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「夫を殺しちゃった…!?」衝撃スタート『夫よ、死んでくれないか』安達祐実×相武紗季×磯山さやかが語るリアルな女の本音「3人とも嫌(笑)」

「夫を殺しちゃった…!?」衝撃スタート『夫よ、死んでくれないか』安達祐実×相武紗季×磯山さやかが語るリアルな女の本音「3人とも嫌(笑)」

🔥“全夫が震える”マリッジサスペンス、再び。

テレビ東京の深夜枠がまたやってくれた――。

4月7日より放送開始された新ドラマ『夫よ、死んでくれないか』は、タイトルからしてただごとじゃない。原作は丸山正樹による同名小説で、同局の話題作『夫を社会的に抹殺する5つの方法』『夫の家庭を壊すまで』に続く、通称「夫シリーズ」第3弾だ。

今回の物語は、夫への不満を抱える3人の主婦が、偶然にも命がけの局面に追い込まれていくというマリッジサスペンス。主演を務めるのは、安達祐実・相武紗季・磯山さやか。大学時代からの親友という設定で、それぞれまったく異なる“夫問題”に直面していく。

🧨夫をめぐる3つの“地獄”が交差する

本作に登場する夫たちのキャラが、とにかくヤバい。

  • 不倫して突然失踪する夫(麻矢の夫・光博)
  • 過剰な束縛で妻を追い詰める夫(璃子の夫・弘毅)
  • モラハラ全開で支配する夫(友里香の夫・哲也)

この“トリプル地獄夫”に対し、安達・相武・磯山が演じる3人の妻たちは、それぞれ異なる方法で爆発寸前の感情と向き合っていく。

🎙キャストが語る「それでも妻でいる意味とは?」

👩安達祐実(麻矢役):

「麻矢は、いちばん“普通”な人。仕事も家庭も、すべてに葛藤を抱えながら生きていて……。そんな彼女が、いつ感情を爆発させるかを見守ってほしいです。」

安達は、ドラマの中で「死ね」と口走ってしまうシーンを撮影済みだそうで、そのときの気持ちをこう語る。

「感情の高ぶりで、本当は言いたくない言葉が口をついて出る。その瞬間には、怒りだけじゃなくて、悲しさや寂しさ、人間の愚かさが詰まってるんです。」

👩相武紗季(璃子役):

「璃子は勝ち気でちょっと男っぽい性格。でもその分、家庭の描写はまさかのコメディ寄りで(笑)。そのバランスがすごく難しいんです。」

感情表現のさじ加減に相当な神経を使っているようで、「笑えるけど怖い、リアルだけどフィクション」なギリギリを狙っているとのこと。

👩磯山さやか(友里香役):

「友里香は“よくいる主婦”っぽく見えるけど、実は何考えてるかわからない。不思議さを出したくて、演じていても時々迷子になります(笑)。」

そして何より衝撃的なのは、友里香が発したこの一言。

「……夫を殺しちゃった。」

このセリフが物語の大きな転換点となり、3人の人生が一気に転がり出す。

😂3人とも「夫は基本的にイヤ」

インタビューの終盤、キャスト3人に「この中で“まだ許せる夫”を選ぶとしたら?」という質問が飛んだところで、場の空気が一変。

安達と磯山は「束縛はあるけど危害はないから…弘毅(相武の夫)かな?」と苦笑まじりに回答。しかし、相武本人は即座にツッコミ。

「やめたほうがいいですって、2人とも!(笑)」

結局、3人の結論はこうだ。

「いやもう、基本的に3人とも嫌です(笑)

「決められないほど、どれも地獄」

「というくらい個性的な夫たちなので、ぜひご覧ください!」

――なんという潔さ。そして、なんというリアルさ。

👥役者同士のケミストリーが面白すぎる

実はこの3人、すでに“ドラマの中の親友”以上に息が合っている様子。

  • 安達が塚本高史を「高校の後輩」と語れば、
  • 相武は「高橋光臣さんとは初共演だけど、明るくて楽しみ」と返し、
  • 磯山は「塚本さん、猫っぽいんですよね。人懐っこくないけど優しい(笑)」と独特な視点で語る。

和気あいあいとしながらも、それぞれの演技に真剣に向き合っているのが伝わってくる。

📺放送&配信情報まとめ

  • 放送局:テレビ東京系列
  • 放送日時:毎週月曜 23:06〜23:55
  • 見逃し配信:TVer、テレ東HP、Lemino、U-NEXT(予定)

🔍なぜ今、“夫よ、死んでくれないか”なのか?

近年、SNSやネット掲示板では「夫の愚痴」「パートナーとの不和」がかつてないほど可視化されるようになった。

共働き世帯の増加、ジェンダー意識の変化、そして育児や介護の分担など、現代の結婚生活は「ロマン」よりも「交渉と我慢」で成り立っている現実がある。

このドラマの人気の背景には、次のような要素があるだろう。

✅ 1. “共感”より“代弁”の時代へ

登場する3人の妻たちは、完璧でも理想的でもない。

それでも多くの視聴者は「言えない本音を代わりに言ってくれた」と感じているはずだ。

✅ 2. “女の友情”が主軸のサスペンス構造

ミステリーではあるが、心の軸にあるのは「親友同士の関係性」。

女たちが手を取り合い、男社会の理不尽に立ち向かう姿は痛快であり、希望でもある。

✅ 3. “夫のパターン化”にあるカタルシス

不倫、束縛、モラハラ…実際に起こりうる事例を“極端化”して提示することで、視聴者の中の怒りや不安が浄化されていく。

まるで「心のデトックス」だ。

✍️まとめ:これは笑える“サスペンス”、でも笑ってばかりはいられない

『夫よ、死んでくれないか』は、タイトルのインパクトに違わぬ強烈な物語だ。

しかしその中には、現代の結婚に潜むヒリつくような現実と、そこから一歩踏み出そうとする女性たちの力強さが確かに描かれている。

そしてその中核を支えているのが、安達祐実・相武紗季・磯山さやかという実力派3人の絶妙なバランスと、本音トーク全開の演技力。

次回、彼女たちがどんな決断を下すのか――ぜひその目で確かめてほしい。

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この記事を書いた執筆者・監修者
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ポプバ ドラマ部:佐伯・Pちゃん

脚本家の視点でドラマを深掘る、雑食系オタクライター。
幼少期からドラマと映画が大好きで、物語を追いかけるうちに自然と脚本を書き始め、学生時代からコンクールに応募していた生粋の“ストーリーマニア”。現在はドラマのレビュー・考察・解説を中心に、作品の魅力と課題を両面から掘り下げる記事を執筆しています。
テレビドラマは毎クール全タイトルをチェック。「面白い作品だけを最後まで観る」主義で、つまらなければ途中でドロップアウト。その分、「最後まで観る=本当に推したい」と思える作品だけを、熱を込めて語ります。
漫画・アニメ・映画(邦画・洋画問わず)にも精通し、“ドラマだけでは語れない”背景や演出技法を比較的視点で解説できるのが強み。ストーリーテリング、脚本構造、キャラクター心理の描写など、“つくる側の目線”も織り交ぜたレビューが好評です。
「このドラマ、どう感じましたか?」を合言葉に、読者の感想や共感にも興味津々。ぜひ一緒にドラマの世界を深堀りしていきましょう!

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