なにわ男子の大西流星が、東京・渋谷で開催された「SABON NOIR Discovery Lounge」オープニングセレモニーに登場した。美容好きとして知られる彼は、新商品の魅力を語ると同時に、自身のセルフケアのこだわりや家族とのエピソードも披露。ファンにとっては、大西流星という人物像をより立体的に知ることのできる場となった。
美容オタクとしての顔
大西が手に取ったのは、9月25日発売の新商品「フェイスポリッシャー クラリファイング」。実際に使用感を体験した彼は、スクラブ特有の刺激がなく、むしろ心地よい感覚が得られるとコメント。「ユーカリの香りでリラックスできるし、夜のケアにもメイク前にも合う」と語る姿は、自らの美容知識と実感を交えた説得力に満ちていた。
ステージ上でも自然と美容トークが弾む様子からは、彼が単なるアンバサダーではなく、日常的にスキンケアを実践していることが伝わってくる。
バスタイムは「1日のリセット」
多忙な日々を送る中でも、大西が大切にしているのはバスタイム。「1日のリセットになる時間」として、連絡を返したり考えごとを整理したりと、自分に向き合う貴重な時間だと語る。
「10分でも湯船に浸かるといいと聞いたので、家に帰ったらまずお風呂に水をためて、溜まったらすぐに入るんです」──そんな習慣は、健康維持はもちろん、彼のパフォーマンスを支える基盤にもなっている。
父とのスキンケアトーク
印象的だったのは、家族にまつわるエピソードだ。贈りたい相手を聞かれると「親ですね」と即答。とくに父親は最近スキンケアに興味を持ち始めたそうで、「自分もやってみたい」と声をかけられたという。
大西は「お父さんと美容の話をする日が来るなんて思わなかった」と笑いながらも感慨深げ。さらに「父の顔は自分を少し大人にした感じ。眉毛がしっかりしていて、顔がほぼ一緒なんです」と明かし、会場を和ませた。
イベントを締めくくるメッセージ
最後には「男女問わず幅広い世代に楽しんでもらえる商品。ぜひ体験して、SABONの魅力を感じてほしい」と呼びかけた大西。頭を下げた瞬間にユーカリの香りがふわりと漂い、思わず「めっちゃいい香り!」と声を上げる自然体な姿は、彼の人柄を象徴していた。
大西流星という人物像
なにわ男子のメンバーとして活躍する大西流星は、グループの中でも特に美容やセルフケアへの関心が高いことで知られる。雑誌やバラエティでも「美容オタク」として取り上げられることが多く、その知識や実践力はファンの間でも注目の的だ。
今回のイベントで見せた「美容を通じた父との交流」は、大西が持つ優しい人柄と家族思いな一面を映し出している。同時に「日々のリセット時間を大切にする姿勢」は、多忙なアイドルとして活動する彼が、自分を保つための知恵でもある。
こうしたエピソードは、大西流星という人物を単なる「アイドル」以上の存在に感じさせる。美容やセルフケアを入り口に、自分自身を整え、周囲とも新しい関係を築いていく──そんな自然体の生き方が、多くの人を惹きつけているのだろう。