ビットコインが急落!市場の「逃げモード」突入
2025年4月8日、仮想通貨市場が大きく揺れました。
特に注目を集めたのが、ビットコイン(BTC)の急落。価格は一時8万ドル(約1,200万円)を割り込み、現在は約76,301ドルで推移中。なんと1日で約10%も下落したのです。
背景には、トランプ政権が発表した関税政策への失望感、そしてマクロ経済全体の不安定さが絡んでいます。
- 総市場キャップは2.41兆ドルまで減少
- 取引量は293%増の1,650億ドルに急増
SNS(X)では、「逃げろ!」「底はどこ?」といった声が溢れ、一部の投資家は「今こそ買い時」と強気な姿勢を見せています。
💬 過去にも暴落からの回復あり。
例:2021年5月の50%下落後 → 3ヶ月で回復。
今回も同様の反発が期待されますが、カギを握るのは76,000ドルのサポートライン。
ここを割ると、7万ドル台前半まで下落する可能性も…。
イーサリアムのショック!1億ドル超の大口清算も発生
BTCの影響はETHにも波及し、イーサリアムは16%の急落。一時は1,400ドルまで落ち込み、現在は1,496ドル付近で推移しています。
大きな話題となったのは、DeFiプラットフォーム「Sky」で発生した1億600万ドル規模の清算。
- 清算されたのは、6年間保有された大口ポジション
- トレーダーはレバレッジにより「一瞬で損切り」
この事件が示したのは、「長期保有だからといって安全ではない」という現実。
💡 市場では「清算=健全化」と前向きに捉える声も。
実際、2022年のTerra崩壊後も、ETHは回復した。
次なる注目は1,500ドルのライン。これを突破できれば1,800ドルが見えてくる一方で、再び下抜ければさらなる冷え込みもあり得ます。
トランプの政策、期待と現実のギャップが露呈
仮想通貨に好意的とされてきたトランプ政権。
「米国を暗号通貨の首都に」というスローガンのもと、業界からの期待も高まっていました。
しかし、4月7日の追加関税発表により、期待は一気に冷水を浴びせられました。
- XRP:15.5%下落
- SOL:15.3%下落
- 清算総額:約14億ドル(そのうちロングが12.2億)
SNSでは「口では応援するけど、政策が逆行している」と批判が殺到。
ただし、ビットコインの戦略備蓄案や仮想通貨企業への支援方針など、長期的な施策には依然として期待が集まっています。
今後の注目ポイントと戦略は?
注目点 | 内容 |
---|---|
関税政策の軟化 | 経済負担軽減と市場安定化に期待 |
トランプの次の一手 | 支援策の明文化が市場の追い風に |
BTCのサポートライン | 76,000ドル → 死守できるか? |
ETHの回復ライン | 1,500ドルを突破すれば反転濃厚 |
まとめ:ピンチはチャンスか、それとも前兆か?
今回の急落は、市場参加者にとって「忍耐か行動か」を問われる瞬間。
歴史的に見れば、混乱の中にチャンスあり。
でも焦りは禁物。情報を正しく読み取り、落ち着いた判断が求められています。
あなたはこの局面、どう動く?