舞台・ミュージカル 芸能

上田竜也は今、どこへ向かう? 俳優・作家としての現在地と“カリスマ役”への挑戦

上田竜也は今、どこへ向かう? 俳優・作家としての現在地と“カリスマ役”への挑戦

2025年3月31日以降、「個人名」で勝負するフェーズに入った

2025年3月31日をもってKAT-TUNが解散し、上田竜也は個人として活動を継続しています。ここが大きな節目です。

グループがある時期は、活動の入口が多く、仕事の意味づけも分散しがち。けれど“個人の上田竜也”として進むフェーズでは、作品選びがそのまま本人の輪郭になっていきます。

この輪郭を、いちばん分かりやすく映すのが「作家」と「舞台」の同時進行です。

作家・上田竜也の現在地:初小説『この声が届くまで』(2025年6月27日発売)

上田竜也は今、どこへ向かう? 俳優・作家としての現在地と“カリスマ役”への挑戦

2025年6月27日、上田竜也は初小説『この声が届くまで』を刊行しました。俳優として“誰かの言葉”を生きる人が、今度は“自分の言葉”で物語を組み立てる。これって単なる肩書き追加ではなく、表現の主導権を自分の側に寄せる動きです。

小説は、声色や表情に頼れません。文章だけで温度、間、視線、関係性を成立させる必要がある。つまり「伝える」より先に「構造を組む」力が問われる世界です。ここに踏み込んだこと自体が、上田竜也の現在地を語っています。

俳優・上田竜也の現在地:主演舞台「リプリー」で“カリスマ役”へ

俳優としての大きなトピックが、舞台「リプリー」主演です。

  • 東京:2026年5月6日〜24日 東京グローブ座

  • 大阪:2026年5月29日〜31日 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

  • チケット一般発売:2026年4月5日(日)10:00

上田竜也が演じるのは、トム・リプリー。本人コメントでも「カリスマ性があり、人を惹きつける魅力のある青年」と語られている役どころです。

演出は宮田慶子。原作はパトリシア・ハイスミス、舞台脚本はフィリス・ナジー。1950年代初頭、ニューヨークで自堕落に暮らす青年トムが、富豪の依頼で“放蕩息子”を連れ戻しにイタリアへ向かい、華やかな日々のなかで羨望と執着が混ざっていく。サスペンスとしての緊張感と、人間の揺れが同時に迫ってくる作品です。

共演者と役どころ

  • トム・リプリー:上田竜也
  • リチャード・グリーンリーフ:木村了
  • マージ・シャーウッド/ソフィア:潤花
  • フレディ・マイルス/マーク・プリミンガー:板倉武志
  • ファウスト/シルヴィオ/レディントン:長友郁真
  • エミリー・グリーンリーフ:川上麻衣子
  • ハーバート・グリーンリーフ:鶴見辰吾

“カリスマ性”をどう演じるかが、今回の見どころになる理由

「カリスマ」と聞くと、派手さや強さを想像しがちですが、リプリーが面白いのは、魅力の中に不安定さが見え隠れするところ。演出コメントでも上田竜也の持ち味として「集中力が高い」「シャープ」「陰影のある人物造形」といったニュアンスが語られており、役の性質と相性が良いことが想像できます。

さらに上田自身も、穏やかな役が続いた流れのなかで、今回の役に出会えたことを喜びとして話しています。ここから読み取れるのは、「安全運転でまとめる」より、役の難しさに真正面から向き合うモードに入っている、ということ。観客としては、この一点だけでも“観る理由”になります。

観劇前に押さえると体感が変わるポイント

舞台「リプリー」は、物語の“事件性”だけでなく、関係性の微妙な揺れで温度が上がっていくタイプです。観る側としては、次の3点に注目すると、サスペンスの圧が増します。

