2025年4月4日公開予定の映画『おいしくて泣くとき』では、なにわ男子の長尾謙杜が劇場映画初主演を果たします。
本作は森沢明夫の小説を原作とし、30年にわたる2人の絆と切ない再会を描いたヒューマンドラマです。
當真あみとの共演が注目される本作では、孤独を抱える少年少女の成長と、30年後に明かされる秘密を軸に物語が展開。長尾謙杜は、主人公・心也として初主演ながらも難しい感情表現に挑戦しており、新たな一面を見せてくれそうです。
心を通わせた幼馴染との「ひま部」が物語の起点
物語は、母親を亡くし孤独に生きる心也(長尾謙杜)と、家庭に居場所のない夕花(當真あみ)が「ひま部」という小さな集まりを結成するところから始まります。
お互いに寄り添い、孤独を埋め合う2人の絆が徐々に深まっていく様子が描かれる一方、ある事件をきっかけに夕花が突然姿を消します。
心也は、夕花と交わした約束を胸に彼女の帰りを待ち続けますが、30年後、予想もしていなかった形で夕花の秘密が明かされることに…。
「30年間の想い」が軸となる展開は、観客に深い感動と共感を与えること間違いありません。
公開された場面写真が伝える物語の空気感
今回公開された場面写真では、心也と夕花の温かい交流を感じさせるシーンが切り取られています。
本棚を前に笑顔を交わす2人や、石の上に座り遠くを見つめるシーンは、彼らが共有した特別な時間を象徴しているようです。
これらの写真からは、心也と夕花の純粋な絆と、後に訪れる別れの切なさがひしひしと伝わってきます。
監督・脚本陣が語る制作への想い
本作の監督を務めるのは、森沢明夫の作品『大事なことほど小声でささやく』を映画化した横尾初喜監督。
再び森沢作品に挑む横尾監督は、「登場人物たちの心の繋がりを丁寧に描きたい」と語っています。
さらに脚本は、『D&D ~医者と刑事の捜査線~』を手がけたいとう菜のはが担当。複雑な感情を繊細に描写する彼女の脚本が、物語に深みを加えています。
音楽・キャストの魅力も注目ポイント
音楽を手掛けるのは、数々の映画やドラマで知られる上田壮一。情緒あふれるメロディーが、物語の感動をさらに高めてくれるでしょう。
また、主演の長尾謙杜に加え、當真あみが演じる夕花も要注目。2人の瑞々しい演技が、観客の心を掴むに違いありません。
公開情報と公式リンク
映画『おいしくて泣くとき』は2025年4月4日より全国公開。感動的な物語と魅力的なキャスト陣が織りなす新たな名作を、ぜひ劇場で体感してください!
公式サイト: 『おいしくて泣くとき』公式サイト
公式Instagram: @oishikutenaku
公式X(旧Twitter): @oishikutenaku