ポップバースミックス
ポップカルチャーの交差点、あなたが主役のエンタメ宝庫の旅へ!
『366日』 - 再会からの愛の物語
高校の同窓会で、雪平明日香はかつての恋人・水野遥斗と再会する。彼らは実は12年前に互いに想い合っていたことを知り、再び愛を育むが、予期せぬ悲劇が彼らを襲う。HYの名曲『366日』にインスパイアされた、感動の愛の物語。
演出:平川雄一朗 (『義母と娘のブルース』シリーズ、『JIN-仁-』シリーズ、『ROOKIES』シリーズ、『天皇の料理番』他)、宮木正悟、片山雄一
脚本:清水友佳子 (『夜行観覧車』『リバース』「連続テレビ小説『エール』」『最愛』『リバーサルオーケストラ』他)
主題歌:HY『366日(Official Duet ver.)』
プロデュース:狩野雄太 (『知ってるワイフ』『スタンドUPスタート』『推しの王子様』他)
制作協力:AOI Pro.
制作・著作:フジテレビ
この後面白くなる展開が見えない・・。視聴率的にもみんな厳しそう。アリスのビジュだけじゃ厳しい。制服ビジュを褒める記事は完全に煽りだからやめて。
この辛い感じが終盤まで続くと思うとしんどい。
野球青年は肘を壊す。親友の女の子の旦那は恐らくサイコパス。ハルトは終盤まで目覚めないし、その間浮気心も芽生えそう。。
再会のシーンに心が温かくなりました。明日香と遥斗が12年ぶりに再会し、その瞬間の感動は忘れられません。遥斗の優しさと、明日香の喜びが伝わってきて、涙が止まりませんでした。このドラマはきっと、愛と希望に満ちた物語になることを期待しています!
2025年1月10日公開予定の映画『366日』の最新予告編と美しいビジュアルがついに解禁されました!
主演の赤楚衛二とヒロインの上白石萌歌が紡ぐ純愛ストーリーは、胸が締め付けられるような感動を呼び起こすこと間違いなし!
本作は、20年にわたる愛と別れを描いた切ないラブストーリーで、多くのファンの心を掴むことが期待されています。
映画『366日』は、結成25周年を迎えるHYの名曲「366日」をモチーフにした作品。沖縄と東京という2つの異なる都市を舞台に、長い年月を超えて繰り広げられる愛の物語が描かれます。
監督を務めるのは、ヒットメーカー新城毅彦。脚本は福田果歩が担当し、感動的な物語に加え、音楽は日向萌が手がけます。音楽の力がさらに物語の深みを増し、観客を惹きつける要素の一つとなるでしょう。
赤楚衛二が演じるのは、主人公・真喜屋湊(まきやみなと)。高校時代に出会った玉城美海(たまきみう)との運命的な恋を経験する若者です。美海を演じるのは上白石萌歌で、初々しさと情感あふれる演技で魅せます。二人の化学反応はすでに予告編からも感じられ、多くのファンから熱い注目を集めています。
さらに、Hey! Say! JUMPの中島裕翔が美海の幼なじみ・琉晴(りゅうせい)を演じ、彼女への秘めた想いを抱えながらも温かく見守る姿が切ない役どころ。また、玉城ティナが湊の親友・香澄として登場し、湊に対する複雑な感情を抱えつつも、彼と美海の関係を支える重要な役割を果たします。
公開された本予告では、湊がカセットテープに録音された美海の声を聞き、過去の記憶が蘇るシーンから始まります。幸せいっぱいだった学生時代を思い出す湊。しかし、彼の体に異変が起こり、20年前の二人の関係が大きく揺れ動く様子が描かれています。湊が美海に別れを告げる瞬間は「俺はもう、美海のこと好きじゃない」と口にしますが、これは彼の“最初で最後の嘘”だったのです。
「愛してる。たとえ一緒に生きられなくても」という印象的な言葉が、湊と美海の切ない愛の行方を暗示しています。涙なしでは見られない展開に、観客の期待が高まっています!
この作品には、豪華キャストが多数参加しており、それぞれが物語に深みを与えています。稲垣来泉や齋藤潤といった若手俳優から、溝端淳平、石田ひかり、国仲涼子といったベテラン俳優までが勢揃いし、映画にさらなる厚みを持たせています。杉本哲太も名を連ね、観客を惹きつける魅力的なキャラクターを演じます。
『366日』は、HYの名曲を基にしたオリジナルのラブストーリーとして、音楽と映像が融合する感動作です。赤楚衛二と上白石萌歌の繊細な演技、そして監督・脚本・音楽といった制作陣の情熱が一体となり、観客を物語の世界に引き込むことでしょう。この映画は、純粋な愛の力を再確認させてくれるはずです!
映画公開は2025年1月10日、全国での公開が決定しています。ぜひ劇場で、20年にわたる愛と別れの物語を体感してください!
大阪転勤、揺れる想いと新たな決意!
「どうするべきかより、どうしたいかで考えてみるといいのかも」。雪平明日香(広瀬アリス)は、尊敬する池沢友里(和久井映見)から授かったこの言葉を胸に、大阪転勤を控える水野遥斗(眞栄田郷敦)に告白しました。しかし、遥斗はその気持ちを受け入れることはできませんでした。
傷ついた明日香のもとに現れたのは、吉幡和樹(綱啓永)です。彼は明日香に「遥斗に告白したけど振られた」と打ち明けると、続けて「僕は明日香が好きだ」と告白します。
その頃、大阪への引越し準備を進める遥斗のアパートには、宮辺紗衣(夏子)が訪れていました。紗衣は「大阪転勤が心機一転になる」と話す遥斗に、本音を尋ねます。さらに、紗衣は遥斗に記憶が戻っているのではないかと聞きますが、遥斗は答えません。紗衣は「友里に話すべきだ」とアドバイスします。
一方、明日香は来たるチャリティーコンサートに向けて準備を進めています。音楽教室の室長である山浦久典(赤ペン瀧川)は、忙しくも活き活きとする明日香を優しく見守ります。
いよいよ、大阪転勤が迫ったある日、遥斗は再び紗衣と会います。そこで紗衣は遥斗への思いを告白します・・・。一方、明日香は小川智也(坂東龍汰)と結婚することになった下田莉子(長濱ねる)の挙式準備を手伝っていました。突然、明日香たちのグループLINEに遥斗から「話したいことがある」と招集がかかります。動揺する明日香。彼女は何も知らない莉子に、遥斗に振られたことを打ち明けますが、強い決意を胸に、遥斗、智也、莉子、和樹と共にレストランに向かいます・・・。
大阪転勤前に巻き起こる人間関係の波乱、果たして明日香の未来はどうなるのでしょうか?
