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レビュー 映画

【レビュー】映画『沈黙-サイレンス-』

2017年1月20日

映画『沈黙-サイレンス-』を観た人の感想、評価、口コミ続き

いやあでも本当に黒澤明の映画観てるみたいだったな。スコセッシのいつもの軽快なストーリーの運び方とは全然違ってずしりとしてた。黒澤明がいま生きてたらきっとこんなふうに撮ってただろうなと思う。

 

「沈黙-サイレンス-」、多国籍な方々が揃っての、その役を演じる姿や立ち振る舞いが抜群の観応えで、それを観てるだけでとても面白かった。 そして異国から来た人たちと、その土地に住んでる人達の、一つに溶け合ってるあの感じがたまらなく良かった。 あれは本当に素晴らしかったな。

 

「沈黙 サイレンス」観てきた。最初から最後までしんどい映画だけど、見終えて反芻するうちに観て良かったとじわじわ思えてきた。霧を使った映像とか結構すき

 

沈黙サイレンス観てて、自分の中の宗教観を考えてみた。皆んなそれぞれ心の中に神様がいて、それぞれが良心に恥じぬよう生きるのが、一番しっくりくる自分と神様との関係かなぁ。これだけが、正しい神様と押し付けられるのは困るね。

 

『沈黙 サイレンス』観た観た。窪塚よかったお。この芝居に賭けてる感じした。まぶたの腫れ方がデカプーっぽくて、スコセッシの好きな顔なんだろうなー、と思った。

 

『沈黙 サイレンス』鑑賞。んおおお。この作品に対する自らの判断と銘々の感性に対し今しばらくの間は感想がだせない。ほぉぉお。是非劇場でご覧下さい。

 

確信していた通り、篠田正浩監督版「沈黙SILENCE」(脚本:遠藤周作だが)より、スコセッシ版「沈黙ーサイレンスー」の方が遥かに原作に忠実でエッセンスが濃密に抽出凝縮されていた。窪塚洋介さん演じるキチジローは間違いなく「最後の誘惑」の『あの方』だ。

 

沈黙サイレンスは、日本人の宗教観とキリスト教の宗教観の違いが興味深い。ただ、自分の信じる宗教こそが正しい、人を救うと信じ込んで他の人にも布教するのってその、純粋に信じる心が、ちょっと怖い。

 

沈黙サイレンスは信仰心がテーマだけど、この映画見てて信仰って生きてこそ、生かしてこそだと思ったな。自分の信じる事を伝えるには、生きていないと。誰かが生きて他の人に伝えてくれないと。自己犠牲で死ぬことが信仰心を示すことだとは思えない。

 

沈黙サイレンス鑑賞。 窪塚洋介と浅野忠信がMVP。

 

沈黙サイレンスで、踏み絵をするときに「形だけだから」という。宗教の儀式や手順も、形だといえる。形にこだわりすぎると本当の心は見えなくなってしまう。その人が心の中でどう考えてるかなんて、形からは分からない。

 

長崎人からすると雲仙、外海、五島は広大なスケール感で描かれた感じは有るが、何の違和感もなく、過去の長崎と日本が想起させられると思う。長崎は撮影ロケ地とはならなかったが充分過ぎる程、敬意を払ってくれている。

 

「沈黙-サイレンス-」、愛や信じる事、罪と罰、遣る瀬無さや無情だとか、様々な事柄や気持ちがとても深く入り混じりながら描かれていたように思う。 そして物語の静けさの中から滲んだり、露わになるその感情や光景に釘付けになるしかなかった。

 

 

『沈黙 サイレンス』観てきた。魂の据わったような映画だった。この作品に対する監督の気持ちの強さを感じる。「転ぶ」シーンの静けさ、重さ、実に骨太。

 

沈黙サイレンスはとても、良い映画だった。宗教が人を救うためにあるのなら、その宗教を捨てることもいとわない。これは、神様に逆らうことなのか?

 

自然が持つ美しさと残酷さと人間の尊厳を重ね合わせるかのように、じっくりと丁寧にその重みを効かせながら描かれて行く物語がとても観応えあって面白かった。 観終わった後の余韻がたまらない。

 

「沈黙 -サイレンス-」、日本人キャストでは高山が一番良かった。 どうせなら神の声はドン・フライでやればよいのに。 それにしても昔の日本人は皆、英語がうまい。 信仰心が全くないので踏み絵の重さが理解できず。信仰自体に揺らぎがなければ幾らでも踏めそうな気が。

 

スコセッシ監督とハリウッドのスタッフが日本の文化と信仰に深い愛と最高の敬意を払って下さったことに感謝。そして最高の演技を観せて下さった日本と世界の演技陣の方々に感謝。平穏と調和を齎す傑作。

 

役者さんの身体を張った演技。 そして、原作を理解しつつ困難な映像表現を映画にした監督スタッフに賛辞を送りたい作品。

 

『沈黙‐サイレンス‐』冒頭のシークエンスがなんかシネスコが悪いのか妙にマヌケに見えてしまったというか、こちらが環境に慣れていないせいなのか。沈黙としての霧に煙。拷問の海、米俵、首吊り穴、といづれも沈黙。

 

マーティン・スコセッシ『沈黙‐サイレンス‐』スコセッシはテンションぶち上げで『ウルフ〜』方向のほうが好きかな。首がびしゃーんゴロゴロ〜ってのは『傷物語』くらい見たかった。でも血の動線はなかなかいい。役者はすごくよかった。長いけど飽きずには見れた。ただやっぱ役者映画なんだなあと。

 

沈黙-サイレンス-、鑑賞。開国前の日本がいかに海外を警戒していたか痛感しました。キリシタン達への弾圧描写が予想を越えるものでしたので心の準備をすることをお勧めします。また、予習不足で知らなかったのですが日本の俳優陣が結構出ていました。皆さん、本当に迫真の演技でした…。

 

『沈黙-サイレンス-』俳優陣みなさん素晴らしい演技で映画だということを忘れて苦しかった。ひとつの宗教の弾圧について描かれているが、広く人類の歴史の哀しみや愛について思いがめぐった。

 

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●キャスト●
Rodrigues アンドリュー・ガーフィールド
Ferreira リーアム・ニーソン
Garrpe アダム・ドライバー
Father Valignano キーラン・ハインズ
キチジロー 窪塚洋介
通辞 浅野忠信
井上筑後守 イッセー尾形
モキチ 塚本晋也

小松菜奈 加瀬亮 笈田ヨシ 遠藤かおる 井川哲也 PANTA
松永拓野 播田美保 片桐はいり 美知枝 伊佐山ひろ子
三島ゆたか 竹嶋康成 石坂友里 佐藤玲 洞口依子
藤原季節 江藤漢斉 AKIRA 田島俊弥 北岡龍貴
中村嘉葎雄 高山善廣 斎藤歩 黒沢あすか 累央
山田将之 菅田俊 寺井文孝 大島葉子 西岡秀記
青木崇高 SABU 渡辺哲

●スタッフ●
監督	マーティン・スコセッシ
脚本	ジェイ・コックス 、 マーティン・スコセッシ
原作	遠藤周作

●その他●


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