ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに』7話あらすじ
美咲の命運を賭けた手術
天堂記念病院では、朝比奈陽月(芳根京子)の妹・美咲(白山乃愛)の運命を左右する手術が行われていました。手術中、美咲の血管から出血が始まり、一時は危険な状態に陥ります。この非常事態に対して、外科医の大友郁弥(錦戸亮)は理事長の天堂海斗(赤楚衛二)に手術の中止を訴えますが、執刀医である岡田千尋(内田慈)の機転により、手術は無事に成功しました!
手術が成功した瞬間、陽月は涙を流しながら海斗に感謝の意を伝えます。海斗はそんな陽月を優しく抱きしめ、二人の絆はさらに深まります。手術の成功と共に、心臓血管外科プロジェクトの始動が大きなニュースとなり、海斗の出版社時代の後輩・木下紗耶(見上愛)によって広く報じられました。会長である天堂皇一郎(笹野高史)も上機嫌で海斗をねぎらい、病院全体が歓喜に包まれます。
美咲の病室では、陽月が懸命に看病を続けていました。そこに現れた郁弥は、独断で美咲を診察しようとしますが、これを見た海斗が彼を制止し、休暇を言い渡します。郁弥はプロジェクトには自分が必要だと訴えますが、海斗は郁弥が自分に嫉妬しているだけだと冷静に指摘し、取り合いません。
数日後、美咲の熱が下がらず、陽月は不安を募らせます。陽月は担当医である岡田に診察を依頼したいと海斗に相談しますが、その翌日には手術成功とプロジェクト発表の記者会見が控えていました。しかし、美咲の状態は悪化し、熱が上がり続け、脈拍も速くなってしまいます。
陽月は岡田に診てもらおうと病室を飛び出しますが、岡田は海斗と共に会見へと向かってしまいました。その瞬間、美咲は意識を失い、陽月はパニックに陥ります。彼女は必死に病棟内を駆け回り医師を探しますが、岡田も郁弥も見当たりません。
その頃、会見場では手術成功とプロジェクト発表の記者会見が始まり、病院全体が注目を集めていました。会見が進行する中、美咲の病室では陽月が絶望的な状況に直面しています。美咲の命運は一体どうなるのか?
ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに』7話 視聴率
視聴率:4.6%
ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに』7話ネタバレ
秘書・高村の提案
秘書の高村は、海斗と郁弥の二人だけでプロジェクトを進めるべきだと強く訴えました。「二人でなら、もっと効率的に進められるはずです」と。しかし、海斗と郁弥はこの提案に耳を貸しませんでした。
医師・若林の忠告
さらに、医師の若林が岡田に「左肺が下がっている。精密検査をした方がいい」と忠告しましたが、岡田はその忠告を無視しました。郁弥は病院を去り、事態は悪化の一途をたどります。
美咲の死—緊迫する現場
病院ではドクター不在の中、陽月たちは懸命に対応していました。しかし、郁弥を含め誰とも連絡が取れず、美咲の容態は急変。心停止となり、その裏で記者会見が着々と進行していました。
諦めない若林
若林は最後まで諦めませんでしたが、美咲の心臓は動くことはなく、陽月は泣き崩れました。その知らせは、会見中の海斗にも伝わり、彼は急いで病室に向かいます。しかし、そこには既に戻らぬ人となった美咲がいました。
美咲の葬儀
葬儀の日、生きる気力を失った陽月は、何も感じることができません。「もう涙も出ない。もう何も分からない。どうして美咲が?」と彼女は問いかけます。手術に問題はなかったと何度も言われたが、美咲の死を受け入れることはできません。
「どうしてあの子が死ななきゃいけないの?もっとあの子とたくさんの時間を過ごしたかった。もっとあの子に生きてほしかった。それだけなのに。」陽月は涙ながらに訴えました。
若林の報告
その時、若林がやって来て、海斗に話があると言いました。美咲の手術についての報告でした。岡田は止血のために周囲の組織を剥離し、その際に電気メスが肺に接触。結果として穴が開き、肺が下がったと説明しました。
「医療過誤により、命を落としたものと思われます」若林はそう断言しました。可能性の話で証拠はないが、病理解剖を提案しました。「遺族に病理解剖を提案すべきです。今ならまだ間に合います」
海斗の決断
この報告を受けた海斗は、深く考え込みました。医療過誤の可能性を否定することもできず、彼の胸には重い責任感がのしかかりました。病理解剖を提案するべきか、それともこのまま事態を静かに終わらせるべきか。海斗の決断は、まだ先の話となるでしょう。しかし、この日々が彼にとって忘れられないものであることは確かです。
海斗の決断が、美咲の死に対する真実を明らかにするのか、彼の心の中で答えはまだ見つかっていないのです。