1つ目は、トムとリチャードの距離がどう変わるか。親密さが深まるほど、緊張も増していきます。

2つ目は、マージが抱く警戒心の質。疑いだけでなく、守りたいものが見えてくると面白い。

3つ目は、複数役の使い方。舞台は“顔ぶれ”が変わるだけで空気が変わるので、二役・三役が物語の速度をつくります。

チケット情報まとめ

  • 東京(東京グローブ座):S席 11,000円/A席 9,500円(税込・全席指定)

  • 大阪(COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール):指定席 11,000円(税込・全席指定)

  • 一般発売:2026年4月5日(日)10:00

  • 注意:未就学児入場不可、営利目的の転売禁止 など

上田竜也の“今”を読み解く鍵は、「表現の責任の置き方」にある

上田竜也の現在地を語るとき、派手なニュースよりも効いてくるのが「表現の責任をどこに置くか」という視点です。

グループ活動がある時期、作品の入口は多く、役割も分担されます。もちろんそれが悪いわけではなく、むしろチームの面白さが出る。けれど解散を経て個人名で進むフェーズに入ると、作品は“その人の選択”として見られやすくなります。だからこそ、上田竜也が小説を出したことは、単なる挑戦以上の意味を持ちます。

文章は、言い回しをごまかせません。視線や声の強弱も使えない。書いた通りにしか伝わらない世界で、物語を成立させるには、感情だけではなく構造が必要です。読者の集中力をどう保つか、情報をいつ出すか、沈黙をどう置くか。舞台や映像で培った感覚が、そのまま文章の設計に流れ込む。逆に言えば、小説を書くことで「観客にどう届くか」を、より客観的に掴めるようにもなるはずです。

そのうえで主演舞台「リプリー」が来る。リプリーは“見せ方”が命の人物です。人を惹きつける魅力がありながら、感情の揺れを抱え、関係性の距離で空気を変える。
つまり派手な芝居より、集中力と緻密さが問われます。演出の宮田慶子が上田竜也の資質として語っている「シャープさ」や「陰影」は、まさにこの役の核と重なります。ここで重要なのは、役と本人を同一視することではなく、「今の上田竜也が、どういう技術と姿勢でこの人物を組み立てるか」を見られる点です。

俳優として役を生き、作家として物語を設計する。その両方を同時に進めているからこそ、2026年の舞台は“演じる上田竜也”の見え方を一段更新してくれるはずです。

FAQ(検索で多い疑問)

Q1. 上田竜也の今の活動の軸は?

A. 俳優としての舞台出演と、作家としての執筆活動が大きな柱です。具体的には初小説『この声が届くまで』(2025年6月27日発売)と、主演舞台「リプリー」(2026年5月上演)が分かりやすい目印になります。

Q2. 舞台「リプリー」はいつ上演?

A. 東京が2026年5月6日〜24日、大阪が2026年5月29日〜31日です。

Q3. 潤花は何の役?

A. マージ・シャーウッド/ソフィアの二役です。

放蕩貴族は元王太子妃との孕ませ婚で忙しい 無料バナー

上田竜也は今、どこへ向かう? 俳優・作家としての現在地と“カリスマ役”への挑戦

この声が届くまで

構想から約10年。上田竜也が仲間を想う心を小説にのせる――。

世間から注目されないまま10年、そんな中でメンバーの一人・マサが脱退。学生時代からの仲間である龍、ヒロト、誠一郎、毅志で組んだバンド「zion(シオン)」は窮地に立たされていた。マネージャーの光、幼馴染の七海とともに最後の望みをかけてメンバーは一念発起、バンドとして成功をおさめるために団結力を高めていく。しかし、彼らの前にさまざまな困難が立ちはだかる。

今すぐ購入する

上田竜也は今、どこへ向かう? 俳優・作家としての現在地と“カリスマ役”への挑戦

2026/2/1

上田竜也は今、どこへ向かう? 俳優・作家としての現在地と“カリスマ役”への挑戦

2025年3月31日以降、「個人名」で勝負するフェーズに入った 2025年3月31日をもってKAT-TUNが解散し、上田竜也は個人として活動を継続しています。ここが大きな節目です。 グループがある時期は、活動の入口が多く、仕事の意味づけも分散しがち。けれど“個人の上田竜也”として進むフェーズでは、作品選びがそのまま本人の輪郭になっていきます。 この輪郭を、いちばん分かりやすく映すのが「作家」と「舞台」の同時進行です。 作家・上田竜也の現在地:初小説『この声が届くまで』(2025年6月27日発売) 2025 ...

