ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』6話あらすじ
薬の影に隠された真実と闘う者たち
©︎ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』6話
抗てんかん薬の使命と誤用が織りなす人間ドラマが展開される！三瓶（若葉竜也）は、大迫（井浦新）の不誠実な行動に対して激しい怒りを抱きます。一方、ミヤビ（杉咲花）は、てんかん発作を経験した山本健太郎（鈴之助）を支えるために積極的な一歩を踏み出します。
過去の脳出血を乗り越えた山本が、再びてんかん発作で病院に運び込まれ、継続的な発作のリスクを考慮して抗てんかん薬の処方を受けることに。だが、大迫は推奨されていない予防投与としてミヤビにもこの薬を処方していたのです。これを知った三瓶は、ミヤビの記憶障害についてある疑念を抱きます。
一方、星前（千葉雄大）が大迫の部下、綾野（岡山天音）から詳細を聞き出すうちに、疑惑はさらに深まります。もし三瓶の仮説が正しければ、大迫はミヤビに重大な嘘をついていたということになります。ミヤビはそれを信じ難く、しかし三瓶は事実を突き止めるために、静かに怒りを燃やしています。
その頃、山本は後遺症を理由に夜勤を減らしたいと会社に申し出ますが、理解のない上層部は特別扱いを拒否。これに直面し、自身も後遺症を抱えながら働くミヤビは、山本を助けるために驚くべき行動に出ます。
https://youtu.be/QesIvnaWbmk?list=PLxr0s0WFw7jdfBMndDu-d8BWpP6Hx2Xhj
ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』6話 視聴率
視聴率：5.8％
ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』6話ネタバレ
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西島会長の登場
セントラル病院に、西島会長（酒向芳）がやって来ました！藤堂（安井順平）は津幡（吉瀬美智子）を引き連れ、丁寧に挨拶します。西島は三瓶友治（若葉竜也）に「一度会ってみたかった」と言い出し、「何か用ですか」と尋ねる三瓶に対して「うわさは聞いてるよ、随分、優秀なんだってね」と優秀さを褒めながら、怪しげに威圧的な視線を送ります。
大迫のミヤビへの投薬に疑問を持つ三瓶
脳出血の治療を受けた山本健太郎（鈴之助）がてんかん発作を起こして搬送されます。1度、てんかん発作を起こした患者の70％が再発することがあるとされ、ミヤビは山本に予防薬を飲むよう助言します。
料亭「たかみ」にて
藤堂と津幡は、西島会長が直々に会いに来たことを不思議に思います。一方、三瓶はたかみの店長・高美武志（小市慢太郎）の味が変わったことが気になります。この時、ミヤビが抗てんかん薬を飲んでいることを知り、てんかん発作を起こしていないのに何故か疑問を抱きます。
帰り道、酔った津幡は三瓶がミヤビのことで関東医大に乗り込むのではと察し、星前に探りを入れるよう依頼します。
星前と綾野のサウナでの会話
星前（千葉雄大）は綾野（岡山天音）と同期で、さっそく綾野を誘いサウナで整います。星前は「大迫教授からミヤビがてんかん薬を処方されている」と切り出し、「なんでお前が？」と疑問を抱く綾野。
てんかん薬は発作を起こした患者に投与する薬であるため、大迫教授がミヤビに投与しているのは、ミヤビが過去にてんかんを起こしている可能性が高いのです。星前は綾野に「もし、予防投与じゃないとしたら？俺はミヤビちゃんが心配なんだ。大迫教授の診療記録を見て欲しい」と正座をして頼みます。
三瓶、ミヤビの真実を探る
三瓶はミヤビが過去にてんかんを起こしたことがないか調べます。「大迫教授が私に嘘をついているなんて有り得ない」と反論するミヤビに、三瓶は「薬をやめてみればわかるんじゃないですか？」と提案。しかし、三瓶はそれが危険であると注意します。
西島会長の悪巧み
その頃、西島は三瓶に会ったと大迫に報告します。大迫は綾野の論文が完成したことを伝え、麻衣と綾野の結婚の話が進むと喜ぶ西島。ふたりの結婚には関東医大の将来がかかっており、西島は厚労省の松井と共に、綾野病院を関東医大の傘下に入れる地域慰労構想に協力すると約束していました。
ミヤビと三瓶の心の交流
ミヤビは大迫の診察を受け、「てんかん薬は予防投与ですよね？」と確認します。大迫は「そうだよ」と答え、「薬はキチンと飲んでるよね？」と念を押します。ミヤビは観賞植物と霧吹きを大迫から受け取り、三瓶の寝ぐせを直しながら笑い合います。
ミヤビのてんかん発作と大迫の告白
ミヤビは机に伏して寝てしまい、星前が起こすと「財布がない」とふらふら歩きだします。これはてんかんの発作であり、三瓶はミヤビがてんかん薬を勝手にやめていたことに気づきます。綾野はミヤビの検査結果を見つけ出し、ミヤビのフォルダの中身が全部消されていることを発見します。
綾野はデータを復元し、ミヤビがてんかんを起こした映像を見つけ出します。大迫教授が隠していたことが明らかになり、西島会長の姿も映っていることが判明します。ふたりは大迫を問い詰め、「なぜミヤビのてんかんを隠していたのか」「薬の量を少量にしていたのはミヤビの記憶を戻したくなかったのか」と問いただします。
ミヤビと三瓶、真実に向き合う
ミヤビは薬の量を増やすことを決意し、認知機能が低下するリスクを抱えながらも、記憶障害の改善を目指します。三瓶はミヤビとの写真を見ながら、彼女の決意に心を打たれます。
回想シーン
膝を抱えて座るミヤビと三瓶。ろうそくの火を見つめながら三瓶が語ります。「光を当てると影ができます。人間は暗い所に光をあててイイコトをしたと思っている。しかし、新しくできた影には気づかない。アンメット、直訳すると『満たされない』。できた影に光を当ててもまた新しい影ができて、満たされない人が生まれてしまう。どうしたらくまなく照らしてアンメットをなくせるのか、その答えを探しています。」
ミヤビが三瓶に寄り添い、画面は暗くなります。「こうすると影が消えます」とミヤビが言い、再び明るくなり、「ねっ」と笑います。
新しい朝
ミヤビは病院に駆け込み、「覚えてたんです。昨日の晩ご飯の豚足」と報告します。星前は喜び、ミヤビと手を握り合います。三瓶は微笑みながら「家で豚足？」と問いかけます。
結末
ミヤビと三瓶は互いに理解を深め、困難に立ち向かう決意を新たにします。アンメットの真実を追求し続ける彼らの姿が、未来に希望を灯します。
