©︎「それぞれの孤独のグルメ」第7話

　テレビ東京が開局60周年を迎える記念作、特別編「それぞれの孤独のグルメ」。第7話には比嘉愛未が客室乗務員・川端明日香役でゲスト出演し、出雲で心に染みる絶品餃子との“運命の出会い”が描かれます。

比嘉が演じるのは、旅先の偶然の出会いが人生に小さな彩りを与えるキャラクター。そんな彼女が、予定していた焼肉を諦め、出雲で美味しい餃子を見つけるまでのエピソードを追います！

「孤独のグルメ」待望の特別編とは？

「孤独のグルメ」は、輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎（松重豊）が、日本各地で出会う食事処をふらりと訪れ、食事を楽しむグルメドキュメンタリードラマ。孤独ながらも自由気ままに食べ歩くスタイルで人気を博し、シーズン10まで制作されるほどの長寿ドラマとなりました。今回の特別編「それぞれの孤独のグルメ」は、視点をさらに広げ、五郎のように一人食事を楽しむ多彩なゲストたちの物語がオムニバス形式で展開されています。

比嘉愛未、憧れの客室乗務員役で登場！

第7話の主人公は、比嘉愛未演じる客室乗務員・川端明日香。彼女は空港でスタンバイ中、同僚と焼肉を楽しむ予定でしたが、急なスケジュール変更で出雲行きのフライトへ。思いがけず出雲に着いたものの、焼肉への期待が空振りに終わり、すっかりおなかが空いた状態の彼女。そんな川端が空腹を満たすために彷徨う中、出雲の街角で「餃子」の赤ちょうちんを発見します。餃子の香ばしい匂いに惹かれた彼女が、そこでどんな食体験を得るのでしょうか？

出雲の餃子との“運命”の出会い

©︎「それぞれの孤独のグルメ」第7話

劇中では、川端が出雲の街で発見した餃子が、偶然の出会いながら心に残る一皿となります。異郷の地で一人静かに味わう料理の数々は、食事を超えて心の充足感をもたらし、また違う土地への期待を膨らませます。この出雲の餃子に込められた物語が、普段とは異なる比嘉愛未の一面を引き出します。

比嘉は**「お芝居を忘れるほど無我夢中で美味しいものと向き合えた」**と語っており、心から味わう喜びが自然に表情に表れたとのこと。彼女のそんな素の表情がスクリーンに映し出され、視聴者にどこか懐かしい、温かい気持ちを抱かせることでしょう。

五郎さんとの交差も見どころ

このエピソードでは、五郎（松重豊）もなぜか出雲にいるというシチュエーションが描かれます。五郎の自然体で豪快な食べっぷりが、比嘉愛未演じる川端の視点からどう映るのか、主人公たちの交差も楽しみの一つです。松重と初共演の比嘉は「リアル五郎さんを目の前にして、思わずテンションが上がった」とコメントし、松重の食事シーンを間近で見る喜びを語りました。ベテラン俳優の食に対する真摯な向き合い方も、作品全体に深みを与えています。

比嘉愛未からのメッセージ「心からの笑顔に注目！」

ファンだった「孤独のグルメ」に出演できることが決まったとき、比嘉は大きな喜びを感じたといいます。初挑戦となるキャビンアテンダント役にも密かに憧れを抱いていたという彼女は、今回の役柄を通じて新たな自分の一面を発見。さらに視聴者へ向けて「お芝居の意識を忘れるほど、無心で美味しいものを楽しんだ表情をぜひ見てほしい」とメッセージを送っています。その言葉通り、心からの笑顔が感じられる自然体の演技に注目です。

「それぞれの孤独のグルメ」特別編が描く、多彩な“孤独”の楽しみ方

「孤独のグルメ」シリーズに登場するゲストには、性別も年齢も職業も異なる多様なキャラクターが揃っています。太田光、マキタスポーツ、板谷由夏、ユースケ・サンタマリアといった多才なゲストたちが、各々の孤独なグルメ時間を楽しむ姿を通して、誰しもが持つ“自分だけの至福のひととき”を掘り下げています。

新たな視点を加えて進化する「孤独のグルメ」は、一人で食事を楽しむ自由さと贅沢さ、そして、偶然の出会いがもたらす喜びを視聴者に届けてくれます。五郎やゲストたちが辿る運命の食の旅が、日常の楽しみ方を少し変えてくれるかもしれません。次回放送が楽しみですね！