上田竜也、“セックスゼロ夫”で見せる新境地──アラサーの愛と性に挑む最新ドラマの裏側

2025/11/27

上田竜也、“セックスゼロ夫”で見せる新境地──アラサーの愛と性に挑む最新ドラマの裏側

2026年1月7日深夜、テレビ東京系ドラマNEXT枠でスタートする「聖ラブサバイバーズ」。 主演を務める石井杏奈の“推しバンドマン夫”として出演するのが、元KAT-TUNで現在はソロアーティスト兼俳優として活動する上田竜也だ。 原作は、恋愛・結婚・セックスへの悩みをポップに描いたラブコメディ。「推しのベーシストと結婚したのに、結婚式当日に“フィジカルなし”を宣言される」という衝撃的な展開から物語が始まる。上田が演じるのは、主人公ハルの恋慕と憧れをすべて背負うバンドマン・王子和弘。華やかなビジュアルと人懐っ ...

2025/9/10

舞台「謎解きはディナーのあとで」開幕!上田竜也が語る初日の手応えと裏話

東川篤哉の人気小説を原作とした音楽劇「謎解きはディナーのあとで」が、2025年9月9日に東京・日本青年館ホールで開幕しました。 主演はKAT-TUNの上田竜也。毒舌執事・影山という役柄に挑み、普段の“オラオラ系”イメージとは異なる一面を舞台で披露しています。初日を終えた直後にはキャスト陣とともに記者会見が行われ、上田自身が感じた手応えや役づくりの裏話を語りました。 作品概要と舞台化のポイント 「謎解きはディナーのあとで」はシリーズ累計500万部を突破し、2011年「本屋大賞」にも選ばれた人気ミステリー。テ ...

上田竜也、挑戦と進化の軌跡―今、役者として見せる新たな一面

2025/8/10

上田竜也、挑戦と進化の軌跡―今、役者として見せる新たな一面

多彩なキャリアを築いた19年 2006年3月、KAT-TUNのメンバーとして華々しくデビューした上田竜也。ダンスや歌だけでなく、作詞・作曲やライブ構成にも積極的に関わり、グループの世界観を形作ってきた。 近年は舞台や映像での演技にも力を注ぎ、役者としての存在感を年々高めている。彼のキャリアは、単なる“アイドル活動”の枠に収まらない、多面的な進化の記録でもある。 舞台で磨かれる表現力 初舞台となった『ロミオとジュリエット』(2009年)以降、彼は幅広い役柄に挑戦してきた。2021年の『Birdland』や2 ...

KAT-TUN解散からの“答え合わせ”─11月ライブ開催と3人の「今」を追う

2025/8/9

KAT-TUN解散からの“答え合わせ”─11月ライブ開催と3人の「今」を追う

解散から半年──KAT-TUN、11月に再び集結へ 2025年3月31日。KAT-TUNは20年近くにわたる活動に終止符を打ち、静かに解散した。 しかし、その別れは“永遠の別れ”ではなかった。 あの日から半年──11月8日、KAT-TUNが千葉・ZOZOマリンスタジアムに帰ってくる。 タイトルは「Break the KAT-TUN」。解散後の“再起”を示唆するような、強い決意が込められたライブだ。 発表は、STARTO ENTERTAINMENTの公式サイトを通じて明らかにされ、SNS上では「最後に会える ...

2023/9/15

【レビュー】映画『ネメシス 黄金螺旋の謎』

[wc_row] [wc_column size="one-third" position="first"] 【2023年3月31日公開,99分】 [/wc_column] [wc_column size="two-third" position="last"]   【監督】入江悠【脚本】秦建日子 【キャスト】 美神アンナ 広瀬すず 風真尚希 櫻井翔 千曲鷹弘 勝地涼 四万十勇次 中村蒼 小山川薫 富田望生 上原黄以子 大島優子 星憲章 上田竜也 姫川烝位 奥平大兼 リュウ楊一 加藤諒 緋邑晶 ...


