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ビットコイン続伸&SUI急伸の背景とは?トランプ認知症疑惑で米国リスク浮上

仮想通貨市場がまたしてもざわついています!

週末にかけてビットコインがじわじわと上昇、さらにアルトコインのSUIが急伸し、市場全体がポジティブムードに包まれました。しかしその裏で、アメリカからは「ある不穏なニュース」も流れ込み、市場心理を微妙に揺さぶっています。

今回は、ビットコイン続伸の理由SUI急騰の背景、さらに話題となったトランプ元大統領の認知症疑惑と米国リスクの再燃について、わかりやすく解説していきます!

ビットコイン続伸!支えたのは「金利低下」と「ETF好調」

まず注目すべきは、アメリカの経済指標が良好だったにもかかわらず、金利が低下傾向にあること。

米10年債利回りは4.25%まで下落し、これがリスク資産であるビットコインへの資金流入を後押ししました。

さらに、ビットコイン現物ETFへの資金流入も止まりません。

ブラックロックのIBIT(iShares Bitcoin Trust)の保有量は58万2,000BTCに達し、全BTC供給量の2.8%を占める規模に!

特に注目すべきは、長期保有者(ホドラー)によるBTC買いが続いている点です。これにより、売り圧力が抑えられ、ビットコインの底堅さが際立っています。

➤ 現在のビットコイン市場データ

  • 価格レンジ:$91,500〜$96,000

  • 短期目標:$97,000突破を目指す展開

  • 5月1日以降、重要経済指標発表ラッシュでボラティリティ増加に要注意!

アルトコインSUIが急伸したワケ

SUI(スイ)は、レイヤー1ブロックチェーンプロジェクトのひとつ。

ここ数日、DeFi関連で資金流入が目立ち、TVL(総預かり資産額)が大幅に増加しています。

直近7日間でのデータを見ると、SUIチェーン上への資金流入が50%以上増加

その勢いに乗るかたちで、SUIトークン価格も週単位で65%以上の上昇を記録しました!

さらに、5月7日に予定されている「Pectraアップグレード」への期待感も、買い材料に。

アップグレード成功後には一時的な売りが予想されるものの、今はポジティブなセンチメントが勝っているようです。

トランプ認知症疑惑で米国リスク再燃?

そんな中、仮想通貨市場とは別に、不安な話題も…。

アメリカではトランプ元大統領に認知症の兆候が見られるという報道が相次ぎ、再び「政治リスク」が意識され始めています。

トランプ氏は現在78歳。

高齢による体力・判断力の低下が懸念されるなか、最近の発言が「支離滅裂で一貫性を欠く」と指摘される場面も。

これにより、来年に控えた大統領選挙が混迷を極める可能性が高まっています。

特に仮想通貨市場では、政情不安がリスクオン(積極投資)→リスクオフ(回避行動)に切り替わる要因になるため、要警戒ポイントとなりそうです。

今後の仮想通貨市場はどうなる?

この先、注目すべきイベントは以下のとおり!

📅 4月29日:米国PCEコアデフレーター発表

📅 4月30日:米中古住宅販売指数

📅 5月1日:日銀金融政策発表

これらの指標次第では、ビットコインが$97,000の壁を突破する可能性もありますし、逆に急落するシナリオも考えられます。

また、SUIをはじめとするアルトコイン市場は、ビットコインの動きに左右されやすいため、短期的な値動きには十分注意が必要です。

✏️まとめ

  • ビットコインはETF好調&金利低下で堅調推移

  • SUIはDeFi資金流入とアップグレード期待で急騰中

  • トランプ認知症疑惑で米国リスク意識が高まる可能性あり

  • 仮想通貨市場全体は「強気寄り」だが油断は禁物!

来週以降も、市場は「大きなニュース」に敏感に反応しそうです。

とくにビットコインの97,000ドル攻防戦、そしてアルト市場の資金流入動向は要チェックですね!

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この記事を書いた執筆者・監修者
この記事を書いた執筆者・監修者

ポプバ暗号通貨部:松 朴李

2017年から仮想通貨投資を開始。DeFi、NFT、IEO、草コインまで幅広く実践してきた現役トレーダー。現在はBitgetやBybitを中心に資産運用を行いながら、最新の市場動向やアルトコインの将来性、リスク管理術を解説。トレード歴7年以上、累計取引高は数億円規模。初心者にもわかりやすい解説を心がけています。 過去にはBTC・ETHの暴落を複数回経験しながらも、長期的な視点で安定した利益を確保。海外取引所の動向や日本の税制、ステーキング・レンディング・コピートレードなど、実際に使ってみたからこそわかる“リアルな情報”を発信中。 日本国内の仮想通貨関連メディアでも複数寄稿歴あり。現在は自身のメディアを運営しながら、定期的にメルマガやX(旧Twitter)で相場速報やニュース解説を配信している。

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