あらすじ ©︎ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社
第1118話「自由になる」は、物語が急展開を迎える重要なエピソードです。五老星ウォーキュリー聖の突進で海に落下した鉄の巨人が「ジョイボーイ ドコヘ行った」「会いたいな 居たよねジョイボーイ 変ダナ 変ダナァ」と心の中でジョイボーイを探しているシーンから始まります。眠りについていた鉄の巨人が目覚めたのは、ギア5ニカルフィが解放のドラムの音を鳴らしたか、ニカの太陽エネルギー的なものが原因と考えられます。もしくはその両方かもしれません。
一方、アラバスタのコーザやトト、ドレスローザのレベッカやトンタッタ族らがベガパンクやルフィに反応し、ルフィらDの一族に協力する姿が描かれています。特にアラバスタは後に天竜人となる20の王国の王族でありながら、裏切りDの一族となったリリィ女王が治めていた地で、多くの国民がルフィを支援するでしょう。ジョイボーイの力を持つルフィが空白の100年を再び繰り返す可能性が示唆され、イムや五老星は焦りを見せます。
五老星ウォーキュリー聖らが次に狙うのは現在パンクレコーズにアクセスしているサテライトのリリスとアトラスです。ステラ（ベガパンク）が死んだ後もパンクレコーズは成長を続けるように設計されていたため、ヨークの成長は五老星ら世界政府にも利があるが、それ以外の天才は不要と判断し、彼女らの命を狙います。リリスとアトラスが無事に生き延びれば、その科学技術はDの一族との戦争で大きな障害となるでしょう。
突如発生した地震の原因は、食事をして復活しギア5ニカに変身したルフィでした。海面が解放のドラムのリズムに合わせて踊り出し、海面が上昇したことに驚く海兵たち。ルフィのニカ化を見たベガパンクがその姿を「ニカ」とボニーに教え、トシトシの実の能力で「自由な未来」を想像し、ボニーもニカに変身しました。これにより、ボニーは巨大化だけでなくニカ化も可能となり、エルバフの巨人族はニカになったルフィとボニーを見て「ニカが2人」と言い、海兵たちは「白い巨人族！？」と驚いています。 サターン聖は、ボニーを実験台にしてニカ化させ、ゴムゴムの実を食べた者と戦わせて始末するつもりだったかもしれませんが、実験は失敗し、ボニーを放置したためニカを2人存在させる事態を生み出してしまいました。
考察 今回のエピソードでは、ルフィとボニーが同時にニカに変身するという驚愕の展開が描かれました。この事態は、物語の重要な転換点となる可能性があります。
ボニーのニカ化は、彼女のトシトシの実の能力が覚醒し、「自由な未来」を想像する力が強化された結果 と言えます。これにより、彼女はルフィと共に巨大な力を手に入れ、Dの一族との戦争において大きな役割を果たすことが予想されます。
また、鉄の巨人の動力源が解放のドラムの音やニカの太陽エネルギーと関連している点も重要です。もしルフィとボニーが同時にニカの力を発揮すれば、鉄の巨人の力も2倍になる可能性があり、これが戦局を大きく左右するでしょう。
さらに、五老星やイムの焦りも見逃せません。彼らはジョイボーイの力を持つ者たちが再び現れることを恐れ、その力を封じるために様々な策を講じてきましたが、ボニーのニカ化という予期せぬ事態により、その計画が大きく狂わされることとなりました。サターン聖の実験が失敗し、ボニーを放置したことが彼らの無能さを露呈させる結果となりました。
まとめ 第1118話「あたしが一番自由な未来」では、ルフィとボニーのニカ化が物語の重要な転換点として描かれました。これにより、Dの一族との戦争がさらに激化し、物語は新たな局面へと突入します。五老星やイムの計画が狂わされる中、ルフィとボニーの活躍がどのように展開されるのか、今後の展開が非常に楽しみです。
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