視聴率:6.6%
春の風が吹く中、雪平明日香(広瀬アリス)は公園のベンチに座り、ため息をついていた。その姿を見つけた吉幡和樹(綱啓永)は心配そうに近づいた。
「明日香、大丈夫?」 和樹の声に、明日香は顔を上げた。
「遥斗に告白したんだけど、ふられちゃったんだ…」 明日香の目には涙が浮かんでいた。
和樹は一瞬言葉を失ったが、深呼吸して決意を固めた。
「明日香が好き。このタイミングで言うことじゃないと分かってる。でも、明日香が辛いときには助けたい。頼りにしてもらいたい。俺は明日香の一番の味方でいたい」
その頃、大阪への引越し準備をしている水野遥斗(眞栄田郷敦)のアパートには、宮辺紗衣(夏子)が訪れていた。遥斗は新しい生活に向けて心機一転を図ろうとしていたが、紗衣はある疑念を抱いていた。
「遥斗、大阪の地理に詳しいけど、記憶が戻ってるんじゃない?」 紗衣の鋭い指摘に、遥斗は一瞬動揺した。
「そんなことないよ。ただ、色々調べたから…」
しかし、紗衣は主治医の池沢友里(和久井映見)に話すべきだとアドバイスした。
2024年3月31日、明日香はチャリティーコンサートの準備に追われていた。ちなみ(鈴木絢音)は恋人の静原(前田公輝)と2年付き合った記念日を迎えており、嬉しそうに話していた。
「最初は恋愛対象じゃなかったけど、真っ直ぐ思いを伝えてくれて、気づいたら私も好きになってた」 ちなみの笑顔は幸福そのものであった。
4月1日、遥斗はついに池沢に記憶が戻ったことを伝えた。高校時代に訪れた場所で思い出したという。
「まだ誰にも伝えてないけど、池沢先生、自分のタイミングで話すようにって…」
池沢は優しく微笑んで、アドバイスをした。
「昔の自分に戻れるといいんですけどね」
「戻る必要あるのかな?過去よりも今じゃない?」 池沢の言葉に、遥斗は深く考えさせられた。
4月2日、いよいよ遥斗の大阪転勤が迫ってきた。会社の同僚たちからの餞別を受け取り、感謝の気持ちを胸に会社を後にした。その後、遥斗は紗衣と会うために外出した。
「大阪行く前にちゃんと話をしておきたかったんだ」 遥斗の言葉に、紗衣は静かに頷いた。
「私、遥斗の優しさに付け込んだこと、本当にごめんなさい。高校時代のあなたと明日香が一緒にいるのを見て、羨ましいと思ってた」
紗衣は遥斗の手を握り、感謝の気持ちを伝えた。そして、大阪行きをやめることを決意した紗衣は、遥斗に記憶のことを明日香に伝えるよう助言し、その場を去った。
一方、明日香は友人の下田莉子(長濱ねる)の結婚式の準備を手伝っていた。莉子と小川智也(坂東龍汰)の結婚は、多くの友人たちにとって喜ばしいニュースだった。
「遥斗にふられたんだけど、今は自分の人生を考えるいいチャンスかもって思い始めてるんだ。音楽をもっとちゃんと頑張りたい」 明日香の決意は固く、その目には輝きが戻っていた。
4月3日、明日香、遥斗、智也、莉子、和樹はレストランに集まった。遥斗は皆に記憶が戻ったことを打ち明け、皆は安堵の表情を浮かべた。
「良かった、本当に良かった」 乾杯の音が響き渡った。
その後、明日香は和樹と一緒に帰ることになった。
「この間は困らせるようなこと言ってごめん」 和樹は謝罪の言葉を口にした。
「かけがえのない大切な友達だと思ってる」 明日香の言葉に、和樹は微笑んだ。
「あんな風に笑える日がまた来るといいな」 和樹の言葉は心からの願いだった。
4月6日、智也と莉子の結婚式が神社で執り行われた。披露宴には多くの友人たちが集まり、再現ドラマの上映で場が盛り上がった。
廊下で、トイレ帰りの明日香と遥斗が二人きりになる。
「がんばって」 明日香は遥斗を激励した。
「明日香なら大丈夫な気がする」 遥斗の言葉に、明日香は少し安心した。
「また音楽やろうと思えたのは遥斗のおかげ」
4月7日、明日香の演奏会当日がやってきた。彼女は会場に到着し、緊張と期待が入り混じる中、演奏の準備を進めた。その頃、遥斗は駅のホームでチラシを見つめていた。
「明日香なら大丈夫。きっと素晴らしい演奏になる」 自分にそう言い聞かせるように、遥斗は電車に乗り込んだ。
演奏会場には、莉子、智也、和樹、そして花音(中田青渚)が集まっていた。池沢先生親子も訪れ、明日香と少し話をした。
「切り替えて頑張らないと。すぐに全部忘れることはできないと思いますけど」
「忘れなくたっていいんじゃない?」 池沢の言葉に、明日香は少しだけ心が軽くなった気がした。
演奏会はついにスタートし、最後の曲「さくらのうた」が響き渡った。演奏が終わると、観客からの拍手が鳴り止まなかった。
「ありがとう、みんなありがとう」 明日香は涙を浮かべながら頭を下げた。
その時、チャペルの後方に遥斗の姿が見えた。明日香は驚きと喜びで胸がいっぱいになった。
「なんでいるの?」
「明日にした」
「大阪は?」
「明日香のクラリネットを聞きたかった。会いたかった。どうしても会いたかった」
「なんなの?思い出にしよう、気持ちにふたしようって決めてたのに。出来なくなるじゃん」
遥斗は明日香を抱きしめ、心からの想いを伝えた。
「俺、やっぱり明日香と一緒にいたい」
「それでもいい。一緒に泣いて、一緒に笑いたい」 明日香も遥斗を抱きしめ、互いの気持ちを確かめ合った。
その後、二人は隅田川へと向かった。去年の今日、鮫島の舞台に行った帰りに訪れた場所だった。
「不安もあるけど、頑張ろう」
「明日の自分は今日よりもいいかもよ」
「明日香、好きだよ」
「私も。昔も今も、ずっと大好き」
「明日もその先も、ずっと一緒にいたい」
「うん。ずっと一緒にいる」
二人は手をつなぎ、横断歩道を渡りながら、1年ぶりのキスを交わした。
「行こう、スカイツリー」
信号が青に変わり、二人は笑顔で走り出した。
2025年5月、明日香と遥斗は一緒に暮らし始め、朝食を食べながら笑い合っていた。莉子は智也の運転で病院に向かう途中、和樹は元カノと再会し、お好み焼き屋「てるちゃん」では家族が賑やかに食事を楽しんでいた。
2028年春、桜の木の下で思い出に浸る明日香の元に、遥斗が息子の開斗を連れてやってきた。開斗は花びらを明日香に渡し、三人で幸せそうに遠くを見ながら歩いて行った。
これが、彼らの366日の物語だった。ずっと一緒にいることを誓い合った二人は、未来へと向かって歩き続けるのだ。
友情に戻るための試練!明日香と遥斗の物語
雪平明日香(広瀬アリス)と水野遥斗(眞栄田郷敦)は、かつての恋人関係から友達に戻ることを決めた。しかし、その道のりは思ったよりも険しかった。お互いに距離を取るも、再び友情を築くには時間が必要だったのだ。
そんなある日、明日香は吉幡和樹(綱啓永)と食事を楽しんでいたが、その帰りに遥斗が宮辺紗衣(夏子)と一緒にいるところを目撃してしまう。遥斗のことを忘れようとしていた明日香だったが、その姿を見て感情が抑えきれず涙が溢れる。そんな明日香を見て、和樹は「もう何も言わなくていいから」と優しく抱きしめた。
