女ヶ島でハンコックを連行しようとするコビー筆頭とする海軍との間で
戦闘が行われていました。
その間に割って入り、ハンコックの能力である”メロメロの実”を狙っている黒ひげ。
”能力者狩り”をしている黒ひげ海賊団。
悪魔の実を厳選していると思われる中、なぜ”メロメロの実”を狙ったのでしょうか。
今回はそこを考察していきます。
ボア・ハンコック
(©️尾田 栄一郎「ONE PIECE」/集英社)
通称:「海賊女帝」「蛇姫」
懸賞金は元8000万ベリー現在、19億5900万ベリー。
”メロメロの実”の悪魔のみの能力者。
元王下七武海の一人で、女ヶ島アマゾン・リリーの皇帝であり、ゴルゴン三姉妹の長女で
世界一ともうたわれる美貌とメロメロの実の能力で如何なる傍若無人な態度も許されてきた。
ルフィに惚れています。
・ハンコックのモデルとされるメデューサ
(©️Wikipedia)
メドゥーサ(古希: Μέδουσα, Medoūsa)は、ギリシア神話に登場する怪物です。
ゴルゴーン3姉妹の1人である。名前は「女王」を意味する。
姉はステンノー(「強い女」の意)、
エウリュアレー(「広く彷徨う女」あるいは「遠くに飛ぶ女」の意)と呼ばれ、
メドゥーサは三女に当たります。
メロメロの実の能力
(©️尾田 栄一郎「ONE PIECE」/集英社)
メロメロの能力は自らの美しさに加え老若男女を問わず心を誘惑して
メロメロにし石化してしまうチート級の能力をもった悪魔の実です。
能力は覇気の覇王色と相性がいいように思えます。
覇気が強ければ強いほど威力が増すのではないでしょうか。
メロメロの能力が覚醒すれば一体どうなるのでしょうか?
誰も勝てないかもしれません。
・メロメロ甘風(メロウ)
両手でハートマークを作り、そこからハート形の光線を放ち邪心を持つ相手を石化する。
ただし、ルフィのように邪心がない者や、モモンガのように無理矢理邪心を抑え込んだ者には効果がない。
・銃(ピストル)
キス投げキスで作ったハートマークを弾丸のように飛ばす。
メロメロ甘風の効かなかったゴム人間のルフィにも効く。
・虜の矢(スレイブアロー)
投げキスで作った巨大なハートマークを弓のようにして破裂させ、広範囲に石化効果を持つ矢を放つ。
物質にも効果あり。
・芳香脚(パフューム・フェムル)
石化と粉砕を同時に行う蹴り。虜の矢同様、物質にも効果があり、
スモーカーの七尺十手や、鋼鉄以上の強度持つパシフィスタを破壊している。
ハンコックの”能力”を狙う黒ひげティーチ
(©️尾田 栄一郎「ONE PIECE」/集英社)
以前、黒ひげは七武海制度が撤廃になった後に
「海軍に取られるぐれェならおれが貰っちまおう‼︎」と発言しますが
一体何を狙っているのかは分かってはいませんでした。
(©️尾田 栄一郎「ONE PIECE」/集英社)
しかし、女ヶ島でハンコックを連行しようとするコビー率いる海軍との間で
戦闘が行われていました。
その間に割って入り、ハンコックの能力である”メロメロの実”を狙っていることが判明しました。
海軍や黒ひげ海賊団を”虜の矢(スレイブアロー)”で応戦
(©️尾田 栄一郎「ONE PIECE」/集英社)
広範囲の石化効果を持つ”虜の矢(スレイブアロー)”を放つハンコック。
さすが元七武海です。
多勢にも臆せず、能力を存分に発揮しています。
(©️尾田 栄一郎「ONE PIECE」/集英社)
(©️尾田 栄一郎「ONE PIECE」/集英社)
少佐であるヘルメッポやヤマカジ中将まで石化しています。
そして驚くことに黒ひげ海賊団の「巨漢船長」でもある”カタリーナ・デボン”や”バスコ・ショット”などインペルダウンの「LEVEL6」に収容されていた囚人でもあった2人も石化しています。
黒ひげやコビーはルフィ同様に能力が効かない!?
(©️尾田 栄一郎「ONE PIECE」/集英社)
新兵器パシフィスタの『セラフィム』が石化した海軍が多くいる中、
石化など関係なく暴れます。
そんな中ハンコックは次の技『”芳香(パフューム)”…』
芳香脚(パフューム・フェムル)で新兵器パシフィスタの『セラフィム』を粉砕しようとしたのか…
新技だったのか…
・黒ひげのヤミヤミの実の能力で技を封じ込められたハンコック
(©️尾田 栄一郎「ONE PIECE」/集英社)
ヤミヤミの実(自然系)の能力で特徴の一つでもある
悪魔の実の能力者の実体を正確に引き寄せ、触れている相手の能力を無力化するを利用し
ハンコックを捕まえます。
それを目の前で見るコビー
黒ひげとコビーは石化してないのは明白です。
ハンコックの石化能力はルフィ同様に効いてないようにも見えます。
・ハンコックの石化は黒ひげ、コビーには効く
ここで思い返してもらいたいのですが、
ハンコックが使った技は”虜の矢(スレイブアロー)”
(©️尾田 栄一郎「ONE PIECE」/集英社)
おそらく、黒ひげやコビーは狙わなかっただけではないでしょうか。
・黒ひげ自身が言っている
(©️尾田 栄一郎「ONE PIECE」/集英社)
「手を離したらお前はおれ達を『石』にするそれで終わりだ違うか?」を発言しています。
これに対してコビーは「……………」になっていて、効かない可能性もありますが
おそらく石化になってしまうと思われます。
黒ひげは自分も石化してしまうことがわかっています。
石化してしまえば終わるとも…
それがわかっていた黒ひげはだからハンコックの能力である”メロメロの実”を狙ったのではないでしょうか。
奪った場合
・黒ひげ自身が食べ、”グラグラの実”との合わせ技
・仲間で部下でもある「巨漢船長」の誰かにその実を食べさせようと考えた
などを考えていたのではないかと思います。
ハンコックが石化した能力はハンコック以外は解除できない
(©️尾田 栄一郎「ONE PIECE」/集英社)
ここで”メロメロの実”の新事実がわかりました。
・”メロメロの実”の能力はハンコックの美しさがあってこその能力。
・ハンコックが能力を使って石化したものはハンコックが死んでも石化は解除されない
・次の能力者でも解除できない
駆け引きにも持って来いの能力ですね。
”メロメロの実”の能力はやはりチート級の能力ですね。
黒ひげも自分の野望のために存在がちょっと邪魔なのかもしれません。
それがわかっているから狙ったことがわかりますね。