10月7日に放送された朝ドラ『おむすび』第7回では、主人公の結(橋本環奈)が、二重生活を続ける中で心に秘めた葛藤がさらに深まります。
平日は真面目な書道部員として過ごし、土日は博多ギャル連合「ハギャレン」の仲間としてギャル活動を楽しむ結。しかし、姉と常に比較される苦しみや、自分の居場所を見つけたいという思いが、ついに爆発します!
パラパラショーへの誘いとリサポンの変身
結がギャルグループ「ハギャレン」と出会い、徐々に仲間意識を深めていく中、「糸島フェスティバル」でのパラパラショーに参加するよう強く迫られます。しかし、結は書道部での活動や家族にギャルの姿がバレることを恐れ、参加を拒否。ここで登場するのがリーダーのルーリー(みりちゃむ)の脅迫まがいの冗談。彼女は「一緒に撮ったプリクラを実家に送るよ」と結を揺さぶります。これにより、結は再びハギャレンの掟に従わざるを得なくなり、二重生活の苦しみが一層深まっていきます。
一方、リサポン(田村芽実)はギャルと女子高生という二つの顔を使い分ける巧みさを披露!結との待ち合わせのシーンでは、リサポンがトイレに20分こもり、完全なマンバ系ギャルに変身して登場。「メイクって面倒くさくないの?」という結の疑問に対して、リサポンは「変身みたいで楽しい!」と明るく答えます。彼女の「自分らしく楽しむ」姿勢は、ギャル文化が持つ自由さと自己表現の大切さを象徴しています。
パラパラテストでのギャルたちの絆
ハギャレンのメンバー、ルーリー、タマッチ(谷藤海咲)、スズリン(岡本夏美)が結を待ち構えている場所に到着した彼女は、突然のパラパラテストを受けることに。「これからアンタをテストするけん!」とキレのある動きでパラパラを披露するメンバーたちに、結は圧倒されます。振り付けは、かつて渋谷のカリスマギャルとして名を馳せたRumi(ルミリンゴ)が担当。パラパラの複雑でキレのある動きに、視聴者もギャル文化の魅力を改めて感じる瞬間でした。
しかし、結はこのギャルの世界に完全に馴染むことができず、どこか疎外感を感じます。特に、タマッチからの「アンタもできるやろ?アユの妹やけん」という言葉が、結の心をさらに追い詰めます。常に姉と比較され続けることへのプレッシャーが、結の中で大きくなっていくのです。
書道部での安らぎと父親への反抗
一方、結が心の安らぎを感じるのは、憧れの風間先輩(松本怜生)がいる書道部の活動中です。書道部では、野球部の大会に向けた横断幕を作成することになり、仲間たちと一緒に一つの目標に向かって頑張ることに楽しさを見出す結。「みんなで一つのことをやるのって楽しい!」と心を踊らせ、彼女は書道部での居場所を確かに感じ始めます。
しかし、そんな楽しい時間の後、家に戻ると予期せぬ訪問者が。なんとリサポンが突然米田家に現れます!ギャルの友達が家に来るなんて…と動揺する結ですが、リサポンは結の母・愛子(麻生久美子)や祖母・佳代(宮崎美子)に丁寧に挨拶を交わします。このシーンでは、リサポンのギャルでありながらもきちんとした礼儀正しさが際立ち、ギャルの持つ多面的な魅力を感じさせます。
結の涙と「お姉ちゃんとは違う」の意味
物語が進むにつれて、結の心に潜む姉・歩(仲里依紗)との比較がさらに強調されていきます。タマッチの「アユの妹やけん」という発言により、結は再び姉と比べられ、自分のアイデンティティが脅かされます。そんな中、父・聖人(北村有起哉)が心配し、家の最寄り駅で結を待っていたシーンがクライマックスへとつながります。
「そんなにウチのことが信じられんの?」 「ウチはお姉ちゃんとは違う」
結が涙を流しながら父に訴えるこのシーンは、彼女が抱える心の痛みと、周囲からの期待に応えなければならないプレッシャーが爆発した瞬間です。
結は、自分を姉と比べられることに対して深い傷を負っており、その苦しみが父親への反抗という形で現れます。この反抗心は、今後の結の成長と、ギャルとしての自己表現を追求するきっかけになるかもしれません。
まとめ:結は自分の道を見つけられるのか?
朝ドラ『おむすび』第7回では、結が姉との比較に苦しみながらも、自分自身を見つけ出そうとする姿が描かれました。ギャルとしての自分、そして書道部員としての自分。二つの全く異なる世界での生活を通じて、結はどの道を選ぶのか。そして、家族との関係をどのように乗り越えていくのかが今後の重要なテーマとなりそうです。
結の心に秘めた葛藤や、ギャルとしての成長を見守りつつ、次回の展開がますます楽しみですね!
朝ドラ「おむすび」全話視聴率・推移まとめ!
2024年9月30日より放送開始のNHK連続テレビ小説「おむすび」は、平成時代に生まれたヒロイン・米田結(よねだ ゆい)が栄養士として成長していく物語です。主演を務めるのは橋本環奈さんで、結は博多出身のギャルという個性的なキャラクター。激動の平成から令和にかけて、食と人との繋がりをテーマに、家族や友人、周囲の人々との交流を描いていきます。 結は、伝説のギャルである姉・歩(演:仲里依紗)や、自由奔放な祖父(演:松平健)など、ユニークな家族に囲まれて育ちます。また、結の成長を支える幼なじみや友人たちも登場し、 ...
『おむすび』第19話:結が初のギャルメイク!父と友人たちのリアクションに注目!
10月19日に放送された朝ドラ『おむすび』第19話では、ついに結(橋本環奈)が初めてのギャルメイクに挑戦しました! 糸島フェスティバルに向けて準備を進める中で、結がギャル姿を披露するという見どころが満載のエピソードです。しかし、結のギャルメイクに対する父・聖人(北村有起哉)や友人たちの反応が意外な展開を見せ、さらにはフェスティバルで起こる波乱も加わり、視聴者を楽しませました。 ギャルメイクで登場!結の姿に注目 今回のエピソードで特に注目されたのは、結が初めてギャルメイクを披露したシーンです。90年代と20 ...
時短で朝ドラ「おむすび」4週16話〜20話ネタバレ!結ちゃんとギャルの対決が加速⁉︎『うちとお姉ちゃん』今後の展開予想
NHKの朝ドラ『おむすび』がついに4週目に突入!16話から20話では、結ちゃんとギャルたちの対立が一層深まり、物語の核心に迫る展開が描かれています。ここでは、結ちゃんとギャルたちの熾烈な争い、そしてこれからの展開予想について徹底的に解説していきます! 結ちゃんの決意が揺るがない!ギャルとの対立の行方は? 物語は、結ちゃんが学校に戻るシーンから始まります。今週のエピソードでは、彼女が意外なギャルグループと正面衝突することに。伝説的なギャルとして噂されている歩の姉・歩美(あゆみ)が登場し、結の立場がさらに厳し ...