みんなの気になるランキング

「この人とならGWずっと一緒にいたい!」20〜30代女性が選ぶ“最高のデート相手”ランキングTOP10!

2025/11/20

「この人とならGWずっと一緒にいたい!」20〜30代女性が選ぶ“最高のデート相手”ランキングTOP10!

この人となら、GWが一生の思い出になる——。 “恋の理想形”が詰まった、10人の彼と過ごす想像の旅。(ポプバ調べ) 今年のゴールデンウィーク、もしも誰かとずっと一緒に過ごせるとしたら…? そんな夢のような妄想に、20〜30代女性たちが“ガチで選んだ”理想の相手をランキング化!SNSの声や検索トレンドをもとに、今の時代を映す“最高のデートパートナー”TOP10をお届けします。読者のみなさんも「私だったら誰と過ごしたい?」と想像しながら、ぜひご覧ください! 第10位:佐藤寛太(俳優・27歳) 飾らず自然体、だ ...

彼女に真似してほしい!20代30代男性が憧れる女性有名人ランキングTOP10

2025/11/20

彼女に真似してほしい!20代30代男性が憧れる女性有名人ランキングTOP10

“もし彼女が彼女だったら…” 想像だけで幸せになれる、理想の女性像TOP10 SNSやYouTubeで見せる素顔、ナチュラルなファッション、何気ない言動に「こんな彼女だったらなあ…」と思ったこと、ありませんか? 今回は20代30代の男性たちが「彼女が真似してくれたら最高!」と感じる、憧れの女性有名人TOP10を調査。“リアルな理想像”を妄想全開で語ってもらいました。あなたの推しはランクインしてる? 第10位:石井杏奈(女優・29歳) ナチュラル美と芯の強さが滲み出る“等身大の彼女感” コメント: ・「外見 ...

料理上手じゃなくてもいい!“君の味”が食べたい。20〜30代男性が選ぶ「手料理してほしい女性芸能人ランキング」TOP10!

2025/11/20

料理上手じゃなくてもいい!“君の味”が食べたい。20〜30代男性が選ぶ「手料理してほしい女性芸能人ランキング」TOP10!

上手じゃなくていい。ただ、君が作ってくれたそれが食べたい。(ポプバ調べ) 「男って単純。」そう思うかもしれないけれど、実はそこに深いリアルがある。料理が得意じゃなくてもいい、レストランの味みたいじゃなくていい。ただ“君の手から生まれた一皿”が、何よりもうれしい――。今回は、20〜30代男性たちの声をもとに、「手料理してほしい女性芸能人」を徹底調査!食卓に並ぶのは料理だけじゃない。そこに宿る“ぬくもり”と“関係性”に、今の時代の価値観が詰まっていた! 第10位:あの(アーティスト・年齢非公表) 飾らないのに ...

この記事を書いた編集者
この記事を書いた編集者

ポプバ編集部:Jiji(ジジ)

映画・ドラマ・アニメ・漫画・音楽といったエンタメジャンルを中心に、レビュー・考察・ランキング・まとめ記事などを幅広く執筆するライター/編集者。ジャンル横断的な知識と経験を活かし、トレンド性・読みやすさ・SEO適性を兼ね備えた構成力に定評があります。 特に、作品の魅力や制作者の意図を的確に言語化し、情報としても感情としても読者に届くコンテンツ作りに力を入れており、読後に“発見”や“納得”を残せる文章を目指しています。ポプバ運営の中核を担っており、コンテンツ企画・記事構成・SNS発信・収益導線まで一貫したメディア視点での執筆を担当。 読者が「この作品を観てみたい」「読んでよかった」と思えるような文章を、ジャンルを問わず丁寧に届けることを大切にしています。

記事執筆依頼お問い合わせページからお願いします。