数日後、遥斗への思いを引きずったまま室内楽のサークルに参加した明日香。そこで樋山ちなみ(鈴木絢音)からチャリティー演奏会に出てみないかと誘われる。練習をしている間は余計なことを考えずに済むと言う明日香に、ちなみは最近、静原吾朗(前田公輝)からのLINEの返事が来ないと悩みを打ち明ける。
一方、遥斗は社内で行われた新レシピのコンペで見事1位を獲得!すると、東京に来る前に在籍していた大阪本社から「計画中の新店舗のサブマネージャーとして戻ってほしい」と声がかかる。今の自分にとって最良の選択は何なのか、真剣に考える遥斗。そんな時、和樹が遥斗のアパートを訪ねてくる。和樹は明日香と一緒にいる時に、遥斗と紗衣の姿を見てしまったこと、そして明日香への思いを伝え、遥斗の反応を伺う…。
その中、下田莉子(長濱ねる)が理学療法士の国家試験に晴れて合格!合格祝いの席に明日香、小川智也(坂東龍汰)、和樹、花音(中田青渚)が集うが、遥斗の姿はない。そこで花音は、遥斗に大阪への転勤話があることを話す。それを聞いた明日香は…。
視聴率:6.0%
第10話では、雪平明日香(広瀬アリス)と水野遥斗(眞栄田郷敦)が友達に戻ることを決意した姿が描かれています。しかし、距離を取ることを決めたものの、友達に戻るには時間がかかります。その中で明日香は、吉幡和樹(綱啓永)と食事に行くことに。
食事の帰り道、明日香は遥斗が宮辺紗衣(夏子)と一緒にいるのを目撃してしまいます。遥斗を忘れようとしていたものの、その光景に耐えきれず、涙が溢れてしまう明日香。そんな明日香を見た和樹は、「もう何も言わなくていいから」と優しく抱きしめます。
数日後、遥斗への思いを引きずったまま室内楽のサークルに参加した明日香。そこで、樋山ちなみ(鈴木絢音)からチャリティー演奏会への参加を誘われます。明日香は、練習していれば余計なことを考えずに済むと言い、ちなみは最近静原吾朗(前田公輝)からLINEの返事が来ないと相談します。
一方、遥斗は社内で行われた新レシピのコンペで1位を獲得。大阪本社からは新店舗のサブマネージャーとして戻ってほしいという声がかかります。今の自分に最良の選択は何なのか、悩む遥斗。
そんなとき、和樹が遥斗のアパートを訪ねます。和樹は明日香と一緒にいる時に遥斗と紗衣の姿を見たこと、そして明日香への思いを伝えます。遥斗の反応を伺う和樹。
下田莉子(長濱ねる)が理学療法士の試験に晴れて合格。合格祝いには明日香、小川智也(坂東龍汰)、和樹、花音(中田青渚)が集いますが、遥斗の姿はありません。そこで、明日香は花音から遥斗の大阪への転勤話を聞きます。花音は、「ちゃんと話し合った方がいいよ」と助言します。
その後、智也は莉子に指輪を渡し、告白しようとしますが、莉子から「結婚しよう」とプロポーズされます。2人は結婚することに決めました。
そんな中、さめっちが智也と莉子の結婚パーティーで流す再現ドラマを企画。これは莉子には内緒で、撮影場所の出身高校に向かった明日香。遥斗が遅れてやってきて、制服姿の明日香を見て、高校時代の思い出が頭によぎります。
遥斗は父の言葉に背中を押され、来月から大阪で働くことを決意します。自分が一人前になるまでは明日香と距離を置くのが良い機会だと感じます。ただ、父は「大事なものは掴んでおかないと後悔するぞ」と助言しました。
明日香は友里(和久井映見)に弱音を吐きます。友里の夫は脳出血で意識不明となり、3か月後に亡くなったという話を聞き、「苦しめたとか会わなきゃ良かったと決めつけないで。誰だって間違える。大切な出会いを大切にしてほしい」という助言を受けます。
友里の言葉を思い出し、「どうするべきかより、どうしたいかで考えてみるといい」と自分を奮い立たせる明日香。
遥斗は宮辺から大阪の高次機能障害センターを紹介されます。宮辺は「私も大阪に行ったらダメですか」と告げます。宮辺は明日香の代わりにはなれないけど、支えたいという気持ちを伝えます。あの時、心を救ってくれたから恩返しがしたいと…。
一方、静原吾朗とちなみは破局しました。静原は自分のピアノではちなみと演奏できないと感じたからです。しかし、ある日、静原がちなみの前でピアノを演奏し、曲は「きらきら星」。つたない演奏ですが、やり直したいという思いを伝え、2人は復縁しました。
明日香は遥斗に会いに行き、「遥斗のことが好き。やり直したい」と気持ちを伝えます。しかし、遥斗は「できない。怖いんだ」と告げます。
明日香は「遥斗に振られた」ことを和樹にLINEで報告。和樹は明日香のアパートに行き、「好きだ」と思いを伝えます。
一方、引っ越し準備中の遥斗のもとに宮辺がやって来ます。宮辺は「水野さん、本当は記憶戻ってますよね?」と尋ねます。遥斗の返事はまだわかりませんが、この問いが物語の新たな展開を予感させます。
別れの果てに見つけた新たな
遥斗と明日香、互いに尽くし合った日々が続いていました。雪平明日香(広瀬アリス)は、なかなか高校時代の記憶を取り戻せない水野遥斗(眞栄田郷敦)のために尽力。しかし、遥斗も復職し、記憶の欠片を埋めるかのように明日香に気を遣う日々に、次第に限界が訪れます。そんな中、お互いを思いやり、悲しい顔をさせないために、二人は別れることを決断しました。
数日後、明日香に電話が鳴ります。心配する友人、下田莉子(長濱ねる)からでした。明日香は「ただ友達に戻っただけ」と返しますが、その声にはどこか寂しさが滲み出ていました。一方、一人暮らしを始めた遥斗のアパートには、友人の吉幡和樹(綱啓永)が訪ねてきます。和樹は、忘年会のせいで二人が別れたのではないかと詫びますが、遥斗は「遅かれ早かれそうなっていた」と穏やかに答えるのでした。
そんな中、明日香には新しい出会いが待っていました。樋山ちなみ(鈴木絢音)から室内楽のサークルに誘われ、一度見学に行くことを決意します。その頃、遥斗もまた、新しい挑戦に心を引かれていました。社内で行われる新店舗と新メニューのコンペに興味を持ち始めたのです。
明日香のマンションには、母の真由美(中島ひろ子)が訪れます。推し活イベントのためにしばらく泊めて欲しいと頼む母に、明日香は快く応じます。その頃、遥斗は宮辺紗衣(夏子)と会っていました。紗衣と話す遥斗の表情には、久しぶりに見せる穏やかな笑顔がありました。
そして、明日香の元に小川智也(坂東龍汰)から電話が入ります。莉子の試験の「お疲れさま会」をやろうという提案に、明日香はもちろんと笑顔で応じますが、電話を切るとその笑顔はふと消えてしまいます。
視聴率:5.9%
明日香(広瀬アリス)と遥斗(眞栄田郷敦)は、友人関係に戻ることを決断しました。二人はこれまでの関係を見つめ直し、新たな道を歩むことを選んだのです。そしてこの日、遥斗は一人暮らしを始めるために引っ越しをしました。新しいスタートに心配した莉子(長濱ねる)は、すぐに明日香に電話をかけます。「遥斗とは友達に戻っただけ」と返す明日香の声には、少しの安堵が感じられました。
