日曜劇場『リブート』は、洋菓子店のパティシエだった男が「刑事になりかわって生きる(=リブート)」ことで、妻の死の真相へ踏み込んでいくエクストリームファミリーサスペンス。脚本は黒岩勉の完全オリジナルで、2026年1月18日スタート(初回25分拡大)です。
まず押さえる登場人物
早瀬陸(リブート後)/儀堂歩:鈴木亮平、幸後一香:戸田恵梨香、冬橋航:永瀬廉、合六亘:北村有起哉、真北正親:伊藤英明、早瀬夏海:山口紗弥加。
そして第1話で判明する“仕掛け”として、リブート前の早瀬陸を松山ケンイチが演じる構造が入ります。
第1話ネタバレあらすじ「至愛」

東京下町のハヤセ洋菓子店を営むパティシエ・早瀬陸は、2年半前に失踪した妻・夏海の帰りを、息子・拓海と母・良子と待ち続けていました。そこへ捜査一課の刑事・儀堂歩が訪れ、山中で見つかった白骨遺体が夏海だと断定されたと告げます。
葬儀の場では、夏海が勤めていたゴーシックスコーポレーション(代表:合六亘)側の人間も姿を見せ、儀堂と合六が繋がっていることがにおわされます。そこには合六の部下・冬橋航、一香の姿も。
悲しみに追い打ちをかけるように、足立翼らが家宅捜索へ。PCなどが押収され、“ある証拠”から早瀬に妻殺しの容疑がかかります。
追い詰められた早瀬に儀堂が「手を組まないか」と接触するものの、待ち合わせ場所で早瀬が見たのは倒れた儀堂でした。

儀堂の“指示”で部屋へ向かった早瀬の前に現れた一香は、「このままだと妻殺害と儀堂殺害の犯人にされる」と告げ、回避策として儀堂になりかわって生きる=リブートを提案します。

早瀬は家族と過去を捨てて儀堂になりすます決意を固めますが、儀堂には監察官・真北正親の執拗な監視が待っている――。
終盤、儀堂になりすました早瀬は、合六が仕切る店へ連れて行かれる。店内は息が詰まるほどの緊迫感に包まれ、金を抜いた安藤(津田篤宏/ダイアン)が別室へ連行された直後、乾いた銃声が響く。

合六は早瀬(=儀堂)を「10億円強奪の犯人」と決めつけ、追い詰める。さらに冬橋が容赦なく殴りつけ、そのまま早瀬を別室へ引きずっていく。
第2話ネタバレあらすじ「裏切り」
儀堂になりすました早瀬を、合六が10億円強奪犯と断定して追い詰めます。
早瀬は命懸けで説得するも、突きつけられる条件は**「24時間以内に真犯人を見つけなければ命はない」**。極限状態で早瀬は一香から儀堂の裏の顔と“驚愕の関係”を明かされ、さらに夏海の“嘘”が示されます。病院で早瀬が目にする“一香の意外な姿”と、妹・幸後綾香(与田祐希)の存在が急展開へ繋がる、という予告です。
考察|儀堂の死は本物?「本物かどうか」より怖い点
結論から言うと、現時点の公式情報だけでは「儀堂が生きている」とは断定できません。ただし第1話は「儀堂が死んだか」の一点より、早瀬が“儀堂として社会的に生き始めた”こと自体が最大の地雷です。
儀堂が死亡している前提だとしても、早瀬は儀堂の人間関係(警察、監察、合六側)に入り込み、発言・所作ひとつで矛盾が出る。真北が執拗に監視するのも、ここが崩れると一気に“成りすまし”が破綻するから。
つまり「儀堂の死の真偽」はミステリーの芯でありつつ、同時に“早瀬を追い詰める装置”でもあります。視聴者としては、まず真北の問いが何に向いているか(正義の監察か、別の狙いか)を追うのが近道です。
考察|夏海の“嘘”が怖すぎる理由
第2話で示される夏海の“嘘”は、公式あらすじ上でも物語の軸として扱われています。
怖いのは、嘘が「善意」でも「悪意」でも、早瀬の心がどちらに転んでも壊れる設計になっている点です。
しかも夏海は、合六の会社で一香と同じ職場にいた設定が公式に明記されています。
この前提がある以上、夏海の嘘は「家庭の中の嘘」にとどまらず、合六の“裏の顔”と接続している可能性が高い。合六が闇資金のロンダリングで政財界に食い込む人物として語られているだけに、夏海の嘘は“守るための隠し事”から“命に関わる封印”まで振れ幅が大きいんですよね。
重要人物の立ち位置
冬橋航は「NPO法人職員」が表の顔で、裏では合六直属の実行役であり、儀堂への連絡係と監視も担当。
一香は合六の会社の公認会計士で財務担当役員、早瀬のリブートを手伝うが謎が多い人物です。
この2人が“何を知っていて、何を隠しているか”が、儀堂の死と夏海の嘘を同時にほどく鍵になりそうです。
『リブート』は“整形ドラマ”じゃなく「信用のドラマ」

『リブート』って、ぱっと見は「顔を変えて別人になるサスペンス」に見えるけど、実はもっと生々しいテーマを握ってる。
何かというと、“信用”の再起動。早瀬陸は妻の死で人生が止まり、さらに濡れ衣で社会的信用まで剥がされる。ここで彼が選ぶ手段が、逃亡でも告発でもなく「儀堂として社会に戻る」なのが怖い。
戻るって言っても、正面玄関じゃなく、他人のIDを盗んでログインする感じだから。
しかも、ログイン先が警察という“信用の総本山”。監察官・真北が嗅ぎ回るのは当然で、彼の疑いは「成りすまし」だけじゃなく、「警察の信用そのものが壊される」危機に直結する。だから真北の視線が刺さるほど、視聴者は早瀬に感情移入しつつ、同時に「その一線、越えていいの?」と問われ続ける。
さらに厄介なのが合六サイド。公式でも合六は表の事業の裏で闇資金ロンダリングを武器に政財界へパイプを作る“ダークバンカー”として語られている。ここに一香(財務担当役員)と、夏海(同じ職場)が繋がる時点で、夏海の嘘は夫婦間の小さな秘密では終わらない。嘘は、愛のための保護膜にもなるし、爆弾の安全ピンにもなる。第2話でそのピンが抜かれかけるから、「怖すぎる」という感想が正しい。
このドラマの面白さは、犯人当てを超えて「真実を知ったあと、信用は戻るのか」に踏み込むところ。たとえ真犯人が見つかっても、早瀬は“儀堂として積み上げた嘘”を抱えたまま生きることになる。真相解明はゴールじゃなくて、むしろ精算のスタート。『リブート』は、事件を解く物語というより、信用を失った人間が“別の信用”を借りてでも家族を守ろうとした時、どこまで自分を壊すのかを見せるドラマになっていきそう。
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