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ドラマ「Re:リベンジ 欲望の果てに」11話 最終回ネタバレ・視聴率・考察・感想|陰謀と真実の狭間で揺れる決断!

ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに』11話 最終回あらすじ

陰謀と真実の狭間で揺れる決断!

ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに』11話あらすじ

©︎ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに』11話 最終回

天堂記念病院の理事会が、まるで嵐のような緊張感の中で幕を開けた。理事長の天堂海斗(赤楚衛二)は、医師の大友郁弥(錦戸亮)を解任するための重要な議題を提起する。そこには会長の天堂皇一郎(笹野高史)も同席し、その厳しい目が全てを見通しているかのようだった。

突如現れた真実の告発者!

そんな中、会議室のドアが開き、朝比奈陽月(芳根京子)と彼女を知る医師・若林雄介(橋本淳)が飛び込んできた。若林は、衝撃的な事実を告白する。陽月の妹・朝比奈美咲(白山乃愛)の死因と、それにまつわる医療ミスの隠蔽工作。なんと、その全てが海斗の指示だったというのだ!会議室に冷たい空気が流れ、一同は息を飲んだ。

真実に向き合うとき

皇一郎は、海斗から事実確認を行い、後日改めて報告すると冷静に告げた。彼は、病院で働く人々や患者のために、この問題の扱いを慎重に検討したいと述べる。遺族である陽月もその決定に同意し、場の緊張は一旦和らいだかに見えた。

その時、院長が叫ぶ!

しかし、その瞬間、院長の小笠原哲也(古舘寛治)が立ち上がり、声を荒げる。「この場で白黒つけるべきだ!」と。彼の強い意志と決意が、再び会議室を緊迫させた。

天堂記念病院の行く末は!?

果たして、天堂記念病院はどのような運命を迎えるのか?そして、記者の木下紗耶(見上愛)の死の真相は、一体どこに隠されているのか?病院内に渦巻く陰謀と真実が、今ここに暴かれようとしている。

最後にたどり着く、“欲望の果て”とは――!?

ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに』11話 最終回 視聴率

視聴率:4.0

ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに』11話 最終回ネタバレ

ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに』11話あらすじ

©︎ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに』11話 最終回

隠蔽の告白と激怒する皇一郎

「すべて事実です。私は医療過誤の可能性があると知りながら、遺族に病理解剖を提案しませんでした。そして、証拠となり得るレントゲンを削除し、医師たちの口止めも図りました。全ては、自らの保身のため…。医療過誤の可能性から目を背け隠蔽し、理事長の立場やプロジェクトの成果を優先してしまいました。誠に…申し訳ございませんでした」と、海斗が深く頭を下げた。

皇一郎の怒りは頂点に達した。「天堂海斗。お前は、理事長の座から退き、病院を去れ。いいな?」と一喝する。

郁弥はレントゲンの確認日時と削除時刻に疑念を抱いた。その時間、海斗は会長と会食をしていたのだ。「隠ぺい工作は本当にすべてあなたの独断なのですか?お答えください」と問い詰める郁弥。

海斗は真実を語り始めた。「レントゲンの削除は…。会長の指示です。医療過誤の証拠になり得るものは削除しろ、もみ消せとそう会長はおっしゃってました」

郁弥の追及は続く。「理事長のおっしゃるとおり、隠蔽を指示した大本が会長、あなたであるならばこの度の件での責任は免れられません」

皇一郎は冷笑しながら「今さら何を言っている」と応じる。郁弥は再度問いただす。「あくまで隠蔽は、理事長の独断であると?」

皇一郎は断固として否定する。「当然だ。私が隠蔽の指示などするはずがない」

郁弥は冷ややかに言葉を続けた。「あなたは今、最後のチャンスを失いました。潔く罪を認め、自ら身を引くチャンスです。もはや、皆さんの目の前で、全てを明らかにするしかないでしょう。もとより、本日この場は、天堂理事長の責任のみを追及する場ではありません」

海斗もまた、決意を固めた。「あなたの罪を暴く場でもある、ということですよ」と。

紗耶の死の真相と海斗の決意

海斗の回想が始まる。陽月は問いかけた。「その椅子に座り続けることが、そんなに大事?海斗さ…ずっと苦しそうだよ?」

父・智信の墓前で泣いていた海斗の元に秘書・高村がやってきた。「海斗君。私でよければ、話聞きますよ」と優しく声をかける高村。海斗は医療過誤と隠蔽、そして紗耶のことについて話し始めた。「全ては私のせいです。責任を取って、理事長を辞任します。」

高村は静かに諭した。「今まで、さぞ苦しかったでしょう。ただ、理事長一人がお辞めになっても、諸悪の根源を取り除かない限り、悲劇はまた繰り返されます。それを止めるのは、天堂家の一族である海斗君、あなたがやらなければいけないんじゃないですか!?智信さんも、きっとそれを望んでいると思います」

その後、海斗は郁弥に協力を仰いだ。自身の罪を認めること、病院を去ること、会長を排除したいことを話し協力を求めた。

理事会の続きと隠された真実

紗耶の事件の真相が明らかになる。転落現場に停車していた車のドライブレコーダーには、皇一郎の秘書・永田の姿が映っていた。そして、永田はあっさりと殺害を認めた。「それは、会長の指示ですよね?」と問いかける海斗。

永田は冷静に答えた。「いいえ。会長からは一切指示を受けておりません。この病院はお慕いする会長の人生そのもの。私は会長のために自分が手を汚すべきだと、判断しただけです」永田はその場を去り、警察へ向かう決意を示した。

