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【レビュー】あの日の声を探して の口コミ評判!

「加害側と被害側を均等に描く事で監督はきっと善悪以外の何かを伝えたかったんだろうなぁ。いや、ホント良作。見てよかった。当初予想してたヒューマン系よりこっちのがいいわ。」

anokoewosagashite
上映中【2015年4月24日(金)から公開】

『アーティスト』で第84回アカデミー作品賞、監督賞など5部門受賞したミシェル・アザナヴィシウスによるヒューマンドラマ。1999年のチェチェンを舞台に、両親を目の前で殺されて声を失った少年とEU職員との交流を描く。グルジアでロケを敢行し、全編手持ちカメラで描かれるリアリティあふれる映像が印象的だ。-Movie Walker -

あの日の声を探して を観た人の感想、評価、口コミ

あの日の声を探して
いやぁ、想像してた内容と全然違ったわ。これ、宣伝絶対狙って編集してるな…声を失った戦災孤児と、その土地で被害の聞き取り調査をしている国連関連の女性とのヒューマンドラマかと思いきや、思いっきり「戦争とは」を語る映画でしたよ。これは良作。

『あの日の声を探して』試写会。両親を目の前で殺されて、声を失ったハジ。自分の無力さに苛立つEU職員のキャロルはハジと出会い、一緒に暮らし始める。強制入隊させられて、次第に暴力や死に鈍感になっていく青年。二つの物語が交わる時、戦争の残酷さを強く感じました。

『あの日の声を探して』それは突然に訪れ、何もかも奪っていく戦争。ささやかながらも暮らしに灯りを灯して生きる普通というものの破壊と変化への転換が絶妙だった。同じ笑顔でもそこに孕む狂気を感じた瞬間、背筋がゾクッとするのを感じた。

あの日の声を探して
確かにハジの身の上は可哀想だけど、それと同じ位理不尽な理由で軍に放り込まれて流されるままに「軍人」になっていくコーリャも可哀想。ごくごく普通の19歳の男の子が強烈な力に揉まれて自身も加害側に流されていく様を見せられると、一体何が悪いんだ?と頭を抱えたくなる

今も戦争や紛争は起こって悲しんでいる人々はいるというのに、私たちの生活では現実味がなくて忘れがちです。映画「あの日の声を探して」を見ることは、そんな私たちの無関心さに一石を投じてくれる感じです。じっくりと心に刻みながら見ようと思います。

「あの日の声を探して」。ロシアとチェチェンの紛争が題材で、子供が犠牲になる泣けてしまう話だけども、救いもあるストーリー。秀作です。

『あの日の声を探して』観てきた。チェチェン紛争(戦争!)の戦火を逃れた孤児の物語。余りに悲惨で理不尽な大人たちの醜悪…。小さな国を虐めているようにしか見えない…辛かった。ロシアの若者が道端で戦争に駆り出されるとは

『あの日の声を探して』負の連鎖が止まらない。印象に残るのは死体の数々。戦争に勝者はないことをつくづく思い知らされる。『アーティスト』で無言劇を演出した監督は、ここでも<無言>の演出を見せているのが興味深い。少年ハジ君の顔つきが良い。

【『あの日の声を探して』】しかし、このハジ少年。あまりにかわいくて、初めのうち、実は女の子なんじゃないかと思いながら見ていた。

映画『あの日の声を探して』観てきましたが,良かったです。ポリトコフスカヤや,オスネ・セイエルスタッド『チェチェン 廃墟に生きる戦争孤児たち』,ミラーナ・テルローヴァ『廃墟の上でダンス――チェチェンの戦火を生き抜いた少女』を既読の人には物足りないかもですが‥‥

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【『あの日の声を探して』】何よりもロシア軍によるチェチェン一般市民の殺戮・迫害のリアルさと、軍隊内のいじめ・暴力支配、人間の死への侮蔑の中で、普通のロック好きな若者から殺人兵士へ変わっていくコーリャの変貌ぶりに慄然とする。

