
2025年12月12日、山下智久と長澤まさみがW主演を務めたフジテレビ系ドラマ『プロポーズ大作戦』が、TVerで無料配信されることが発表された。
2007年に放送された本作は、放送から約18年を経た今もなお、多くの視聴者の記憶に残り続けている恋愛ドラマのひとつだ。今回の配信は、当時リアルタイムで観ていた世代にとっては懐かしさを呼び起こす機会であり、初めて触れる世代にとっては新鮮な物語として届くだろう。
『プロポーズ大作戦』が描いた物語
『プロポーズ大作戦』は、幼なじみの吉田礼(長澤まさみ)に想いを伝えられないまま、彼女の結婚式に出席することになった岩瀬健(山下智久)が主人公のラブコメディだ。
結婚式当日、健は後悔の念に苛まれるが、そこで“過去へ戻る機会”を得る。何度も学生時代へ戻り、そのたびに違う選択を試みながら、礼との関係を変えようと奮闘する――という構成が本作の大きな特徴となっている。
物語の軸にあるのは、「もしあの時、別の行動を取っていたら」という誰もが一度は考えたことのある感情だ。恋愛だけでなく、友情や成長、時間の積み重ねが丁寧に描かれている点が、長く支持されてきた理由だろう。
山下智久が演じた岩瀬健という存在

岩瀬健は、決して器用な人物ではない。
好きな気持ちを言葉にできず、空回りし、後悔を繰り返す青年だ。
山下智久は、そうした健の弱さや未熟さを抑制の効いた演技で表現した。格好良さを前面に押し出すのではなく、感情の揺れや迷いをにじませることで、視聴者が自分自身を重ねやすい人物像を形作っている。
本作は、山下にとってフジテレビ連続ドラマ初主演作でもあり、俳優としての転機となった作品のひとつと位置づけられている。
長澤まさみ演じる吉田礼との関係性
礼は、明るく快活でありながら、恋愛に関しては不器用な一面を持つ人物だ。健とは幼なじみという近すぎる関係性ゆえに、想いがすれ違い続ける。
山下智久と長澤まさみのやり取りは、派手な演出ではなく、沈黙や間の取り方で感情を伝える場面が多い。その積み重ねが、物語に独特のもどかしさとリアリティを与えていた。
物語を導く“妖精”という存在
健を過去へと導く“妖精”役として、三上博史が特別出演している。
この役は単なるファンタジー要素ではなく、健自身が抱える後悔や未練を浮かび上がらせる装置として機能している。三上の抑えた語り口が、物語全体に不思議な奥行きを与えている点も、本作の印象的な要素だ。
主題歌「明日晴れるかな」が残した余韻
主題歌には、桑田佳祐による「明日晴れるかな」が使用された。
エンディングで流れるこの楽曲は、健の心情や物語の余韻と重なり、視聴者の記憶に強く残った。ドラマと音楽が結びつくことで、物語の感情がより深く共有される構成となっている。
青春群像劇としての『プロポーズ大作戦』
共演者には、榮倉奈々、平岡祐太、濱田岳、藤木直人らが名を連ねている。
健と礼だけでなく、彼らを取り巻く友人たちの進路や恋愛も描かれ、物語は単なる恋愛ドラマにとどまらない広がりを持っている。
それぞれが違う選択をし、違う人生を歩んでいく姿は、視聴者自身の時間とも重なりやすい。
『プロポーズ大作戦』以降の山下智久

本作出演当時、山下智久は音楽活動と俳優業を並行しながらキャリアを重ねていた時期にあたる。
その後、ドラマ・映画など幅広いジャンルの作品に出演し、役柄の幅を広げてきた。近年では国内外での活動も含め、多様な表現の場に挑戦し続けている。
『プロポーズ大作戦』で演じた岩瀬健の姿は、そうしたキャリアの初期に刻まれた重要な役柄として、今も語られることが多い。
今、改めて観る意味
放送から約18年が経った今、『プロポーズ大作戦』を見返すと、当時とは異なる視点で受け取れる部分も多い。
若い頃の後悔、選択の重み、人との距離感――
年齢を重ねたからこそ、より実感を伴って響く場面もあるはずだ。
山下智久という俳優の歩みを知ったうえで観ることで、この物語はさらに奥行きを増す。
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