【2022年11月4日公開,143分】
【監督・脚本】今泉力哉
【キャスト】
稲垣吾郎 | |
中村ゆり | |
玉城ティナ | |
若葉竜也 | |
志田未来 | |
倉悠貴 | |
穂志もえか | |
佐々木詩音 | |
斉藤陽一郎 | |
松金よね子 |
話題作を次々と連発する稀代の映画監督・今泉力哉。今泉監督と言えば、一筋縄ではいかない繊細な恋人たちの心の機微を描き、その恋愛観が熱烈に支持されてきた。今泉監督が描くオリジナルラブストーリーには定評があり、あらゆる映画ファンが心待ちにしている。
そんな今泉監督の17作目となる完全オリジナル作品『窓辺にて』は、今泉組に初参加となる唯一無二の存在感を放ち観客を魅了し続ける稲垣吾郎を迎え、稲垣は妻について「ある悩み」を持つフリーライター市川茂巳を演じる。今泉監督が書き上げた巧みな会話劇と、稲垣により繊細に構築された演技とスクリーンで際立つ華やかな存在感。さらに今泉ワールドの特徴でもある<等身大の恋愛模様>に加え、これまで以上に<好きという感情そのもの>について深く掘り下げた、美くてちょっぴり可笑しい大人のラブストーリーとなった。-公式サイト-
あらすじ<STORY>
フリーライターの市川茂巳(稲垣吾郎)は、編集者である妻・紗衣(中村ゆり)が担当している売れっ子小説家と浮気しているのを知っている。しかし、それを妻には言えずにいた。また、浮気を知った時に自分の中に芽生えたある感情についても悩んでいた。ある日、とある文学賞の授賞式で出会った高校生作家・久保留亜(玉城ティナ)の受賞作「ラ・フランス」の内容に惹かれた市川は、久保にその小説にはモデルがいるのかと尋ねる。いるのであれば会わせてほしい、と…。
映画『窓辺にて』を観た人の感想、評価、口コミ
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◉『窓辺にて』
10年ぶりに食べるパフェに意外と幸せを見出せたように、
過去への執着や価値観も今日までの自分を肯定するための思考に過ぎないのかも…
幸せを追い求めるも、しがらみを断ち切れない大人たちの心の整理と可笑しな方向転換。
恐れずエゴを手放せば面白い物語=人生が始まる、かもw
大好き!
◉『窓辺にて』
人の心の繊細な動き、心の機微を切り取って見せてくれる
過剰な演技も演出もない、演技なのかそこに居るだけなのかと思わせる程の自然体
愛のカタチを3組の男女を通して優しく問い掛ける
今泉力哉監督の目は登場人物にそして観客に優しく向けられている
今、見るべき映画だと思う
◉『窓辺にて』
ちょっとした出会いや奇跡みたいなことが積み重なって生まれた映画です。
というかこの映画に限ったことじゃないね。どんな映画もそう。
生きていたら当たり前に生まれる悩みや葛藤、うまくいかない日々、そこに寄り添ったり、
より添えなくてもただ見つめていたりする。それだけの映画です。
◉『窓辺にて』
1回目を観終わりました。
この作品が愛しい。好きです。
◉『窓辺にて』
何を手に入れて何を手放すのか
様々な感情を探し巡っていく群像劇
稲垣吾郎の表に出す感情の変化や、誰にも相談できない悩みを抱えた内側で
葛藤していく佇まいが繊細で唯一無二な素敵な存在感で個性を光らせていく
窓辺にて行われる様々な会話劇の豊かさ面白さ、
そこに差し込まれる温かく幻想的に照らしてくれる光が美しい
どうしようもない、けれど愛おしい、そこで繰り広げられる人々の生活や
営みを眺めながらゆったりとした贅沢な空気感や時間を心地よく思う
◉『窓辺にて』
ほんっっっっっとうによかった
ほんっっっっっっっっっっっっとうに今泉監督が好き
◉『窓辺にて』
観てきました。
映像化された美しい小説の中に素の稲垣吾郎がすっぽり入り込んでしまったかのような作品。
自分の感情や願望を表現することが苦手な私には
「あなたはどうしたいの?」という繰り返しの問いが突き刺さりました。とても良かった。
登場人物たちの会話に終始耳を傾ける140分。
稲垣中村志田の3人の話す場面は印象的で誰に感情移入すればいいのか一瞬混乱しました。
そして、近くのフルーツパーラーでちゃんとパフェも食べてきました😋。