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【レビュー】映画『テルマ』

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映画『テルマ』口コミ感想ネタバレ 映画『テルマ』あらすじ 公開上映中おすすめ映画

「少女から大人へと変わる展開で描かれる静かな恐怖は圧倒的!」「セクシャリティの問題を正面から描いたもの!」「孤独に苦しむ姿が印象的。冷ややかな映像も美しい!」


上映中【2018年10月20日(土)公開】

 

「母の残像」のヨアキム・トリアー監督による北欧ホラー。厳格な家庭で育てられた少女テルマ。大学進学を機に親元を離れた彼女は、初めての恋を経験し、青春を謳歌し始めるが、やがて不可解な発作に襲われるようになり、その度に周囲で不気味な出来事が勃発する。出演は「キング・オブ・トロール 勇者と山の巨神」のエイリ・ハーボー、『ブラインド 視線のエロス』のヘンリク・ラファエルソン、エレン・ドリト・ピーターセン-Movie Walker-

 

あらすじ<STORY>

ノルウェーの人里離れた田舎町で、テルマ(エイリ・ハーボー)は信仰心が深く抑圧的な両親のもとで育てられてきたが、なぜか彼女には幼少期の記憶がなかった。オスロの大学に通うため、親元を離れ一人暮らしを始めたテルマは、奔放な同級生アンニャ(カヤ・ウィルキンス)に惹かれていく。それはテルマにとって初めての恋であった。そんななか、募る欲望と罪の意識に引き裂かれていくテルマ。だが、それは封印されたはずの“恐ろしい力”を解放するスイッチだった。テルマは不可解な発作に襲われるようになり、その度に周囲で不気味な出来事が起こる。そしてある日、アンニャが忽然と姿を消してしまう。やがて、両親が隠し続けてきたテルマの悲しき過去が明かされる時、テルマ自身ですら知らない真の自分が目覚め始めるのだった……。

●キャスト●

エイリ・ハーボー
カヤ・ウィルキンス
ヘンリク・ラファエルソン

●スタッフ●

監督ヨアキム・トリアー

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映画『テルマ』を観た人の感想、評価、口コミ

◉映画「テルマ」鑑賞。
幼い頃の記憶を封印された少女テルマが、成長して封印されていた力が解放され暴走していく。面白かった!
北欧の自然の景色が美しいだけに不気味で残酷。テルマ役のエイリ・ハーボーが素晴らしくあの発作は演技とは思えないわ😱
主人公が選んだあのラストも良かったな😊

 

◉映画『テルマ』、マンガ家の志村貴子さんにコメントをもらっているのがすごくいいなと思う。
女の子同士の恋愛を描いた『青い花』はもちろん、『放浪息子』も性に悩む少年少女の心の揺れ動きを描いていた作品だったから。

 

◉北欧ホラーのレズビアン映画『テルマ』を観てきました。
ダークなアナ雪だと思ったし、アナ雪が明示的に描くことを避けたセクシャリティの問題を正面から描いたものだと感じました。

 

◉映画『テルマ』…親元から離れ大学生活を始めたテルマの周りで不可解な現象が起き…という、「RAW 少女のめざめ」に近い通過儀礼ホラー。
RAWが肉体的変化を描いたものであるが、コチラは親からの自立、友人・恋人等との新しい関係構築をホラーテイストに描いた、と言えばいいかな。

 

◉テルマにとって最も大切な人が終盤で……という展開、あれこそ本当に乗り越えなければならない普遍性であり、ラストの母親に対する態度で大きな成長を感じられる。
そして友人・恋人を受け入れる決断…。いやぁ〜素晴らしい映画だった!ジメっとした雰囲気も最高!トリアー叔父を越えろ!ww

 

◉映画「テルマ」を観て真っ先に聴きたくなったのがスザンヌ・サンドフォーです。
ひんやりしたい気分。寒いけど

 