あの日の声を探して
これ、戦争云々だけじゃなく、日本で起こった尼崎の事件とかと全く同じ構造だよね。加害側と被害側を均等に描く事で監督はきっと善悪以外の何かを伝えたかったんだろうなぁ。いや、ホント良作。見てよかった。当初予想してたヒューマン系よりこっちのがいいわ。

ロシア語の授業を終え急いで家の近くのシネコンへ。ナイトショーで第2次チェチェン戦争を扱った映画『あの日の声を探して』 を見る。両親を殺され、幼い弟を捨て(人家の前に置いて行った)声を失った少年ハジの眼の表現力がすごい。

『あの日の声を探して』だからね赤十字の女性(アネット・ベニング)の苛立ちがすごいリアルだった。

『あの日の声を探して』あと国際社会の無関心にも触れていた。結局、末端の人間の善意で目の前の案件(孤児とか難民とか)をひとつずつ片づけるしかないのが現状だけど、もっとできることはあるのではないだろうか。これは『グッド・ライ』を観た時もそう感じたのだけれど。

「あの日の声を探して」鑑賞。子役くんの眉毛がハの字になればなるほど、母性本能はくすぐられっぱなし。悲劇から立ち直っていく人間の強さと、狂気に駆られていく人間の弱さと。しかもほんの16年前の話ですよ、チェチェン侵攻って。B・ベジョ×M・アザナヴィシウス、この夫婦に駄作なし!

『あの日の声を探して』両親が殺されるのを目撃したことから言葉を発することができなくなる少年の部分はチェチェン紛争に置き換えた『山河遙かなり』のリメイクで、それと平行するように『フルメタル・ジャケット』のようなロシア新兵の物語を描く。それによって戦争というものを考えさせる。

『あの日の声を探して』観た。ミシェル・アザナヴィシウスはアカデミー賞獲った時「ワイルダーに!」って3回繰り返しててやっぱり昔のハリウッド映画勉強してるんだろうなと思ったんだけど、いや単に勉強しているだけの人じゃなかった。

『あの日の声を探して』@ TOHOシネマズなんば。
《衝撃の感動作》…とは言えない戦争の悲劇。ロシアによるチェチェン侵攻。ロシア軍に両親を殺されるのを見て声を失なった少年と、強制的に入隊させられ垣根を越えていく青年の物語。ドキュメントのように描かれた映像は重々しく…ズシリときた。

『あの日の声を探して』@ TOHOシネマズなんば。
《衝撃の感動作》…とは言えない戦争の悲劇。ロシアによるチェチェン侵攻。ロシア軍に両親を殺されるのを見て声を失なった少年と、強制的に入隊させられ垣根を越えていく青年の物語。ドキュメントのように描かれた映像は重々しく…ズシリときた。

【あの日の声を探して】第二次チェチェン紛争の悲劇を題材にした硬派な戦争ドラマ。ロシアの即席兵士たちの狂気…戦争の真の恐ろしさを実感できるリアリティ。邦題とトレイラーから予想していた少年の物語よりも倍以上奥行きのある作品だった。

【あの日の声を探して】続) 非道な行為は世界に溢れ、偽りで塗り固められている。如何に世界の目を真実に向けさせることが難しいかもさり気なく描かれていて実に良かった。作品から離れた後、報道カメラマンの仕事は重要だとも実感した。

「あの日の声を探して」
地味なタイトルで損しそうな作品ですが「フルメタルジャケット」ファンならきっと興味深く見れる戦争映画だと思います。

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●キャスト●

キャロル ベレニス・ベジョ
ヘレン アネット・ベニング
コーリャ マキシム・エメリヤノフ
ハジ アブドゥル・カリム・ママツイエフ
ライッサ ズクラ・ドゥイシュビリ

●スタッフ●

監督 ミシェル・アザナヴィシウス
脚本 ミシェル・アザナヴィシウス

●その他●

上映中の映画のみんなの口コミ、評価、感想|ENJOY CINEMA

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