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超特急タクヤが新境地へ挑む:草川拓弥、過去を抱えた青年役で主演ドラマへ

超特急タクヤが新境地へ挑む:草川拓弥、過去を抱えた青年役で主演ドラマへ

草川拓弥、30歳の今──役者としての“挑戦期”へ

グループ「超特急」の4号車として知られる タクヤこと草川拓弥

メインダンサーとしての存在感に加え、ここ数年で着実に俳優としての地位を築きつつある。2025年、30歳という節目の年に草川が選んだのは、“過去に傷を持つ青年”という難役だった。

カンテレ・フジテレビ系で10月16日より放送されるドラマ 『地獄は善意で出来ている』。この完全オリジナル脚本のヒューマンサスペンスで、草川は主演として作品を牽引する。彼がこれまで見せてきた爽やかさや柔らかさとは一線を画す、重く暗い過去を背負ったキャラクターに挑むその姿勢が、今注目を集めている。

草川拓弥という人物──ダンサー、俳優、そして座長へ

草川は、2011年に超特急のメンバーとして活動を開始。グループ内では“クール”担当として知られながらも、バラエティや舞台、映像作品での活躍によって、演技のフィールドでも頭角を現してきた。

超特急タクヤが新境地へ挑む:草川拓弥、過去を抱えた青年役で主演ドラマへ

代表作には『ウルトラマンギンガ』『兄に愛されすぎて困ってます』、そして近年の『晩餐ブルース』(テレビ東京系)などがある。演技においても、ダンスで培った「身体感覚」と「表現力」は武器となり、キャラクターの空気感や繊細な感情の表現に磨きがかかっている。

今作では、主演=座長として現場を引っ張る立場に。本人は「若いスタッフやキャストが多く、時代のノリについていけるか心配」と語りつつも、「コミュニケーションを大切にしたい」と、あくまで謙虚かつ誠実な姿勢で挑む。

主演作『地獄は善意で出来ている』とは?

草川が演じる 高村樹(たかむら・いつき) は、複雑な家庭環境と社会からの孤立の中で育ち、過去には傷害事件で実刑判決を受けた前科者という設定。出所後、再スタートを切ろうと模索する彼の元に届いたのは、「元受刑者特別支援プログラム」への招待状だった。

そのプログラムとは、元受刑者たちが一カ月間の合宿生活を送る中で、支援者からの審査を受け、合格すれば社会復帰に必要な金銭や人脈を得られるというもの。だが、次第に浮かび上がるのは“善意”の仮面を被った異常な監視と心理戦、そして想像を超える恐るべき罠だった──。

草川はこの脚本について、「展開が読めず夢中になった」と語り、スリルと緊張感の中に人間の本質が浮き彫りになる作品だと感じたという。

高村樹という男に宿る“闇”と“希望”

「寡黙でクール」な表面の裏には、過去の後悔、社会への不信、そして希望を捨てきれない弱さが同居する──それが高村樹というキャラクターだ。

草川は「作り込みすぎず、現場での対話の中から生まれる空気を大事にしたい」と語り、役に“生きる”ことを意識している。俳優として、用意されたセリフ以上に、“沈黙”や“目線”に宿る感情をどう掘り起こすか。その挑戦は、彼の演技力を新たなフェーズへと押し上げるだろう。

草川拓弥の現在地:音楽と演技、二つの世界を行き来する今

俳優業だけでなく、草川は引き続き超特急の一員としても精力的に活動中。2025年夏にはライブツアーを成功させ、2026年1月クールには 『俺たちバッドバーバーズ』(テレビ東京系)で中島歩とのダブル主演が決定している。

ステージと撮影現場という全く異なる場で、それぞれ異なるモードの“自分”を求められる中で、草川は柔軟にスイッチを切り替えながら、表現者としての幅を着実に広げている。

草川拓弥が映す、“信じること”の危うさと力

「信じていいのか、それとも騙されているのか」──ドラマのテーマは、まさにこの揺れ動く信頼関係だ。人は過去をどう乗り越えるのか。再起のチャンスは誰に与えられるのか。草川が演じる高村樹は、それを私たちに問う存在になる。

プロデューサーの萩原崇氏も、「草川さんは、これまでの爽やかで愛嬌あるイメージを裏切るような、闇を抱えた主人公を見事に演じてくれた」とコメントしており、従来のファンはもちろん、ドラマファンやミステリ好きの視聴者層にも強く響く作品となりそうだ。

観る者の感情を揺さぶる、草川拓弥の新境地

超特急タクヤが新境地へ挑む:草川拓弥、過去を抱えた青年役で主演ドラマへ

草川拓弥が30代を迎えて最初に選んだ主演作『地獄は善意で出来ている』。それは、俳優・草川が“誰かを演じる”から、“誰かとして生きる”表現へと踏み出した証でもある。

「一緒に、映像という名のジェットコースターに乗りましょう」

そう語る彼の言葉に、ドラマの世界観がすでににじみ出ている。今、草川拓弥という存在が、俳優としても本格的に羽ばたこうとしている。

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この記事を書いた執筆者・監修者
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ポプバ ドラマ部:佐伯・Pちゃん

脚本家の視点でドラマを深掘る、雑食系オタクライター。
幼少期からドラマと映画が大好きで、物語を追いかけるうちに自然と脚本を書き始め、学生時代からコンクールに応募していた生粋の“ストーリーマニア”。現在はドラマのレビュー・考察・解説を中心に、作品の魅力と課題を両面から掘り下げる記事を執筆しています。
テレビドラマは毎クール全タイトルをチェック。「面白い作品だけを最後まで観る」主義で、つまらなければ途中でドロップアウト。その分、「最後まで観る=本当に推したい」と思える作品だけを、熱を込めて語ります。
漫画・アニメ・映画(邦画・洋画問わず)にも精通し、“ドラマだけでは語れない”背景や演出技法を比較的視点で解説できるのが強み。ストーリーテリング、脚本構造、キャラクター心理の描写など、“つくる側の目線”も織り交ぜたレビューが好評です。
「このドラマ、どう感じましたか?」を合言葉に、読者の感想や共感にも興味津々。ぜひ一緒にドラマの世界を深堀りしていきましょう!

この記事を書いた編集者
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ポプバ編集部:Jiji(ジジ)

映画・ドラマ・アニメ・漫画・音楽といったエンタメジャンルを中心に、レビュー・考察・ランキング・まとめ記事などを幅広く執筆するライター/編集者。ジャンル横断的な知識と経験を活かし、トレンド性・読みやすさ・SEO適性を兼ね備えた構成力に定評があります。 特に、作品の魅力や制作者の意図を的確に言語化し、情報としても感情としても読者に届くコンテンツ作りに力を入れており、読後に“発見”や“納得”を残せる文章を目指しています。ポプバ運営の中核を担っており、コンテンツ企画・記事構成・SNS発信・収益導線まで一貫したメディア視点での執筆を担当。 読者が「この作品を観てみたい」「読んでよかった」と思えるような文章を、ジャンルを問わず丁寧に届けることを大切にしています。

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