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【はじめの一歩】幕之内一歩、現役復帰までもうすぐ!?徹底考察まとめ!

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現在、WBA世界フェザー級タイトルマッチ、絶対王者リカルドVSウォーリー戦が始まりました。

同じフェザー級で主人公の幕内一歩が現役引退して今はセコンドとして活躍しています。

しかし、主人公がこのまま終わる訳はありません。

今回は一歩が現役復帰するのか、伏線、展開を考察していきます。

 

現役引退した一歩

・世界2位のアルフレド・ゴンザレス戦


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

戦績:24戦23勝1敗23KO

WBC世界ランキングは7位。

1敗は日本タイトルマッチでの伊達英二だけ。

相手は世界2位のアルフレド・ゴンザレス。

世界前哨戦と言われた試合でギリギリの一歩は圧倒されます。。

試合中には鴨川会長の頭にウォーリー戦とミゲルの言葉がよぎりながら、
最後のKO目前での一撃で一歩はカウンターを喰らいKO負けしてしまいます。

 

・ファリピン国内王者ゲバラ戦


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

戦績:25戦23勝2敗23KO

WBC世界ランキングは8位。

初のサウスポーが相手だったが、力としては一歩が優勢でした。

しかし、一歩は自分自身の異変に気づいており感謝の為に
新型デンプシーロールを鴨川会長に見せる事に固執してしまい、カウンターを喰らって連敗してしまいます。


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

戦歴:26戦23勝3敗23KO

WBC世界ランキングは10位。

試合後の精密検査では異常なし、健康体と言われた一歩。

しかし先を考え故障するリスクと家業を考え引退を宣言します。

 

トレーナー、セコンドとしてジム復帰する一歩

篠田さんからトレーナー、セコンドとしてジムに復帰して欲しいと言われ、

反対する久美をよそに人の役に立てるのならと要請を呑む事とします。


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

青木、木村、板垣らのセコンドに付き、活躍する。

 

・ライバル宮田一郎


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

永遠のライバルとも言える宮田一郎。

宮田は目標を失ったのか減量で羽を無くしたと自らが認める様に絶不調で、
階級を上げるかどうか迷っていました。

ライバル一歩の現役復帰できる可能性を探るため一歩との会話。


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

宮田はパンチドランカーと診断したのは誰かと尋ね、
その問いに答える事ができなかった一歩。

一歩の態度を見て、いい答えをもらったと
何も約束はしない、自分の道は自分で決めると階級を変えることはなさそうな感じで立ち去ります。

 

・後輩、板垣学


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

一歩と宮田を見て、大体の見当がついていた板垣ですが、

板垣もまた、一歩がパンチドランカーだと断定した人間は誰一人いない
期待も込め、しかし一歩の家事情、
ボクシング同等、いやそれに匹敵する世界一大切な存在をわかってもいました。

 

・現日本フェザー級チャンピオン今井京介


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

宮田の防衛戦を一緒に観戦した後輩板垣のライバルであり、
現日本フェザー級チャンピオン今井京介。

宮田の苦戦する姿に不憫で気の毒だと言っていました。

今井本人を含め、一歩の引退で目標をなくした者に対し責任を感じるべきだと言い放ちました。

 

伊達英二と息子、伊達雄二との約束

・伊達英二との”バトンタッチ”

一歩に初めての敗北を経験させ、尊敬する人物の一人伊達英二。

世界戦でWBA世界フェザー級、絶対王者リカルドに圧倒的な力の差を見せつけられ敗北してしまいます。


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

伊達英二の病院にお見舞いに行った一歩。

この時、日本のフェザー級を託されバトンタッチしました。

 

・伊達雄二との”約束”

日本王者だった一歩に次に挑戦するのは一歩でしょ?

