保(森川葵)の子・家基に決まったことで大奥も安泰だと口にする。
その一方で、田沼意次(安田顕)は高岳(田中道子)からお品(西野七瀬)の子・貞次郎が世継ぎに指名されなかったことを責められていた。問い詰められた田沼は、「家基に消えていただくしかない」と冷静な表情で答える。
定信のおかげで倫子は楽しいひとときを過ごしていた。帰り際、定信は倫子に対し、「自分ならつらい思いをさせない」と言い、思わず彼女を抱きしめる。そして、大奥に戻ってくると、女中たちが何やら騒いでいて――。
大奥では、お知保の子・家基の世継ぎ指名が大きな波紋を呼んでいた。田沼は冷静に状況を受け入れ、自身の采配を見直す時が来たことを感じていた。同時に、五十宮倫子も定信との邂逅によって、大奥の厳格な雰囲気とは裏腹に、愛と切なさが交錯する場であることを実感していた。
夜は更け、大奥には様々な思いが渦巻いていた。定信と倫子、田沼と意次、そしてお知保と家基。彼らの運命は、まるで宮廷劇のように複雑に絡み合っているかのようだった。
ドラマ『大奥 2024』9話 視聴率
視聴率:5.0%
ドラマ『大奥 2024』9話ストーリー・ネタバレ
五十宮倫子の胸に宿る切ない誓い
奥の中で、複雑な感情が渦巻く中、各々が心に抱く思いが交錯する。
家治「まやかしの血は…。絶たれるさだめか?」
倫子がお知保の元に果物を持って訪れると、お知保は飢え死にするくらいならばと自暴自棄になっていた。
お知保「このまま飢え死にする方が…。あの子に会いに行けますから」
一方で、倫子は貞次郎にもてはやされるお品を見て、その幸せが自らの痛みを理解しているか疑問に思う。お品は貞次郎の幸せを第一に願い、自身の痛みを押し殺していることを明かす。この姿に倫子は驚きを隠せない。
倫子「よかった?何故こんな時に喜べるのです!?家基様が身まかられたのですよ?わが子さえよければそれで満足ですか?」
お品「そうです。私は貞次郎君の母です。この子の幸せを一番に願って当然ではないですか」
倫子「そなたは、人の痛みも分からぬほどに成り下がったのか!?なぜそんな人に」
お品「倫子様には分かりません。私にはこの子しかいないのです!」
倫子「そなた変わったな」
一方、家治は次期将軍に貞次郎を選び、幕府を強靭な体制に変えることを決意する。これには松島を解任し、後任に高岳を任命する計画が含まれる。同時に、定信は猿吉に貞次郎を始末するよう命じるが、猿吉は躊躇する。彼は定信の命を受けて罪人たちを助けることを拒むことができず、定信の命令には逆らえない。
猿吉「ほんに殺す必要があるのでしょうか?まだ幼い赤子です」
定信「儂に口答えするな。われらの使命を忘れたのか?大義の為ならば多少の犠牲はやむを得ん。そうであろう?やれ。やるのだ。やれ!」
家治は偶然お品が借りていた書物を目にする。お品が好んでいた物語を読んだお品は、自らの痛みを我慢し、貞次郎のためにも戦おうと心に決める。倫子の優しさに触れ、お品は自らの心情を打ち明ける。
お品「そなたはいいな。明るくて。こうして顔を見るだけで元気をもらえる。いつか貞次郎君に会ってもらいたいものです。これを。貞次郎君のためにこしらえたのですが、そなたにも。いつも仕えてくれているお礼です。そなたもきっと、猫を増やす人ですね。猿吉は、人から奪うのではなく、与えることのできる人です。真似をしたくてもできるものではございません」
一方、猿吉は貞次郎を殺すことができず、定信の怒りを買う。しかし、猿吉は定信がかつての姿を忘れたことに失望し、彼の指示に逆らう。この一件で定信と猿吉の関係は決裂する。
家治はお知保の心情に気づき、彼女の自殺を阻止しようとする。倫子と共にお知保を慰め、家基の絵を見せられる。お知保は家基のことを思い出し、心に闇を抱えながらも生きることを決意する。
お知保「離してください。もうこのままあの子のところに行かせてください。こんな世で生きている意味などないのです!離せ!」
倫子「私が嫌なのです!そなたを失いたくありません。家基さまは、私に思い出させてくださいました。人を思う心を。そなたの中に家基さまを感じるのです。どうか。生きてください」
そんな2人のやりとりをお品、そして家治も見ていた。
家治「全て儂のせいだ」
最後に、倫子と家治は互いの秘密を告白し、共に涙する。姫様たちの間にはさらなる混乱が訪れる前兆が感じられる中、大奥の秘密はますます厚い闇に包まれていくのだった。
家治「儂は将軍家の子ではないのだ。そなたを欺き、この城に仕える者たちを欺き、民を欺きここにいる。田沼だけがこのことを。それ故にあの者の言うことを聞く他なかった。すまない。そなたをたくさん傷つけた」
ドラマ『大奥 2024』9話 みんなの感想・レビュー・評価
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1. 感動の涙に包まれた!
大奥(2024) 第9話を観て、感動の涙に包まれました!お知保と倫子の心の交流や、家治と倫子の深い絆、そして猿吉の葛藤に胸が熱くなりました。特に、お知保が自らの苦悩と向き合い、生きる勇気を見出した場面は、心に深く響きました。倫子と家治がお互いの秘密を打ち明け、絆を深める姿も感動的でした。物語の展開に目が離せない!
2. もっと感情を豊かに表現してほしかった!
第9話では、キャラクターたちの感情がより豊かに表現されてほしかったです!特に、家治の苦悩や猿吉の葛藤は、もっと深く掘り下げられても良かったと思います。感情豊かな演技や、よりリアルな表情で描かれた場面があれば、物語により一層の深みが加わったでしょう。
3. 心に残るエピソード!
大奥(2024) 第9話は、心に残るエピソードでした!特に、お知保と倫子のやりとりや、家治と倫子の秘密の告白シーンは、感動的でした。個々のキャラクターの内面に迫る描写が素晴らしく、物語に深みを与えていました。次回も楽しみにしています!
4. 緊張感と感動が交錯する名場面!
第9話は、緊張感と感動が交錯する名場面が満載でした!特に、猿吉が定信に立ち向かう場面や、お知保が自らの過去と向き合うシーンは、見逃せませんでした。キャラクターたちの感情がリアルに描かれており、視聴者としての私も一緒に感じることができました。
5. 次回の展開が気になる!
第9話を観て、次回の展開がますます気になりました!物語がどのように進んでいくのか、キャラクターたちの運命がどう変わるのか、心待ちにしています。特に、家治と倫子の関係や猿吉の選択に注目が集まります。次回もきっと見逃せないエピソードになることでしょう!