ドラマ『きのう何食べた?シーズン2』第4話
ドラマ『きのう何食べた?シーズン2』第4話の視聴率
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ドラマ『きのう何食べた?シーズン2』第4話 あらすじ
11月が訪れ、美容室の一室では、腕は確かだが毒舌キャラとして知られる田渕剛(演:坂東龍汰)が、顧客に囲まれて忙しく働いていました。しかしある日、美容室で予約が入った顧客に対応するため、彼は店内の様子にほんのり緊張を感じていました。その顧客こそが、町の人気者である三宅祐(演:マキタスポーツ)であり、田渕に彼の対応を頼みました。
当日の予定があるという理由で、祐の対応をお願いする瞬間、美容室の店員たちは名前を聞いて驚きました。なぜなら、祐は一年前に別れた恋人、矢吹賢二(演:内野聖陽)の浮気相手だったのです。三宅玲子(演:奥貫薫)もその事実に気づいており、店内の空気は一瞬凍りつきました。しかし、祐だけは何も気づかず、無邪気に振る舞っていました。
一方で、筧史朗(演:西島秀俊)は上町美江(演:高泉淳子)の顧問先へ同行し、社内のパワーハラスメント問題の和解に成功した経緯を社長に報告していました。しかし、美江は史朗に「今後は彼が担当する」と宣言し、史朗は戸惑いつつも新たな責任を受け入れる覚悟を決めなければなりませんでした。
その夜、珍しく田渕からウチ飲みを提案された賢二は、彼の家に向かいます。田渕は最近別れたばかりの恋人で、食材が余っているからと誘ったのです。そして、田渕は別れの原因を打ち明けました。彼女は何でもキッチリしており、家事も完璧だったが、ただひとつ、微妙に料理がおいしくないことが欠点でした。その欠点がきっかけで、田渕はある行動を起こし、別れを決意したとのことでした。
ドラマ『きのう何食べた?シーズン2』第4話 あらすじ・ネタバレ
過去と未来の交差
11月のある日、美容室で働く田渕(坂東龍汰)は、いつものようにお客様に毒舌で接していました。店長の三宅祐(マキタスポーツ)は、彼の腕前を信じて予約が入った顧客の対応を任せます。しかし、その顧客は、1年前に三宅が浮気した相手だったのです!店内は緊張が走ります。特に、三宅の妻が美容室で働いていることを考えると、一触即発の事態が起こる可能性があります。しかも、三宅はその事実にまったく気づいていません。
そんな中、田渕から食事に誘われた矢吹賢二(内野聖陽)。田渕が深刻そうに話そうとしている様子から、もしかして店を辞めるのかという不安がよぎります。
同じ頃、筧史朗(西島秀俊)は、上町美江(高泉淳子)の顧問先へ同行し、パワハラ問題の和解を進めていました。帰り際に美江は突然、史朗を事務所のボスにすると宣言。史朗は戸惑いながらも「事務所のボスになる覚悟をしておいて」と言われ、大きなプレッシャーを感じます。
その夜、田渕は賢二を自宅に招待し、家飲みをしようと提案。賢二が田渕の家を訪れると、田渕は彼に別れた彼女・逸見千波(朝倉あき)とのことを打ち明け、驚くべき「別れた理由」を話します。千波は完璧な家事をこなす一方で、「微妙に」料理がおいしくなかった。そんなある日、田渕はカルボナーラが食べたくなり、お気に入りのパスタ屋に行くものの、お休みだったため家で作ることに。田渕は材料を買い揃え、手際よくカルボナーラを作ります。その美味しさに、千波も感激。しかし、千波は自分の料理がまずいことを認め、自分の作った料理で幸せになれないなら一人で生活した方がいいと家を出ていったのです。千波の決断は、田渕を幸せにできないという申し訳なさから来たものでした。
賢二は田渕の話を聞き、「そんな些細なことで別れたのか?」と思いますが、田渕は、人それぞれ感じる痛みは違うと説明。賢二は納得しました。そして、賢二は田渕からの家飲みの誘いが、美容室を辞めるという告白だと思っていたことを告げますが、田渕はそんなことは考えていないと笑います。田渕は、三宅店長の妻・玲子から聞いた驚きの話を持っていました。玲子は、娘の大学受験を終えて、三宅と別れてエステで独立すると決断していたのです。賢二は驚きます。
特ダネを手に入れた田渕は、これからの展開が楽しみでワクワクしています。
帰宅した賢二は、史朗が作ったきんぴらごぼうを食べ、美味しいと笑顔で感じます。家庭の味のきんぴらが、外で食べるカルボナーラとは違った温かさを持っています。賢二は「美味しいって食べてくれるのは嬉しいものか?」と史朗に尋ね、史朗は確かにそうだと答えます。二人の間に流れる心地よい空気と、美味しい料理を楽しむ幸せを味わう賢二でした。