夜になると、遥斗の新しいアパートに和樹(綱啓永)が訪ねてきました。「忘年会を企画したせいで、君たちが別れることになったんじゃないか」と詫びる和樹。しかし遥斗は、「遅かれ早かれそうなっていた」と答えます。新しい環境での生活に、遥斗は前向きな気持ちで挑もうとしていました。
この日、明日香は樋山ちなみ(鈴木絢音)から室内楽のサークルに誘われました。音楽が好きな明日香は、一度見学してみることにしました。新しい出会いと経験に胸を弾ませる彼女は、次第に自分の道を見つけ始めるのです。
一方、遥斗は社内で行われる新店舗・新メニューのコンペに興味を示していました。仕事に対する情熱が再び燃え上がり、新たな挑戦への意欲を見せる彼の姿は、まさに新しい生活の始まりを象徴していました。
今日は莉子の理学療法士の試験日でした。明日香はLINEで激励のメッセージを送りました。「頑張ってね!」というシンプルな一言が、莉子の心に温かさを届けます。
和樹のもとには、母の再婚相手・結城の社長就任披露宴の案内ハガキが届きました。母の手紙には、「結城さんがぜひ来てほしいと言っています。私も会いたいです」と記されていました。複雑な気持ちを抱えながらも、和樹は家族との再会を決意します。
明日香が飲食店へ行くと、遥斗は遅れていました。待つ時間が長く感じられたが、遥斗から「仕事で来れない」とのLINEが智也のスマホに届きました。遥斗は「変わりたい」という思いを胸に、コンペに向けて残業をしていたのです。
お疲れさま会が終わり、莉子と智也が一緒に歩いて帰っていました。莉子は主催した智也に「ありがとうね」と感謝の言葉を述べます。智也はその言葉に喜びを感じ、「今は身近な人を幸せにできる男がカッコイイと思っていた」と心の内を明かします。
翌朝、明日香は母の真由美(中島ひろ子)から「和樹と色々と話した」と聞かされます。真由美はスカイツリーに観光へ出かける予定でしたが、明日香は遥斗と行くはずだったことを思い出してしまいます。
その頃、遥斗は紗衣(夏子)と商店街を歩いていました。紗衣は遥斗にアパートを紹介し、二人でコロッケを食べる姿が見られました。しかし、遥斗は通行人の女性を見ては明日香のことを思い出してしまいます。
和樹は義父である結城秀則の社長就任を祝う会へ出席しました。久しぶりに母・弓子とも会い、家族との絆を再確認します。
その後、遥斗は紗衣に会い、IHコンロを返却します。紗衣は高校時代、遥斗が痴漢から助けてくれたときの名札を持っており、「水野さんのことが、ずっと好きでした」と告白します。しかし、「後ろめたい恋愛は無理だから、これで最後にします」と言い、去っていきます。
明日香は音楽教室で静原(前田公輝)をサークルに誘います。「ちなみさんも静原さんのピアノを聞きたがっている」と説得する明日香。静原は頑張ってみることを決意します。
2月29日は、4年に一度しか訪れない日。明日香は2012年の頃を思い出し、遥斗と過ごした時間を振り返ります。次のうるう年の2016年、2020年、そして2024年の今、30歳を迎えた二人は、それぞれの道を歩んでいました。
一方、遥斗は紗衣と再会し、彼女の荷物を拾う手伝いをします。紗衣は涙ながらに遥斗に寄り添い、二人の関係が深まる瞬間が訪れます。
明日香と和樹は、遥斗と紗衣が一緒にいる場面を目撃します。明日香は立ち去ろうとしますが、和樹がそれを止め、「もう何も言わなくていいから」と伝え、明日香を抱きしめます。
再会と絆を深めた花火大会の夜
地元の花火大会で、雪平明日香(広瀬アリス)は水野遥斗(眞栄田郷敦)、小川智也(坂東龍汰)、下田莉子(長濱ねる)、吉幡和樹(綱啓永)たちと楽しいひとときを過ごしました。しかし、その後東京に戻る明日香は、実家に帰る遥斗と別れました。
明日香が東京に戻った直後、妹の花音(中田青渚)から電話が入りました。「お兄ちゃんが帰って来ないの!」という切迫した声に、明日香は遥斗が道に迷ったことを知ります。すぐに茨城に戻ろうとしましたが、深夜のためタクシーがつかまりません。
一方、父の輝彦(北村一輝)と母の智津子(戸田菜穂)は車で遥斗を探しに出かけ、『てるちゃん』では花音が一人で留守番をしていました。
そこに、遥斗が無事に帰ってきました。彼の傍には看護師の宮辺紗衣(夏子)が寄り添っていました。花音は「紗衣さんが見つけてくれたの!」と明日香に伝え、ほっとする明日香。しかし、紗衣がなぜ花火大会の会場にいたのか、明日香は疑問を抱きました。
翌日、遥斗の診察日がやってきました。池沢友里(和久井映見)の診察を受ける遥斗を待つ間、明日香は紗衣に先日の件について感謝の気持ちを伝えました。そこで紗衣に、花火会場にいた理由を尋ねました。
その時、診察を終えた遥斗と花音が現れ、二人も紗衣に礼を述べました。明日香と遥斗は仲睦まじく歩いて行き、その姿を紗衣は温かく見送りました。
徐々に元の関係性を取り戻しつつある明日香と遥斗。そんな二人を見て、花音は微笑みました。「また一から恋しちゃっているみたい、明日香さんに」と。
視聴率:5.7%
11月5日、雪平明日香(広瀬アリス)は急に携帯が鳴り、友人の花音(中田青渚)から「遥斗が帰って来ない」との連絡を受け、慌てて外へ飛び出しました。タクシーを探しながら、何とかして花音のマンションに向かおうとしましたが、どれもつかまりません。その時、遠くから遥斗が歩いて来るのを見つけました。彼の隣には看護師の宮辺紗衣(夏子)がいて、花音は「竜ヶ崎駅で迷っていた遥斗を見つけてくれた」と説明しました。明日香はほっとしましたが、地元に紗衣がいたことに疑問を抱きました。
翌日、明日香は遥斗に「1人にしてしまってごめんね」と謝りました。遥斗も「心配かけてごめん」と返し、二人はおいしいものを食べに行こうと笑顔で話し合いました。
11月11日、遥斗は池沢友里(和久井映見)の診察を受けました。友里は緊急連絡先などを書いたヘルプカードを持つことを勧めました。診察を待つ間、明日香は紗衣に感謝を述べ、先日の件について話を聞きました。紗衣は竜ヶ崎に祖父母が住んでいて、一緒に花火を見ていたことを明かしました。診察が終わった遥斗と花音が現れ、2人も紗衣に礼を述べました。その後、明日香と遥斗は仲睦まじく歩き、パンダの置物がたくさんある公園で記念撮影をしました。その夜、遥斗は新しいお店を見つけたとLINEで明日香に知らせ、約束を交わしました。
11月13日、音楽教室にて、明日香は静原(前田公輝)にクリスマスコンサートの演奏者に欠員が出たため、ちなみ(鈴木絢音)に出て欲しいと頼みました。一方、遥斗は職場に慣れてきて、書類のレイアウトを見やすく修正し、同僚たちから感謝されました。
366日第8話、花音は無職の恋人・滝本竜也(中沢元紀)に兄の同期の木嶋の名刺を渡し、職探しを手助けしました。竜也は「先輩、元気してる?」と尋ねると、花音は「元気だし、楽しそう。またイチから恋しちゃっているみたい、明日香さんに」と答えました。