郁弥は冷ややかに言葉を続けた。「こうして今までも、誰かに罪を被せて生き伸びてきたんですね」

皇一郎は怒りを込めて言い返す。「逆恨みもここまでくると見事だな。大友薫の息子よ。無様なもんだ」

海斗の謝罪と郁弥の復讐

海斗は陽月に謝罪する。「本当に、本当に申し訳ない。真実を明らかにしたかった」陽月は涙ながらに応じた。「もういい。もういいよ。一つだけお願いしてもいい?これからも美咲に会いに来てあげて。喜ぶと思うから。海斗が来てくれると」

その頃、一人会長室で笑っていた皇一郎は突然倒れ苦しみ始めた。心筋梗塞で、バイパス手術が必要だという郁弥は、自分に執刀させてほしいと話す。郁弥は復讐の決意を込めた。「このままでは、あの男を罪に問えない。遺族であるあなたが拒めば、病理解剖する必要もない。あの男の死にざまとして、これ以上ない」

海斗は問いかけた。「一つ教えてください。あなたの母を手術したのは、私の父でしょう?どうして、そこまで会長を強く憎むんですか?」

郁弥は真実を話し始めた。「真実を話せば、納得していただけますか?」と。

理事長としての最期

目を覚ます皇一郎。冠動脈バイパス手術の話を郁弥からされる。「理事長から全て確認は取っているという」

皇一郎は怒りに震えながら言い放つ。「ふざけるな。なぜ私が、お前に殺されんといかん」

郁弥は冷静に答える。「復讐ですよ。私が殺意を持つには、じゅうぶん過ぎる理由がある。お分かりでしょう?」

医者となり、智信のプロジェクトに参加するため、天堂記念病院で働きたいと言った郁弥。病院で働くこととなったあと、母のカルテを見て心不全で命を落とすことは考えにくいと気付いた。郁弥は智信に真相を聞いた。「お前の母親を手術したのは、天堂皇一郎だ。決して、難しい手術じゃなかった。だからこそ、油断したんだ。肺の摘出時に、動脈を傷付けた。懸命の処置を施したが…」

郁弥は怒りを抑えながら問い詰めた。「カルテを全て改ざんした上で、執刀医もあなただったことにした。なぜ、あなたはそんな指示に従ったんですか?」

智信は涙ながらに答えた。「息子が生まれたばかりだったんだよ。怖かったんだよ…。立場を失い、家族を守れなくなることが。だが…後悔しない日はない。だからお前から、プロジェクトを一緒にやりたいって言われたときに、これで少しでも罪が償える…。安堵したよ。本当にすまなかった…」

郁弥は決意を新たにした。「あの瞬間、自分がなすべきことが明確になりました。私はこの病院で、理事長の座を目指しました。全てはあなたの懐に入り込み、復讐するために。だが、全てが計画通りにはいきませんでした。しかし、思いかけずチャンスが巡ってきました。麻酔入れますね」

皇一郎は恐怖に震えながら言い放つ。「やめろ…。やめろ!仕方なかったんだ…。病院を守るためには、ああするしかなかったんだ」

郁弥は冷静に問いかけた。「週刊文潮の記者の件は?」

皇一郎はついに全てを認めた。「全てお前たちが言ったとおりだ。私が…永田に殺せと命じた」

郁弥は冷ややかに言葉を続けた。「醜いですね。いつまでも権力の座から退かず、保身のためにじたばたとあがく、老人の姿は」と。

終焉と再生の道

皇一郎の手術は無事に成功。海斗の判断で生かされたのだ。皇一郎は苦々しげに言った。「お前らごときに人を殺す業は背おえん」

週刊誌には、紗耶の書きかけの原稿が見つかり、海斗が完成させた記事が掲載された。医療過誤・隠蔽・会長の指示による他殺の疑い、皇一郎の全てが書かれていた。郁弥が録音していた音声が証拠となり、その証言のまま記事に。さらにテレビでは、海斗の会見が始まろうとしていた。

郁弥は冷ややかに言った。「死ぬんですよ、あなたは。生きながらにして」と。

海斗は全てを打ち明けた。病院の解散と謝罪。郁弥は静かに言葉を続けた。「終わったんですよ、あなたは」

海斗と陽月は、新たな道を歩むことを決意した。海斗は患者とスタッフのために病院を継承してくれるところを探し、少しでも罪を償いたいと決意していた。陽月は、両親のお墓がある長崎に美咲を連れていき、その近くで働くことを決めていた。「お互い、頑張ろうね」と微笑む陽月に、海斗もまた静かに頷いた。

郁弥は新たな理事長として病院を引き継ぎ、新たなスタートを切った。そして、海斗は記者として再出発する決意を固めた。病院は無償譲渡が決まり、ニュースになった。そのニュースには、新理事長となった郁弥の姿が映し出されていた。椅子に座る郁弥は、ほくそ笑んでいた。

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この記事を書いた執筆者・監修者
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ポプバ ドラマ部:佐伯・Pちゃん

脚本家でオタク。
小さい頃からドラマや映画が大好きで、自分でドラマや映画の脚本を書いていました。コンクルールなどにもよく応募していました。 テレビドラマは毎期欠かさず全タイトルをチェック!面白いものは観続けますが、面白くない作品はドロップアウトしちゃいます。
漫画やアニメ、映画も邦画洋画問わずに観ちゃう雑食系。いろんな角度からドラマを観ています!ぜひ皆様の感想も知りたいです!

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