Snow Man、止まらない挑戦
2025年の冬、Snow Manがまた大きな一歩を踏み出します。
5枚目のフルアルバム『音故知新』が11月5日にリリース。そして同時に発表されたのは、史上最大規模となる5大ドームツアー「Snow Man Dome Tour 2025-2026 ON」。
デビューから5年余り。歌もダンスも、個人活動も確実に広がりを見せている9人が、グループとして再び集まり「今」を形にします。アルバムとツアー、二つの大きなプロジェクトに込められた意味を、じっくり掘り下げていきましょう。
『音故知新』というアルバムの正体
タイトルに込められた想い
「音故知新(おんこちしん)」とは、古きを学び新しきを知るという意味。Snow Manがさまざまな時代の音楽を自分たち流に歌ったら?――そんな遊び心をテーマに掲げたのが今回のアルバムです。
発表と同時に公開されたコンセプトビデオには、“時代の交錯”をイメージさせる演出が盛り込まれ、ファンの期待を一気に高めました。
収録曲ラインナップ(公式発表版)
初回盤A・B、通常盤に収録される曲を、提供者名つきで整理します。
- TRUE LOVE(リード曲)
- BOOST
- Spark!!(m-flo ☆Taku Takahashi 提供)
- くちびる
- 悪戯な天使
- カリスマックス(2025年8月配信シングル)
- 嫉妬ガール(DECO*27 提供)
- SERIOUS
- Miss Brand-New Friday Night
- 約束は君と(ゴスペラーズ 北山陽一・酒井雄二・村上てつや 提供)
- Days(ケツメイシ RYOJI 提供)
- 愛のせいで
(通常盤のみ) - ユニット曲A
- ユニット曲B
- ユニット曲C
- ユニット曲D
- Nine Snow Charge!!(Bonus Track)
幅広いジャンルを横断するこの曲順だけでも、Snow Manが「音楽の地層を旅するアルバム」に挑んでいるのが伝わります。
豪華すぎる参加クリエイター
- DECO*27:「嫉妬ガール」でボカロ世代ならではの言葉遊びをSnow Manに託す。
- ゴスペラーズ 北山陽一・酒井雄二・村上てつや:「約束は君と」で9人のハーモニーを最大限に活かすアレンジ。
- ケツメイシ RYOJI:「Days」でポップスとラップを融合させた軽快な楽曲。
- m-flo ☆Taku Takahashi:「Spark!!」でダンスフロアの熱量をそのままアルバムに。
90年代以降のJ-POPを築いた作家と、ネット発の新世代クリエイターが同居する布陣。まさに「音故知新」を体現するメンツです。
3形態それぞれの違い
初回盤A
- CD12曲収録。
- 「TRUE LOVE」「カリスマックス」のMV、マルチアングル映像、メイキングを収録。
初回盤B
- CD12曲収録。
- 新曲「BOOST」のMV+ユニット曲4本のMV。
- 「Snow Man Special Live ~大晦日2024-2025~」の舞台裏映像や新規バラエティ企画。
- ※「BOOST」MVはラウールが体調不良により不参加。
通常盤
- CD17曲収録(ユニット曲4曲+ボーナストラック含む)。
- 音源をフルで楽しむならこの盤。
ジャケットデザインの意味
初回盤A:新聞一面風 → “過去”を象徴。
初回盤B:タブレットのニュース風 → “未来”を象徴。
通常盤:過去と未来をつなぐ“現代”のSnow Man。
ビジュアルまで徹底して「過去・現在・未来」を意識して作られているのが今回のアルバムの面白いところです。
5大ドームツアー「Snow Man Dome Tour 2025-2026 ON」
公演スケジュール
- 北海道 大和ハウス プレミストドーム(札幌ドーム):11/15(土)、11/16(日)
- 福岡 みずほPayPayドーム:12/5(金)~12/7(日)
- 東京ドーム:12/23(火)~12/26(金)
- 愛知 バンテリンドーム ナゴヤ:1/4(日)~1/7(水)
- 大阪 京セラドーム:1/15(木)~1/18(日)
年末年始をまたいで開催される全17公演。Snow Manにとって最大規模のドームツアーとなります。
「ON」に込められた意味
ツアータイトルにある「ON」は、“スイッチを入れる”“時代をつなぐ”というメッセージを感じさせます。アルバム『音故知新』で描いた「時代の交錯」を、ライブパフォーマンスでどう体現するのか――ファンの最大の注目ポイントです。
ユニット曲のMVが初回盤Bにまとまっていることからも、ツアーでもユニットごとの演出が大きな役割を果たすと予想されます。
9人それぞれの「現在地」
Snow Manの魅力は、個々の活動の幅広さにあります。最新の活動を整理すると――
岩本照:リーダー兼振付担当。群舞の迫力を設計する中心人物。
深澤辰哉:フジ『ノンストップ!』隔週出演。安定感あるトークで朝の顔に。
ラウール:ドラマ『愛の、がっこう。』Blu-ray/DVD発売決定。モデルとしても国際的に注目。
渡辺翔太:主演映画『事故物件ゾク 恐い間取り』が2025年7月公開。歌も芝居も軸。
向井康二:映画『(LOVE SONG)』出演。バラエティでも親しみやすさ抜群。
阿部亮平:日テレ『ZIP!』金曜レギュラー。理系の知識と気象予報士資格を武器に幅広く活躍。
目黒蓮:主演映画『ほどなく、お別れです』(2026年2月公開)、『SAKAMOTO DAYS』(2026年GW公開予定)。俳優として存在感大。
宮舘涼太:映画『火喰鳥を、喰う』(2025年10月公開)。落ち着いた演技で作品を支える。
佐久間大介:アニメ・映画で声優として活躍。『プリキュア』新作映画、『ナイトフラワー』出演。
それぞれの活動で得た経験が、グループに戻ったときのSnow Manの厚みを作り出しています。
『音故知新』の意味とドームツアーの意義
J-POPの歴史を振り返ると、「過去の音楽を再解釈して新しい価値を作る」ことは常に行われてきました。Snow Manの『音故知新』は、その伝統を自分たちなりに更新する試み。
また、5大ドームツアーは国内アーティストにとって大きなステータス。ここに立つことは、Snow Manが国民的グループの一角として確立したことを意味します。
アルバムで「音の旅」を体験し、ツアーでその世界観をリアルに味わう――ファンにとって最高の冬になることは間違いありません。
まとめ
『音故知新』と「Snow Man Dome Tour 2025-2026 ON」は、Snow Manが過去と未来をつなぐ“現在”を提示するプロジェクトです。個々の活動で培った力を一つにし、音楽とステージで見せる彼らの姿は、ファンにとって特別な瞬間になるでしょう。
進化を止めない9人。その歩みを、アルバムとツアーで存分に体感してください。
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