夜、自宅マンションで、和樹(綱啓永)は芽美(高田里穂)から明日香のワンショット写真を見せられ、明日香との関係について追及されました。否定も肯定もしない和樹ですが、それが答えとなりました。芽美は「私たち、終わりにしたほうがいい。100%こっち見てもらえないとダメなんだ。それにこの年だし、寄り道してる暇ないんだよね」とあっさり別れを告げました。
明日香は遥斗と外食デートに出かけ、二人は近況を話しました。遥斗は竜ヶ崎のマスコットを「思い出した」と話し、「思い出したって?」と笑顔になる明日香。しかし、明日香と一緒にガチャガチャで手に入れたおそろいのものは思い出していませんでした。
12月9日、明日香たち同級生5人組は飲食店パトリアに集まりました。明日香はコンサートの最後に「花のワルツ」を演奏することになったと話し、遥斗はその曲が吹奏楽時代の思い出の曲だと教えてもらいました。和樹は振られたことを話し、「俺が悪いんだ。彼女の時間、無駄にした」と反省しました。明日香は「無駄ってことはない」とフォローし、みんなで話し合いました。
12月10日、花音の自宅マンションにて、智也がネギの通販のためのホームページ作りを本職の花音に手伝ってもらいました。その場にいた竜也は嫉妬していましたが、花音は「智也は莉子に片思いしているから安心して」と竜也に伝えました。
12月20日、音楽教室にて、明日香は菫ちゃんから「クリスマスコンサートにお母さん(=友里)も来れる」と聞かされ、喜びました。
12月24日、クリスマスコンサートが開催され、遥斗ら仲間たちも客席に来ました。明日香はスタッフとして進行を見守り、最後の演目はちなみもフルートで演奏する「花のワルツ」でした。帰り道、智也は莉子を追いかけ、「試験終わったらさ」といいかけるも「またみんなで飲みに行こう」とごまかしました。和樹は遥斗に「しっかりつかまえておかないと俺みたいになるぞ」と忠告し、先に帰りました。
12月26日、和樹は遥斗のために東京にある知人のコテージで忘年会を開催し、同級生5人組が集まりました。みんなで料理をする中、明日香は遥斗を心配しかまってばかりで、遥斗は「わかってる」とやや不機嫌になりました。「ごめんね」と明日香が謝ると、夕食の場で遥斗は「明日香はずっと無理してる」と言い出し、さらに「みんなにも気を遣わせてごめん」と謝りました。明日香は「今の遥斗が好きだ」と告げるも、遥斗は外へ出て行きました。
コテージの外で、明日香と遥斗が本音で話し合いました。「全部忘れちゃった遥斗を見てると悲しかった。けど、悲しいって思っちゃう自分が嫌で、遥斗に嘘をつかせた私は最低で…。」と明日香が言うと、遥斗は「無理はしてたかもしれないけど、俺はただ、明日香に笑ってほしかった…。やっぱり、一緒にいない方がいいのかな。もう悲しませたくない。」と答えました。二人はお互いを思いやり、友人関係に戻ることを決断しました。その様子を和樹がコテージの入り口で見守っていました…。
新しい始まり!遥斗と明日香の新たな一歩!
遥斗(眞栄田郷敦)はついに退院し、仕事への復帰も果たすことに!長い間、記憶喪失と戦ってきた彼にとって、この日はまさに新たなスタートです。一方、明日香(広瀬アリス)も新たな道を歩み始めます。高校時代からの夢だったクラリネット講師として、彼女のキャリアが本格的に動き出しました。
二人の新しい章を祝うため、友人たちと「パトリア」で開かれた食事会。ここで遥斗の同僚、木嶋康介(岐洲匠)が登場し、彼の復職をサポートする姿も見せます。木嶋のおかげで、遥斗は働きやすい環境でのスタートを切ることができたのです。
さらに、明日香には音楽教室の室長から、クリスマスイベントの企画担当を任される大役が!初めての挑戦に戸惑いながらも、彼女はこのチャンスを受け入れます。一方で、遥斗は職場でのペースに慣れることに苦労しますが、同僚の支えを受けながら少しずつ成長していきます。
遥斗と明日香、二人がそれぞれの道で直面する挑戦は多いですが、お互いを支え合いながら、それぞれの夢に向かって努力を重ねています。新たな試練とともに、彼らの物語は更に深まり、感動を呼ぶこと間違いなし!この新しいステージで、彼らがどんな素晴らしい未来を築いていくのか、目が離せません!
視聴率:5.9%
2011年、高校2年生の頃、お好み焼き屋「てるちゃん」での出来事が全ての始まりでした。転校生の雪平明日香(広瀬アリス)について仲間たちが呼び方を決めている最中、水野遥斗(眞栄田郷敦)は自然に「明日香のぶん」と食事を取り分け、下の名前で呼びました。この瞬間、明日香は遥斗に対する特別な感情を抱き始めたのかもしれません。
「明日香のぶん、これ食べてみなよ!」
遥斗がそう言った時、彼の優しさが明日香の心に深く刻まれたのでした。
9月16日、遥斗は高校時代以降の記憶を失ったまま、退院が決まりました。彼は妹・花音(中田青渚)の家に同居し、前の職場で働くことに。仲間たちは、遥斗の退院と復職、そして明日香のクラリネット講師デビューを祝うため、レストラン『パトリア』に集まりました。
「遥斗、おめでとう!復職も順調にいくといいね」
その場には、遥斗の会社の同僚、木嶋康介(岐洲匠)の姿もあり、彼は遥斗が働きやすい部署への配置に力を貸していました。食事会は和やかに進み、遥斗は店内に飾られた和樹の写真を見て感慨深げに微笑んでいました。
10月2日、遥斗の復職初日。備品管理課でデスクワークの仕事を始めましたが、覚えが悪く、なかなか上手くいきませんでした。一方、明日香はクラリネット講師として週に一度教える仕事を楽しんでいました。そんな彼女に、音楽教室の室長・山浦久典(赤ペン瀧川)からクリスマスイベントの企画担当を打診されます。
「そんな大役、私にできるかな…でも、やってみます!」
明日香は新しい挑戦に胸を躍らせ、遥斗の家を訪れては、仕事の相談を聞き、TO DOリストなどで整理する方法を教えました。
10月13日、遥斗は職場でファイリングを間違えてしまい、悩みました。明日香は「お昼食べた?」とLINEで連絡し、遥斗は午後から診察があると答えました。主治医の友里(和久井映見)は、遥斗に高次脳機能障害の回復には時間がかかることを理解し、焦らないよう助言しました。
「焦らずに、少しずつ進んでいこうね」
明日香の言葉に遥斗は少しだけ心が軽くなったのです。
10月28日、明日香の誕生日。彼女はちなみのコンサートに行く準備をし、一方で遥斗はキッチンカーの手伝いに出かけました。夜、明日香は遥斗の家を訪れ、誕生日のチケットを渡そうとしましたが、遥斗の予定と重なっていたため、言い出せませんでした。
「今日は何か特別な日?」
遥斗の問いかけに、明日香は微笑んでごまかしました。
11月4日、花火大会当日。遥斗と花音は実家の店で下準備を手伝っていました。明日香はモーツァルトのCDを遥斗にプレゼントし、一緒に聴こうと誘いました。
「この曲、一緒に聴きたいな」
しかし、直後に竜也(中沢元紀)が花音にプロポーズ。花音はまだ早いからと婚姻届を預かりました。花火大会では、人混みの中で明日香が転び、皆とはぐれてしまいました。遥斗が彼女を見つけ、背負って戻る中、2人の絆は一層深まりました。