◉映画『テルマ』を観に行きました
映画のテーマも、ストーリー構成も、明暗の効果も、個人的にグッときた!スティーブン・キングの『キャリー』っぽい雰囲気もある。

そして何よりも...オスロ大学が恋しいw
大学構内のどの辺が撮影されたかわかるくらい、鮮明に覚えてる。🇳🇴💕

 

◉映画「テルマ」観た。
二日酔いのせいで前半うつらうつら。でも後半のドラマが素晴らしい。「RAW」にも似てるけど、もっと宗教的かな。
私の好きな、触るもの皆傷つける超能力乙女系。乙女の罪と贖罪に打たれ、ラストの幸福感で救われる。女の子大好きの人にオヌヌメ。

 

◉『テルマ』。
ラース・フォン・トリアーの甥ヨアキム・トリアーの監督作。ホラーというジャンルでは括れない独特の雰囲気は、同じ北欧の『ぼくのエリ…』にも共通する。
「望んだことが現実になる」能力を持つ少女が、愛されることを求めて孤独に苦しむ姿が印象的。冷ややかな映像も美しい。

 

◉『テルマ』
相手の意思関係なく何でも自分の思い通りにできるというのはつまり誰からも愛されず誰のことも愛せないということに他ならない。
尺が長い割に父娘の葛藤が何も変化せず最後までテルマの気持ちに寄り添わなかった演出が哀しい。

 

◉『テルマ』
ラース・フォン・トリアーを親類に持つヨアキム・トリアーがノルウェーを舞台に1人の少女の恋を描く本作は美しい映像によるゴシックホラー。
作品にある数々の謎を紐解きながら、少女から大人へと変わる展開で描かれる静かな恐怖は圧倒的!

 

◉『テルマ』
ホラーのジャンルだけど、ホラーというより、北欧発のラブストーリー。
幼少期の封印された記憶、死んだことにされた祖母。いろんな伏線や謎がドキドキ感を高める。
音楽もしっとりしていていい!両親の愛情への渇望が深淵に見えた作品。

 

◉『テルマ(原題)』★★★★☆

 

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上映中の映画のみんなの口コミ、評価、感想|ENJOY CINEMA エンジョイシネマ

最新みんなのレビュー

諦めきれない夢

Rated 4.0 out of 5
2024年5月14日

東ゆうは、サイコパスでもクズでもない。

ただ夢に向かって必死なだけ、計画というには運頼みだし、たまたま上手くいったにすぎない。

自分の夢のために周りを巻き込んむが

初ライブまでは周りも楽しんでいた。

ただ活動が本格的になればなるほど

熱量の差でバラバラになる。

それに加え、自分の魅力の無さに

焦りや葛藤が積み重なり、さらに追い打ちがくる。

そして、、、

それても、諦められない物がある。

アイドルってのは魅力的なんだなぁと

個人的には心に刺さる物がありました。

大人であれば、着いて行けなくなる仲間のフォローや

それぞれ大切にしたいモノが違うなど分かってあげられるが

10代の時に出来るかと言われれば分からないな、、、

あと、映画見終わってから聞く『なんもない』は刺さりました。

ぴよ

心に沁みる作品

Rated 5.0 out of 5
2024年5月14日

ひとりで音楽を使ってきた清澄が潮との出会いで心を開いていく。ひとりに戻った時の清澄の死んだような目がグサっと心に突き刺さりました。

音楽にもストーリーを感じました。

まゆ

感動する映画

Rated 5.0 out of 5
2024年5月14日

原作も読みました。どんな音楽になるかとても興味深いものがありましたが、シーンに寄り添ったとてもいい音楽なっていたと感じたし、ともかく主演の川西拓実さんと桜田ひよりさんの演技が自然で引き込まれていきました。ひよりの言葉によって自分を取り戻し仲間と共に制作していた部屋を後にする清澄のシーンも涙しますし、最後のLIVEシーンも監督やスタッフさん達のこだわりが詰まっていて、それぞれが練習した甲斐あっての最高の生演奏と歌声に心が揺さぶられました。最後まで余韻が続く良い映画で、私の中で何度も見たいと思う映画の一作になりました。

こは

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