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2024/7/5
青春映画でもないし、恋愛映画でもない。主人公が地味すぎるし、桜田ひよりの役がウザすぎる。
何故かずっと涙が溢れ続けていました。胸がしめつけられて。いろんな人に見て欲しい。心からそう思える作品。
ストーリーの展開にはツッコミどころはあるものの(漫画原作だからある程度は仕方ないのでしょう)それを補ってあまりある程の音楽の説得力がある。音が重なって進化していく様子は圧巻。
触れたら壊れそうなピュアな主人公たちが人と関わることで強く成長していく、そして、それぞれの心地よい場所に旅立っていく物語。
繊細な感情表現を主人公のお二人が見事に演じられていて、観ているこちらも感情を揺さぶられました。
場面場面で流れる楽曲も感情と寄り添っていて良かったです。
清澄と陸が初めて音を重ねるシーン、清澄が初めて人前で演奏するシーンは鳥肌ものでした。
清澄の繊細な感情が表現されてて、表情でそれが伝わってきたので、初主演とは思えない表情にびっくりしました。潮の破天荒な行動なのに、それでいて繊細な所もあり、陰ながら支えてる感情がとても共感できました。何と言ってもバンドがとても良く心地よく癒されました。生で聴いてみたい。何度も聴いてみたくなる。音響がいい映画館で見てみようと思います。
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