パパの仇を取ってくれと言う息子の雄二に聞かれた一歩は

「ゴメンねボクじゃ無理だよ。リカルド・マルチネスは強すぎる…
今のボクじゃ歯がたたないよ」


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

「今の」という言葉をを強調し、一歩との
リカルド・マルチネスの対戦を示唆しているように感じます。

 

・成長した伊達雄二との会話


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

伊達英二の息子の雄二は成長し、ボクシングを初めていました。

リカルド・マルチネスと千堂のスパーリングの話で盛り上がり
世界戦に辿り着いて欲しいと話している時、雄二はサンドバッグを叩き怒りを顕にする。

千堂を相手に勝っているのに横取られる、自分の年齢では間に合わないが
幼少期の約束、リカルド・マルチネスと対戦する日本人は一歩だと信じていたと話します。

「あの時ーー今の自分じゃ無理だと言いましたよね?
いつならいいんですか?」

と問いロードワークに出てその場を去って行きました。

この言葉にハッとする表情の一歩が描写されます。

 

復帰するのに必要なのは”熱”

・伊達英二の経験談

再起した経験のある伊達英二の経験談。

一歩に再起を願う、今までの対戦者の面々。


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

重要なのはボクシング”熱”

一度も冷めていない事が重要だと言う伊達。

一度冷めてしまうと伊達英二でもわからないらしい…です。

 

・引退しても日常的に鍛えている一歩


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

記者の飯村真里の勧めで千堂からヒントを受け、
パワーアンクルを日常的につけてトレーニングしていました。

引退し、トレーナー・セコンド活動する中でもずっと今も変わらず付けています。

 

・ゴンザレス戦前の千堂とのミット打ち


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

ゴンザレス戦へ向け、千堂にアドバイスをする一歩。

この時、直接伝えるべくミット打ちで感覚を伝えようとします。

ゴンザレスのパンチの角度を教える際にパワーアンクルを外す一歩。

この時にパンチ力が上がっている様に描かれます。

その威力に驚く千堂。

この時のタイトルは『鷹村像は見ていた』

 

・接骨医、山口先生(山口智子)


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

以前から一歩をサポートしている山口接骨院の山口先生。

パワーアンクルの効果的に活用するアドバイスもしました。

そんな山口先生から見ても引退して尚、
日常的にパワーパワーアンクルを使用している一歩に対し、

元々持っていた筋肉や体幹に加え、じっくりゆっくり蓄えられ
今なら難なくデンプシーロールを打てるかもと考察する山口先生がいました。

 

・千堂VSゴンザレス戦

千堂VSゴンザレス戦でリング脇で観戦していた一歩。

その戦いを見て、リングでしか味わえない高揚感、限界を超えているコトすら気づかない幸せがそこにある
うらやましい…と思う一歩の姿がありました。

最高潮で戦う千堂とゴンザレス。

そんな中でのレフェリーストップ

グローブのテープが剥がれたのが原因でした。

ダメージや疲労を抜くために時間を稼ごうとする西に対して

「時間をかけちゃダメだ!
千堂さんは滾っている!冷やしやダメだ!!」

と叫ぶ一歩。


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

2度も対戦している千堂の性格を把握している一歩だからこその的確な状況判断。

このアドバイスにより千堂はゴンザレスに勝利する事ができました。


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

試合終了直後、試合の中でさらに強くなった千堂の戦いで
右同士のカウンターを含めとても勉強になったと言い、
そんな姿を見たスカマラスカラはすぐにでもリングに上がりたそうだと例えます。

リカルド・マルチネス


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

千堂とのスパーリング後に、千堂VSゴンザレスの試合が決まりました。

千堂、ゴンザレス2人と対戦していた一歩とスパーリング経験のあるリカルド・マルチネス。

デンプシーロールで印象的で覚えているリカルドは珍しい。

そんな一歩を『世界は彼を中心に回っている、そんな気にさせてくれる』と思わせるほどでした。

 

・計量時


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

セミファイナルの千堂とゴンザレス。
メインのリカルドの計量時に、引退した一歩を中心に豪華な面々が取り囲む。

この状況にマスコミを驚いていました。

西も一歩は巻き込まれていくタイプだと推測しています。

 

・ウォーリーVSリカルド・マルチネス


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

ウォーリーとの対戦が決まったリカルド。

ウォーリーの戦績は25戦24勝1敗19KOの情報。

1敗が気になるリカルドはその1敗が一歩が付けたものだと知ります。

ここでも一歩の名を聞くことになり意識するリカルドの姿がありました。

 

