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トランプ政権の仮想通貨政策:BTC戦略備蓄構想の現実味は?

2025年1月25日

トランプ政権の仮想通貨政策:BTC戦略備蓄構想の現実味は?

🏛️ トランプ再登場、仮想通貨政策に注目集まる

2025年1月、再びホワイトハウスの主となったドナルド・トランプ前大統領

その就任により、仮想通貨市場では「今後の政策次第でBTC価格が大きく動くのでは?」と期待と警戒が入り混じった空気が漂っています。

中でも注目されているのが、“米国政府によるビットコイン戦略備蓄”というアイデア。

これは一体どういうことなのでしょうか?


💡 BTC戦略備蓄とは?国家が仮想通貨を保有する未来

トランプ政権周辺でささやかれているのが、「国家が金(ゴールド)のようにビットコインを戦略資産として保有すべき」という構想です。

この動きは以下の流れを背景にしています:

  • 🇨🇳 中国がデジタル人民元を通じて覇権を狙う

  • 🪙 米ドルの信認が揺らぎつつある

  • 🧠 “デジタルゴールド”としてのBTCの地位が確立されてきた

国家がビットコインを保有することで、金融的な独立性や影響力の強化を狙うというわけです。


🇺🇸 トランプ氏の過去と今:仮想通貨へのスタンスは変わった?

かつてのトランプ氏は、「仮想通貨は怪しい」的な発言をしていたこともあります。

ですが、2024年の選挙戦では明確に“仮想通貨擁護派”へとシフトしました。

たとえば:

  • NFTコレクション「Trump Digital Trading Cards」をリリース

  • 仮想通貨献金の受け入れ開始

  • SECやFRBに対する規制緩和方針を発表

つまり、支持層の拡大や保守層の若年化に対応するため、仮想通貨フレンドリーな姿勢を前面に押し出しています。


🔍 実際に備蓄は行われるのか?現実性を検証

「ビットコインを国が備蓄」というアイデアはインパクトがありますが、現実にはハードルも少なくありません

🧱 主な障壁:

  • 米議会の承認が必要(財政的・政治的ハードル)

  • 債務問題を抱える中、BTC購入に批判も

  • 資産運用としてのリスク管理が未整備

とはいえ、一部の州(例:テキサス州)では州単位でBTC準備金を検討している動きもあり、“地方から国家へ”という流れが起きる可能性もあります。


📈 市場へのインパクトは?

もし本当に「アメリカがビットコインを国策として備蓄」となれば、それは超強気材料となり、以下のような影響が考えられます。

項目影響
ビットコイン価格長期的に上昇圧力に
ドルの立場デジタル資産との共存加速
他国の動き模倣する国が続出の可能性も
民間企業の行動保有量の増加、長期保有戦略の加速

まとめ:国家vs国家のBTC争奪戦が始まる?

2025年の仮想通貨政策は、「単なる投資先」から「国の戦略資産」へと進化する年になるかもしれません。

米国が先陣を切れば、中国やロシア、湾岸諸国なども続き、国家単位のBTC保有レースが始まる可能性は十分あります。

トランプ政権の動向は、ビットコインの未来を左右する大きなカギとなるでしょう。

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この記事を書いた執筆者・監修者
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ポプバ暗号通貨部:松 朴李

2017年から仮想通貨投資を開始。DeFi、NFT、IEO、草コインまで幅広く実践してきた現役トレーダー。現在はBitgetやBybitを中心に資産運用を行いながら、最新の市場動向やアルトコインの将来性、リスク管理術を解説。トレード歴7年以上、累計取引高は数億円規模。初心者にもわかりやすい解説を心がけています。 過去にはBTC・ETHの暴落を複数回経験しながらも、長期的な視点で安定した利益を確保。海外取引所の動向や日本の税制、ステーキング・レンディング・コピートレードなど、実際に使ってみたからこそわかる“リアルな情報”を発信中。 日本国内の仮想通貨関連メディアでも複数寄稿歴あり。現在は自身のメディアを運営しながら、定期的にメルマガやX(旧Twitter)で相場速報やニュース解説を配信している。

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