花火大会終了後、遥斗は明日香に誕生日プレゼントとしてブレスレットを渡しました。明日香は笑顔で受け取りました。
「ありがとう、ずっと大事にするね」
2人は来年の誕生日も一緒に祝うことを約束しました。
再び繋がる糸: 明日香と遥斗の新たな一歩
雪平明日香(広瀬アリス)は、混乱の中、再び明るい光を見つけようとしている。彼女の前に現れたのは、記憶を取り戻し始めた水野遥斗(眞栄田郷敦)だ。彼は中学生までの記憶は鮮明に覚えているが、それ以降の大切な記憶は霧の中に消えてしまっている。この事実は、輝彦(北村一輝)、智津子(戸田菜穂)、花音(中田青渚)とともに、彼の主治医である池沢友里(和久井映見)から聞かされたのだった。
友里医師は遥斗が今後の記憶をどの程度取り戻すことができるかは不透明だと語り、彼には焦らずゆっくりとした日常を送ることを勧める。そして、遥斗の回復を支える一環として、一時帰宅の準備を進めることになった。
一方、明日香は遥斗の回復を一番近くで支えている。彼女は、遥斗の見舞いに訪れた小川智也(坂東龍汰)と下田莉子(長濱ねる)と共に、遥斗が現代の技術に慣れるよう、携帯電話の使い方を教えることに。この微笑ましいシーンの中で、遥斗は突然「ごめん、思い出せなくて」と謝る。明日香は「焦らなくていいよ」と優しく返すが、その表情からは彼女の心の中にある不安が垣間見えた。
さらに、この複雑な織りなす関係性の中で、智也と莉子の間にも小さなドラマが展開している。智也は莉子が恋人と別れたことを知り、彼女を慰める。しかし、智也自身も会社の野球部での挫折を抱えており、彼らの支え合いが互いの心を癒していく。
そして、遥斗の病室に吉幡和樹(綱啓永)が訪れるシーンもあり、彼らはLINEを交換し、新しい交流のきっかけを作る。和樹が去った後、看護師の宮辺紗衣(夏子)が遥斗に薬を届けに来るが、彼女の趣味であるイラストについて明日香が遥斗に教える一幕も。この平穏な時間は、突然鳴り響いた携帯電話の音で中断される。それは和樹が忘れていったもので、着信はかつて和樹の会社で会ったことのある佐竹芽美(高田里穂)からだった。明日香が忘れ物を伝えるため電話を取ると、芽美から思いがけない頼み事をされるのだった…
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2023年8月13日、雪平明日香(広瀬アリス)は、記憶を取り戻し始めた水野遥斗(眞栄田郷敦)についての詳細を、主治医・池沢友里(和久井映見)や友人たちと共に耳にする。遥斗は家族や幼なじみの面影は覚えているものの、中学以降の記憶がスッポリ抜け落ちていた。医師は、日常生活への徐々の復帰が記憶を呼び戻す鍵になると説明する。家族との再会、それは新たな一歩の始まりだった。
翌日、明日香は遥斗の一時帰宅に向け、彼にスマートフォンの操作を教えるシーンで幕を開ける。「ごめん、思い出せなくて。明日香って呼んでた?」 と遥斗が訊ね、明日香は優しく「これからもそう呼んで。焦らなくて大丈夫」 と応える。一方、友人たちの間でも個々の問題が浮上し、人生のリアルな挑戦に直面していた。
芽美(高田里穂)が登場し、事態は一変する。遥斗のスマートフォンを届けにきた明日香は、芽美から遥斗との過去の共有を知り、彼女の言葉に「全然平気ではないけど、一緒にいられて嬉しい気持ちが大きい」と心中を吐露する。明日香と遥斗の関係に微妙な影が差し始めていた。
遥斗の心情は、家族や明日香との関係を通じて複雑に描かれる。「先輩」と呼ばれ、「彼女」としての立場に気を遣い、「申し訳ないと思ってる」と彼が明かすシーンは、彼の内面の葛藤を如実に示している。家族や明日香との距離感は、彼の心の傷を癒やす鍵かもしれない。
遥斗の一時帰宅は、家族との再会だけでなく、彼の過去との対話ともなった。高校時代の友人、智也(坂東龍汰)との野球の話題は、過去を懐かしむキーとなり、「楽しいままでいたかったな。迷ってるんだ、引退。潮時だって分かってるけど、しがみつきたい気持ちとせめぎ合っててさ」 と智也が心情を語る。遥斗もまた、新たな生活に向けての葛藤を抱えていた。
智也の引退試合は、彼の野球人生の集大成であり、友情と青春の総決算だった。試合のクライマックスでは、彼のファインプレーがチームを救う。「楽しかった」と彼が涙ながらに語るシーンは、視聴者にも強く心に残る。
奇跡の覚醒と記憶の断片
病院の静かな病室で、水野遥斗(演: 眞栄田郷敦)がついに目を覚ました瞬間を迎えます。この知らせを受け、雪平明日香(演: 広瀬アリス)は急いで病室に駆けつけました。輝彦(演: 北村一輝)、智津子(演: 戸田菜穂)、そして花音(演: 中田青渚)も遥斗のベッドサイドに集い、彼の意識が戻ったことに涙を流しながら安堵の表情を見せています。
池沢友里(演: 和久井映見)医師が遥斗の意識を確認する中、彼は明日香や家族の顔を見ても、誰であるか思い出すことができませんでした。遥斗の回復には喜びを感じつつも、右半身の麻痺、失行症、そして記憶障害の診断に、明日香と家族は重い心を抱えざるを得ませんでした。しかし、彼らは遥斗が少しでも昔の自分を取り戻せるよう、絶え間ない支えを提供することを誓います。
ある日、小川智也(演: 坂東龍汰)と下田莉子(演: 長濱ねる)が遥斗の見舞いに来る場面があります。二人は昔の話をして遥斗に喜びをもたらそうとしますが、遥斗はただ戸惑うばかり。
そんな中、明日香は遥斗のベッドサイドのコップに生けられた一輪の花に気づき、遥斗にその出所を尋ねます。遥斗は言葉を濁しながらも「あの子。いつも来る」とだけ答えました。この言葉が、明日香にとって新たな謎を投げかけることとなります。
後日、明日香が再び病院を訪れた際、彼女はロビーで友里の娘・菫(演: 宮崎莉里沙)と遭遇します。菫は阿久津翔(演: 中村羽叶)、脳外科病棟に向かう少年を指差し、彼が遥斗に助けられたことを明日香に説明します。
この出会いが、明日香に新たな光をもたらし、遥斗の過去と現在をつなぐ重要な手がかりになりそうです。
視聴率:5.4%
遥斗は目を覚ました瞬間、全てが変わってしまった。彼は目を開けると、なんと全く何も覚えていなかった。「...」と空虚な眼差しを向ける遥斗の姿は、視聴者の心を打つ。家族のことも、愛する明日香のことも、すべてが霧の中に消えてしまっていたのだ。
病院での一日は、遥斗にとって厳しい戦いの連続だ。右半身の麻痺、筋力の低下、高次脳機能障害、そして何よりも記憶障害。これらの症状は、彼の日常を一変させてしまった。リハビリを通じてどこまで回復できるのか、その答えは誰にもわからない。「一般的な知識はあるが、個人的な記憶はない...」と医師が説明する場面は、遥斗の現状を如実に表している。
遥斗の日常のサポートをするのは、看護師の宮辺だ。食事や歯磨き一つとっても一苦労の連続。彼女の優しさと忍耐は、遥斗を支える大きな力となっている。しかし、遥斗は家族や明日香の声にも反応を示せず、その姿はただただ切ない。