・現IBF世界ジュニアライト級王者ヴォルグ・ザンギエフ

IBF世界ジュニアライト級王者ヴォルグとのスパーリング。

以前、引退状態でも一歩のデンプシー破りの攻略ため協力したヴォルグを思い出し、
恩を返そうとスパーリング相手を務める一歩。


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

世界王者のヴォルグの警戒レベルをMAXにさせた上、
ヴォルグの白い牙(ホワイトファング)を手で掴み取る一歩。

トレーナーとしての経験が活きた一歩。


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

さらに進化したデンプシーロールで縦回転を加えた新型を披露しようとします。

しかし、途中で千堂が割って入り中断します。

この時の一歩は痛みなく縦回転のデンプシーロールが打てていました。

 

・浜団吉

団吉は一歩の外したパワーアンクルを手に取り、脚力・腕力の強化、成長を感じていました。


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

棺桶に片足突っ込んでいる団吉には朧げながら見えると言います。

「わずかにともる光に賭け、時を経て芽吹くよう埋め込まれたそれは
儚き夢かはたまた妄執か
いずれにせよ願望成就は世に稀なコト。
そして引き金無くしては何も起こらん。

と話していました。

 

・ウォーリー


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

一歩からボクシングの楽しさを学んだウォーリーはボクシングが嫌いになったのか尋ねます。

ボクシングは大好きだと答える一歩。

ウォーリーは「まだ強い、まだやれるのにどうして辞める」のか続けて問うと

「事情とボクシングの素晴らしさを少しでも伝えるコトができたらと今は一生懸命で

と一歩の答えに対して、「今は…か。そうか。」”今は”と言う言葉に納得していたウォーリーでした。

 

・鷹村守


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

3階級制覇の為、神社で祈願した際に
一歩の選手の分析力成長に少しはマシになった事を感じ、
もう一度ボクシングをやってみたいとは思わないのか?と少し期待を込め一歩に問います。


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

ボクシングより重い母親の存在がいる事を即答で返す一歩。

その答えに少しガッカリした様子を見せる鷹村。

鴨川会長にはもう一歩に期待するなと言っている割に
鷹村自身もどこかで一歩に期待している様に感じます。

 

・”強い”という意味と答え


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

引退を宣言した一歩でしたが、ボクシングを始めるキッカケともなった
『強い』という意味と答えが出ていないと一歩自身も感じていました。

復帰の”カギ”を握るのは…!?

・間柴久美


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

一歩との会話の中でチラホラとボクシイングの話題の中で
握り拳を握る一歩の姿あります。

ボクシング熱は冷めていないように思えます。


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

そんな一歩の姿を見て見ぬ振りをしているのか、
復帰反対の気持ちからそうなるのか、わかりませんが一歩のことが好きな久美は
復帰する壁になることは間違いないでしょう。

しかし、クミの方が折れる事も間違いない様に思えます。

 

・一歩の母(幕之内寛子)


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

ボクシングより大切な存在である一歩の母親。

心配かける事を気がかりとしながら、母親に負担をかけたくない想いもあり
パンチドランカーになると周りが大変になることから

釣り船屋を継ぐことも視野に入れると最大の壁になると思います。


(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)

しかし、復帰する上では母親の一言全てがひっくり返るとも言えます。

息子の背中を押すのもこの人しかいないでしょう。

 

まとめ

一歩が現役に復帰する理由として

  • ライバル宮田一郎の存在
  • 伊達英二との”バトンタッチ”
  • 伊達雄二との”約束”
  • 引退した一歩の進化
  • 絶対王者リカルド・マルチネスの周りを取り巻く一歩の存在
  • ”強い”という意味と答えが出ていない
  • クミとのストーリー
  • 母親の存在と母親の一言

この要素から一歩は必ず現役復帰することは間違いないでしょう。

あとはどんな展開、どんなタイミングで復帰するのか
そこが注目ポイントですね。

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