映画『十字架』あらすじ・観る前に知っておきたいこと・試写会感想まとめ
映画『十字架』 概要・解説
本作は、自殺した少年の両親や同級生たちの20年間にわたる苦悩や葛藤を描いた人間ドラマになっています。
原作は吉川英治文学賞を受賞した重松清の同名小説となっています。
公開は2016年2月6日(土)です。
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監督は五十嵐匠監督。
出典:www.stormpictures.net
「映画『十字架』は、単なるいじめの映画ではない。人間が背負った十字架の『哀しみ』と『赦し』の物語である。いじめの暗さから突き抜けた『青空』、それこそが私が描きたかった『重松ワールド』なのだ」
内面の何ものかに突き動かされて生きた実在の人物の生涯を力強い演出で描き続け、国際的にも高い評価を得ている。
代表作は『SAWADA 青森からベトナムへ ピュリッツァー賞カメラマン沢田教一の生と死』『地雷を踏んだらサヨウナラ』『長州ファイブ』
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原作は重松清
『ナイフ』(1999年)で坪田譲治文学賞を受賞。
『エイジ』(1999年)で山本周五郎賞を受賞。
『定年ゴジラ』『カカシの夏休み』直木賞候補る。
『ビタミンF』で直木賞2000年下半期に受賞。
『十字架』(2010年)で吉川英治文学賞を受賞。
『ゼツメツ少年』(2014年)で毎日出版文化賞を受賞。
注目の俳優
- 小出恵介 真田祐(ユウ)
- 木村文乃 中川小百合(サユ)
- 富田靖子 藤井澄子
- 永瀬正敏 藤井晴男
【映画『十字架』 予告動画】
あらすじ
中学2年生の秋のある日。
出典:youtube.com
クラスでいじめを受けていた藤井俊介(フジシュン)が自宅の庭にある柿の木で首を吊って自ら命を絶った。
俊介は、遺書に3人のクラスメイトの男子と、別のクラスの同級生女子1名の名前を記した。
三島と根本には、「永遠にゆるさない。呪ってやる。地獄に落ちろ」と綴られていた。
その遺書で「親友になってくれてありがとう」と親友と書かれてしまったのが真田祐(ユウ 演:小出恵介)
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そして「迷惑をおかけして、ごめんなさい。誕生日おめでとうございます。幸せになってください」と、その日が自分の誕生日だった中川小百合(サユ 演:木村文乃)
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真田は小学校の時は俊介と一緒に遊び、俊介の家に行ったこともあったが、中学に入ってからは、俊介がサッカー部をすぐに止めたこともあり、疎遠になっていた。むしろ、「見ていてなんとなくいらいらする」とさえ思っていた。
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マスコミの取材が殺到した告別式を済ませた後、真田と中川の2人に遺体が安置されているホールの中に入って欲しいとの両親の意向が伝えられたが、中川は欠席していたため、真田だけが遺体に対面した。
俊介の母親(演:富田靖子)は「ありがとう、ありがとうね」などとうめき声を出しながら真田にしがみついた。俊介の弟の健介は泣きはらした目で真田をにらみつけた。俊介の父親・藤井晴男(演:永瀬正敏)は真田の胸ぐらをつかんで「親友だったら……なんで、助けなかった……」と真田に詰め寄り、親戚や葬儀社の者から止められた。
出典:youtube.com
真田にとって、俊介の父親が「あの人」となった。真田が「あの人」の背中を見つける20年に渡る物語が始まった。
葬儀の後、「あの人」は遺書をマスコミに公開し、週刊誌が「いけにえ自殺」と名付けた。
出典:youtube.com
それぞれ2人は重い十字架を背負いながらその後の人生を歩み続けることになるのだった。
出典:youtube.com
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映画『十字架』を観る前のみんなの反応・試写会感想!
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