輝彦は息子との関係に苦悩し、一時は部屋を抜け出す。しかし、明日香は気にかけ続ける。遥斗が小さかったころの記憶が輝彦の心をよぎる。**「彼は昔、とても内気だった...」**と輝彦が明日香に語るシーンは、遥斗への深い愛情を感じさせる。
入院生活の中で、遥斗は「いつも来るあの子」とつぶやくが、誰のことかは誰にもわからない。花瓶の謎、そして彼が抱える深い孤独感が、ドラマに重厚なドラマチックをもたらす。
ドラマのクライマックスでは、明日香が遥斗を見つけ出し、彼の混乱と苦悩に寄り添う。「どうしたらいいの?」と涙ながらに訴える遥斗に、明日香は温かく抱きしめ、「一緒にいるから大丈夫」と語りかける。この一幕は、多くの視聴者の心に深く響く。
リハビリを続ける遥斗の姿は、少しずつ変化していく。明日香との絆、そして遥斗がかつて助けたショウとの再会は、遥斗に新たな希望を与える。野球を通じて再び笑顔を見せるショウの姿は、遥斗にも前向きな影響を与える。
音楽と病院の間で紡がれる希望の物語
過去三カ月間、水野遥斗は意識不明の状態で入院していた。彼の恋人である雪平明日香は、遥斗が再び目を覚ます日を信じ、献身的に彼のそばで支え続けていた。明日香自身も音楽教室で働く傍ら、その信念を支えとして日々を過ごしている。
ある日、音楽教室での仕事中、明日香はクラリネット講師の根岸優らがチャリティーコンサートの準備をしているのを目撃する。高校時代からクラリネットを演奏していた明日香にとって、音楽は特別な意味を持っており、彼女にも参加を勧める声が多くあったが、「今は聴く専門」と断る。この決断は、自信のなさと遥斗への想いが交錯していることから来ていた。
その後、病院で遥斗に今日の出来事を話していると、共通の友人である下田莉子と小川智也が訪れる。莉子は明日香にコンサートへの参加を勧める一方で、自らの人生の大きな節目、彼氏との結婚を遥斗に報告し、彼が目覚めたときの喜びを想像していた。しかし、智也は何かを悩んでいるような表情を見せる。
一方、遥斗と過去に確執があった吉幡和樹は、彼との間にあった問題を解決し、新たな人生を歩み始めることを決意。彼は彼女の佐武芽美と共に、遥斗が経営していた店「パトリア」を訪れる計画を立てていた。
物語は莉子がアパートへ帰る途中、真剣な表情で電話をしている亘と遭遇するシーンでクライマックスを迎える。亘は重要な話があると切り出し、その内容が二人の関係にどのような影響を与えるのか、そして明日香が音楽を通じてどのように自己再発見を遂げるのかが、この物語の鍵を握っている。
視聴率:6.6%
7月3日の朝、明日香は遥斗との幸せな日常を夢見て目覚めました。すでに遥斗が眠りについてから3ヶ月が経とうとしていました。この淡い夢が、彼女の心に小さな希望の火を灯し続けているのです。
その日の午後、明日香は自らが主宰する音楽教室で、チャリティーコンサートへの参加を誘われますが、「聴く専門」と断りました。しかし、その後彼女は遥斗に会いに病院へと向かい、「クラリネットを弾く誘いをもらった」と遥斗の親友である莉子に話します。
莉子は、「やってみればいいよ」と励まし、さらに遥斗に向けて「幸せになる」という決意を新たにします。この一方で、智也は莉子の結婚の報告に動揺を隠せませんでした。
家に戻った明日香は、自宅でクラリネットのケースを開け、「1回やってみな!」という遥斗の言葉を思い出します。この言葉が彼女の中で何かを動かし始めました。そして、莉子の家に訪れた際、ラインの通知で「萌香」という名前が気になります。
7月4日、明日香は莉子から衝撃の事実を聞かされます。「亘とわかれた」と莉子はカラオケで語り、亘が実は既婚者であったこと、2年間の不倫関係を続けていたことを告白します。莉子はその不倫を続けることができず、終止符を打つ決意を明らかにしました。
翌日、智也は運動中に母親からの電話を受け、怪我に注意するよう言われながらも、自分の将来について思い悩みます。一方で明日香は、病院で趣味の絵を描く看護師との会話から、人それぞれの「好き」を再認識し、自らのクラリネットへの情熱を再考します。
7月5日には、莉子との間で感情が高ぶる一幕も。明日香は莉子の家を訪れますが、莉子は不在で、代わりに亘が現れ、「莉子のことは本気で愛している」と訴えます。しかし、明日香は彼の言葉を信じることができず、彼に対して真摯な態度を求めます。
7月6日、莉子との友情の絆を再確認した明日香は、和樹との会話で支えあう大切さを再認識します。一方で、病室で遥斗の状態に変化が見られ、周囲は緊張の中にも希望を見出しています。
遥かなる誓い: 明日香の決意と隠された秘密
雪平明日香(広瀬アリス演じる)は、深い愛と強い決意を胸に、意識不明の恋人・水野遥斗(眞栄田郷敦)の病床を見守り続ける。遥斗が突如として意識不明の状態に陥り、病院での長い日々が始まる。この状況は、遥斗の家族だけでなく、明日香自身にとっても大きな試練となる。しかし、遥斗の両親、輝彦(北村一輝)と智津子(戸田菜穂)、そして妹の花音(中田青渚)も、明日香のこの無償の愛に心打たれ、彼女の献身を深く認めるようになる。
ある日、病院を訪れたところ、遥斗と同じ高校時代の友人である吉幡和樹(綱啓永)が偶然そこにいた。過去には仲の良かった友人だった和樹だが、彼は何故か急いでその場を去ってしまう。この出来事が、明日香の心に疑問を抱かせる。明日香は遥斗と和樹の間に何か未解決の事があったのではないかと感じ、友人の下田莉子(長濱ねる)に相談する。莉子からの「遥斗が和樹の話をするとき、いつも様子がおかしかった」という言葉は、明日香の疑念をさらに深める。
その後の数日間、遥斗の妹・花音から、遥斗の勤務先の人物が受け取るべき診断書を預かることになる明日香。この診断書の受け渡しを通じて、医師の池沢友里(和久井映見)との間にも一種の信頼関係が芽生え始める。
病室でのある日、遥斗の勤務先の同僚である木嶋康介(岐洲匠)が訪れる。彼は遥斗がかつてこだわりを持っていた飲食店を引き継ぎ、店の装飾として遥斗が計画していたアート作品について明日香に尋ねる。遥斗からは「見たら絶対に感動するから楽しみにしていて」と聞かされていたが、具体的な内容は知らされていなかった明日香。彼女は遥斗の遺志を継ぎ、そのアート作品を探す決意を新たにする。
視聴率:5.9%
遥斗と和樹、二人の若者の絆を軸に織り成される感動の物語が、「桜の誓い」です。本作は、ただの友情物語にとどまらず、過去と現在を結ぶ深い意味が込められた一枚の写真によって展開されます。
物語の核となるのは、「No.3」と題された写真。この写真は、和樹が高校時代に撮影し、賞を受賞した作品です。写真は、夕日に照らされた桜の木を捉えており、その美しさだけでなく、写真が持つ背景には深い物語性があります。
2010年の春、和樹は体育の授業をサボってプールサイドで時を過ごしていました。そこに遥斗が現れ、話し始めると、桜の木につけられた「3」という番号の札を見つけます。この「3」は、遥斗にとって特別な意味を持つ番号であり、それが二人の友情の始まりとなりました。その後、この桜の木は和樹にとっても特別な場所となり、彼はその木を題材に写真を撮影しました。
