2025年3月20日公開予定の映画『少年と犬』。高橋文哉と西野七瀬がW主演を務めるこの作品は、馳星周の直木賞受賞作を原作にした感動の人間ドラマです。
さらに、主題歌を手がけるのは、デビュー15周年を迎えたSEKAI NO OWARI!楽曲「琥珀」には、特別なエピソードが込められており、映画のテーマと深くリンクしています。
今回は、この映画の魅力とともに、楽曲に隠された想いを紐解いていきます。
原作の感動がスクリーンで蘇る!『少年と犬』とは?
映画『少年と犬』は、累計発行部数50万部を超える馳星周の小説を基に、いくつものオリジナル要素を加えた作品です。物語は、震災を経て人生に苦しむ人々が、一匹の犬「多聞(たもん)」との出会いを通じて再び希望を見出す姿を描きます。
監督は、『護られなかった者たちへ』や『糸』を手がけた瀬々敬久氏。脚本は『永遠の0』で高い評価を得た林民夫氏が担当しており、これまで数々の名作を生み出してきた製作チームが再集結しました。
また、W主演の高橋文哉(和正役)と西野七瀬(美羽役)をはじめ、斎藤工、柄本明、伊藤健太郎など豪華キャストが集結。多聞と人々の心の交流が、見る者の胸を揺さぶる感動作に仕上がっています。
SEKAI NO OWARIの主題歌「琥珀」に込められた想い
本作の主題歌「琥珀」は、SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseが特別な想いを込めて制作しました。この楽曲の原型となるデモ音源は、10年ほど前にFukaseの友人で、新世界リチウムのベーシスト・千葉龍太郎さんが作った未発表曲です。千葉さんが事故で亡くなった後、そのデモは長年Fukaseの頭の中にだけ残り続けていました。
「琥珀」というタイトルと新しいメロディを加え完成した楽曲は、亡き友人との記憶を繋ぎ、そして未来へと届けたいという想いが込められています。Fukaseは、「多聞のように想いを繋げるモノになっていれば幸いです」と語り、曲への深い感謝と祈りを表現しました。
高橋文哉&西野七瀬が語る「琥珀」の魅力
主演の高橋文哉は、「学生時代から聴いていたSEKAI NO OWARIが、この映画のために主題歌を書き下ろしてくれたことに感激しました」とコメント。「映画の世界観と歌詞が見事に交差し、脳に突き刺さるような感覚がありました」と楽曲の印象を語っています。
一方、西野七瀬は「琥珀」を聴いた際の情景を、「薄いガラスの中で泡がゆっくり漂うような、優しく繊細な音楽」と表現。「映画の雰囲気にぴったりで、私も毎日聴いています」と語り、その特別感を強調しました。
映画と主題歌の融合が紡ぐ感動
予告編では、震災で職を失い犯罪に手を染める和正や、罪を抱えながら生きる美羽が、多聞と出会うことで再び生きる希望を見つける姿が描かれています。さらに、愛する人を思いながら旅を続ける多聞の姿が「琥珀」の音色に包まれ、感動的な物語を予感させます。
プロデューサーの平野隆氏も、「美羽が和正を想う気持ちと、Fukaseさんが千葉さんを想う気持ちが重なり、深く胸に刺さりました」と語り、主題歌が映画の感動を倍増させることを確信している様子です。
「#わたしと犬キャンペーン」スタート!
映画公開に先駆け、「わたしと犬」をテーマにしたエピソードを募集するキャンペーンがスタートしました!ハッシュタグ「#わたしと犬キャンペーン」を付けて投稿すると、愛犬との思い出が映画の公式サイトやSNSで紹介されるチャンスも。
心に残る“想い”を、劇場で体験しよう!
『少年と犬』は、多聞と人々が繋いでいく命のバトン、そして主題歌「琥珀」に秘められたFukaseの深い想いが重なる作品です。心に刺さる物語と音楽を、ぜひ劇場で体感してください!
公開日:2025年3月20日(木)
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