【2022年5月6日公開,129分】
【監督】白石和彌【原作】櫛木理宇【脚本】高田亮
【キャスト】
榛村大和 | 阿部サダヲ |
---|---|
筧井雅也 | 岡田健史 |
金山一輝 | 岩田剛典 |
加納灯里 | 宮崎優 |
筧井和夫 | 鈴木卓爾 |
根津かおる | 佐藤玲 |
佐村弁護士 | 赤ペン瀧川 |
クラタ | 大下ヒロト |
地元の農夫 | 吉澤健 |
滝内 | 音尾琢真 |
赤ヤッケの女 | 岩井志麻子 |
相馬 | コージ・トクダ |
筧井衿子 | 中山美穂 |
櫛木理宇の同名小説を実写映画化したサイコサスペンス。連続殺人で世間を震撼させた犯人から、ひとつの冤罪証明を依頼された大学生が、真相を解明するために奔走する姿を描く。殺人鬼役の阿部サダヲと大学生役の岡田健史をW主演に迎え、白石和彌監督がメガホンを取る。共演者には岩田剛典、宮崎優、鈴木卓爾、佐藤玲、中山美穂らが名を連ねる。-公式サイト-
あらすじ<STORY>
理想と程遠い大学生活を送っている雅也に、ある日1通の手紙が届く。
それは連続殺人犯・榛村からの冤罪証明の依頼だった。
中学時代に榛村のパン屋の常連だった雅也は、依頼を聞き入れ事件を調べ始める。
しかし、雅也を待っていたのは想像を超える真相だった。
『死刑にいたる病』を観た人の感想、評価、口コミ
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◉『死刑にいたる病』
好人物を装いながら相手を掌握しなんなら相手が傾倒する程思いどおりに操る、
24人も殺害した凶悪犯であると知りながら悪魔的懐柔術により倫理観が崩壊する危険、
人の理解が及ばない境地へ連れていかれる恐怖、体現した阿部サダヲの怪演が良かった、
嫌悪を抱かせる成功作品だろ。
◉『死刑にいたる病』鑑賞。
超面白い!冒頭から強烈な拷問殺害描写で一気に心を鷲掴みにされ、
真実が段々と解き明かされていく展開にひたすら夢中になり、やがてあの結末を迎える…。
邪悪さと人懐っこさの両方を兼ね揃えた阿部サダヲの超ハマり役っぷりが凄まじく、
とくにあの目力はただただビビった。
◉『死刑にいたる病』
阿部サダヲ演じる連続殺人鬼が依頼する1件の冤罪証明
その殺人鬼がしかけるマインドコントロールに次第に映画が真相に近づいているのか
真相がなんなのか?複雑になっていく
ラストなんて想像外から現れて唖然となる
岡田健史さんも良くて名前覚えました
◉『死刑にいたる病』
観終わった後に変な気起こしそうになる余韻が凄かった
阿部サダヲが好きになる一本
◉『死刑にいたる病』鑑賞。
丁寧で細やかな演出と予測ができないストーリーテリングで退屈はしない。
ただ話が進むにつれてどんどん人物描写や物語が”腑に落ちる”感じになっていくのはかなり残念。
最終的には語られる事と観せられる部分の齟齬を感じる重心が定まってないような印象を受ける映画だった。
◉『死刑にいたる病』
阿部サダヲ×殺人鬼
この組み合わせだけで飽食気味になりそうなところ『凶悪』の白石監督の手腕により、
嫌な汗をかくような緊張感が映画を支配していた。
ただ、突っ込み所も割とあるし、何より「暴力性の遺伝」という偏見を
助長するような台詞を安易に用いている点は肯首し難い。
◉『死刑にいたる病』
連続殺人鬼が主張する一件の無罪
優しさの中に狂気が居座っている殺人鬼と阿部サダヲが本当に合っていて
この映画館の中にも榛村が座っているんじゃないかと恐ろしくなった
心の中で膨らんでいく余韻の残し方
絶対PG12じゃないだろっていう残酷描写も含め忘れられない作品になりそうです