ドラマ『イップス』9話あらすじ
失敗からの大逆転!ミコのマジック修行記
最近、ミコ(篠原涼子)がマジックにハマっています!しかし、彼女が覚えたてのマジックを友人の森野(バカリズム)に披露したところ、大失敗。それもそのはず、森野は高校時代にマジック部の副部長だったのです。彼にブツブツと文句を言われてしまったミコは、悔しさを胸に「絶対にギャフンと言わせる!」と決意。そこで、忍者装束がトレードマークの人気動画配信者・マジシャン赤影のチャンネルで、真剣にマジックを勉強し始めるのでした。
運のない男、宮永の波乱万丈ストーリー
宮永隆一(萩原利久)は、「何をやっても運のない男」として知られていました。友人の大城俊(三浦獠太)と起業したものの、見事に失敗。現在は建設作業員として働いていましたが、闇金から200万円もの借金を抱えていました。そんなある日、彼のアパートに消費者金融業者の佐久間康(ニシダ/ラランド)が取り立てに現れます。
必死に逃げ出す宮永ですが、佐久間に追い詰められ、建設現場で暴行を受けます。無我夢中で手に取ったレンチを振り回すと、それが佐久間の頭部に命中。驚くべきことに、佐久間は命を落としてしまいます。我に返った宮永は逃げようとしますが、道路に飛び出した瞬間、車にはねられてしまうのです。
思わぬ助けとさらなる悲劇
宮永が目を覚ますと、そこは須藤健吾(本多力)の家でした。須藤は、宮永を車ではねてしまい、けがの手当てをするために自宅に連れて帰ったのです。申し訳ないと思った須藤は、100万円を差し出して謝罪。しかし、その瞬間、テレビから建設現場で遺体が発見されたというニュース速報が流れます。須藤は宮永が犯人だと気づき、慌てて逃げようとしますが、足を滑らせてテーブルの角に頭をぶつけ、命を落としてしまいます。
ミコの奮闘と宮永の波乱万丈な運命、どちらも目が離せない展開です!次は一体何が待っているのでしょうか!?
イップス 9話視聴率
視聴率:3.7%
ドラマ『イップス』9話ネタバレ
萩原利久演じる宮永は、何をやってもついていない男だ。かつて一緒に起業した友人の大城(三浦獠太)が今では成功していることを、運が良かっただけだと妬んでいた。しかし、宮永は大城に対して、自分も事業が成功して忙しいと嘘をついていたのだ。
大城への嫉妬と現実
実際の宮永の生活は悲惨そのものである。工事現場で働いているが、失敗ばかり繰り返し、借金の督促に追われる日々。ある日、彼は借金取りから逃れるために通行止めの場所に逃げ込むが、すぐに見つかってしまう。絶望的な状況の中、何度も腹部を蹴られる宮永。しかし、彼は近くにあったスパナを手に取り、反撃してしまう。結果として相手を死なせてしまった。
逃亡と衝撃の事故
パニックに陥った宮永は、その場から逃げ出す。しかし、逃走中に車にはねられてしまう。目が覚めると、豪邸の一室にいた。はねた人物が彼を自宅に運んだのだ。
意外な展開:豪邸での出来事
目覚めた宮永は、はねた人物から謝罪され、治療費も渡される。しかし、仕事柄、大ごとになるのは困ると言われ、静かにしているように指示される。ところが、宮永のズボンから血のついたスパナが落ち、その瞬間、テレビで彼が巻き込まれた事件が報じられる。はねた男は驚いて足を滑らせ、頭を打って死亡してしまった。
覆面マジシャンとしての偽装
そこへ、なぜかミコ(篠原涼子)と森野(バカリズム)が訪ねてくる。宮永は慌てて遺体を隠し、家主になりすます。彼らとの会話から、家主が覆面マジシャンであることが判明。ミコは小説の参考にしたいと言って、マジックを見せてほしいとせがむ。
仕方なく宮永は、動画を見ながら千円札を刺すマジックを披露するが、ミコは「もっとすごいマジックが見たい」とねだる。そのころ、通行止めの現場から遺体が見つかり、森野に連絡が入る。宮永は森野が刑事であることを知り、「体調が悪いので休んでもいいですか」と言い出す。
ミコの鋭い推理
ミコは状況を冷静に観察し、推理を始める。「何か怪しい。あの人は赤影じゃないのでは。爪が汚れていて、繊細なマジシャンとは思えない。本物の赤影はあの男に殺された。そして、この家に遺体がある」
全て推察通りだった。森野は「お腹が痛い」と言い、トイレに行くふりをして車の凹みを見つける。その頃、現場付近でブレーキ痕が見つかり、さらに血のついた靴下を発見する。宮永が部屋の中をうろうろしていたのは、血痕を拭き取るためだった。
ミコも台所にあったアロエを見つけ、「食用ではないアロエを食べる話をしていたこと」を不審に思う。
隠された遺体の謎
問題は遺体がどこにあるかだ。森野は「作業着、手の豆、意外な盲点でした」と、真相に辿り着く。ミコは宮永に「赤影さんの振りはもういい。別人ですよね」と切り出す。
アロエの話をした時、家主が傷を治すために用意したアロエを食べると言ったことが決定的だった。そして遺体は、2階部分に釣り上げて隠していた。工事現場で覚えた滑車の原理を利用し、4分の1の力で持ち上げることができた。しかし、家主の血が上から落ちてきていたのだ。
宮永は「勝手に転んで死んじゃった。殺す気は無かった」と弁解するが、ミコは「運がいいとか悪いとかじゃない」と言い、宝くじが高額当選していたことを告げる。
運命の逆転
2人を死なせてしまう結果になったが、宝くじが当たっていたことに気づけば、こんなことにはならなかったのにと宮永は悔やむ。
その頃、黒羽の弟、慧(染谷将太)が、ミコの小説を模倣した事件の犯人に面会していたことを森野はつかむ。運命の歯車が狂い始めた瞬間であった。
萩原利久が演じる宮永の運命は、悪循環に陥り、彼自身の選択が更なる悲劇を招いたのであった。
推理ドラマ
と考えると、物語が浅すぎるw薄々。途中から流し見になっちゃう。
森野は
決して「解けない」わけではなくて、「追い詰める」のが苦手。なんかちょっとイップスとは違う感じもする。イップスが違うというよりもキャッチフレーズが違う。