2023年6月10日、明日香は和樹と共に開店前の飲食店パトリアでこの写真を見つめます。店の名前「パトリア」がイタリア語で「故郷」という意味を持つことからも、この場所が彼らにとってどれほど大切かが伝わります。明日香と和樹は、この写真を通じて「故郷に帰ってきたような安心感」を共有し、互いに深い理解を示します。
和樹が遥斗を病室で見舞い、過去の行いを謝罪するシーンは、特に感動的です。彼は遥斗に対して深い感謝の意を表し、未来への希望を語ります。この瞬間、彼の真摯な感情が観る者の心を打つでしょう。
一方で、和樹の恋人である芽美が、偶然発見した写真から明日香への未練を知る場面は、登場人物たちの複雑な心情を浮き彫りにします。それぞれの思いが交錯し、最終的には和解と理解へと向かっていく過程が丁寧に描かれています。
明日香の遥斗への想い
高校時代、お互いに片思いをしていた明日香と遥斗。12年後、彼らはついに交際を始める。しかし、初デートの約束の日に遥斗が事故に遭い、緊急手術が行われる。病院での待機中、明日香は友里と遭遇し、彼女が医師として働いていることを知る。遥斗の家族から事故の詳細を聞かされる中、明日香は自責の念に苛まれる。しかし、遥斗の両親は彼女を責めない。遥斗の妹からの説明を受け、事故の原因を知った明日香は自らを責め続けるが…
視聴率:6.4%
2011年、新学期の風が吹き抜ける高校の教室。広島からの転校生、明日香(広瀬アリス)が遥斗(眞栄田郷敦)のクラスに加わる。初めての出会いから、明日香の存在は遥斗の心に静かな波紋を投げかけます。彼女の無邪気な笑顔、時折見せる繊細な表情に、遥斗は自然と惹かれていく。「君が笑ってくれるなら、なんだってする」と心の中で誓う遥斗の声が、ナレーションとして流れます。
時は流れ、2023年の春。遥斗と明日香は、互いの感情を確かめ合うように、初デートの約束をします。しかし、運命は彼らに試練を与えることを選びます。4月9日、待ち合わせ場所に向かう途中の明日香に、遥斗の親友・小川智也(坂東龍汰)から慌てた声で「遥斗が事故に遭って救急搬送された」という連絡が入ります。焦燥感に駆られながらも、明日香はただちに病院へと足を向けます。
病院では、遥斗の手術が行われており、彼の両親と数名の友人が既に集まっていました。遥斗の手術を担当する医師が明日香の知り合い、池沢友里であることが明かされると、明日香は更に心を痛めます。友里は、遥斗が頭部外傷による急性硬膜下血腫で緊急手術を行ったこと、一命を取り留めたが昏睡状態に陥る可能性があることを説明します。
手術後、遥斗はICUに移され、明日香は毎日のように彼の病室の外から心配そうに彼の様子を伺います。4月10日、突然のけいれんが遥斗を襲い、その状況を見た明日香は悲しみに暮れます。その夜、遥斗の妹・花音(中田青渚)が海外から急遽帰国し、病院に駆けつけます。
花音と一緒に遥斗の家族は明日香たちにも事故の詳細を説明し、明日香は自分のせいで遥斗が事故に遭ったと自責の念にかられますが、「明日香ちゃんは悪くない」と遥斗の両親に慰められます。
4月11日、明日香は仕事から戻る途中、遥斗が一般病棟に移されたことを知り、ほっと一安心します。しかし、彼女の心は依然として遥斗の健康と彼らの未来に重くのしかかっています。遥斗の状況に変化が見られない中、明日香は彼との未来を模索し、彼の家族と共に彼の回復を支える決意を固めます。
5月16日、遥斗の状態には大きな変化がありませんが、明日香と遥斗はかつて交わした約束――一緒に過ごす時間を大切にするという約束を心に刻みます。花音が明日香に遥斗が事故の数日前に買った国産純粋はちみつを渡すシーンは、彼らの絆の深さと、時間を超えた愛の力を象徴しています。遥斗の昏睡が続く中、明日香は彼のそばで支え続けることを誓います。
再会からの新たな始まり
視聴率:7.2%
2028年4月、昔の記憶が明日香の心を駆け巡る。彼女は12年前の出来事を思い出していた。高校時代、彼女は水野遥斗を「太陽のような存在」として見ていた。その当時のことを振り返りながら、「明日も明るい日だと信じることができた」と振り返る。
2001年、明日香は吹奏楽部で、遥斗は野球部に所属していた。遥斗のホームランに歓声を上げ、彼女は彼に思いを寄せていたが、想いを伝えることはできなかった。それでも、たわいもない日々を楽しみ、大切な時間を共有してきた。
2023年、明日香は音楽教室で働いていた。普通の日々を送りながらも、自分の置かれた状況に満足していた。
明日香の友人、莉子は介護施設で働いていた。彼女と明日香は仕事の後、飲みに行くことが習慣になっていた。ある日、莉子が高校の同窓会が開催されることを教える。遥斗は来れないというが、明日香は行くことを決意する。
同窓会の日、明日香は高校に向かう。そこで同級生たちの様々な姿を目にする。思い出話に花が咲く中、明日香は偶然遥斗と再会する。彼は大阪から駆けつけたのだ。同窓会後、二人は2次会に行くことになり、遥斗の転勤先が東京であることが判明する。
高校時代、明日香は遥斗の進路を北海道だと知りながらも、彼の夢を応援した。しかし、自分の気持ちを素直に伝えることはできなかった。12年後、明日香は遥斗への思いを再び打ち明ける。
その後、明日香は遥斗からの連絡を待ちわびるが、返事はない。莉子は彼女を励まし、智也と遥斗は飲みに出かける。
数日後、莉子との約束に遅れてやってきた遥斗。彼は明日香の表情から不満を感じ取り、彼女を励ます。2人で食事を楽しんだ後、遥斗は明日香に自身の店の内装を見せる。
夜道を歩く中、智也からの電話により、明日香は自らの気持ちに気づく。そして、遥斗との再会によって、彼もまた明日香への気持ちに気づく。
そして、彼らは桜の木の下で語り明かし、手を取り合い、キスを交わす。遥斗は「明日もその先もずっと一緒にいたい」と告げる。
明日香は友人の莉子に喜びを報告し、次のデートを楽しみにする。
デートの当日、明日香と遥斗はスカイツリーに向かう。しかし、風船を取ろうとした子供が危うくなり、遥斗は彼を助けるが、自らもけがを負い、病院に運ばれることになる。
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366日 | |
キャスト・出演者 | 広瀬アリス、眞栄田郷敦、坂東龍汰、長濱ねる、綱啓永 ほか |
主題歌 | HY「366日(Official Duet ver.)」 |
脚本 | 清水友佳子 |
演出 | 平川雄一朗 |
プロデュース | 狩野雄太 |
放送日 | 2024年4月~6月 毎週月曜21時(フジテレビ系) |
公式情報 | 公式サイト、公式Twitter、公式Instagram |
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