2006年に誕生した『モノノ怪』シリーズがついに劇場版三部作として帰還!
その第二章『火鼠』の公開が2024年3月14日に決定し、注目を集めています。そして主題歌を手がけるのは、圧倒的な表現力と個性で観客を魅了するアイナ・ジ・エンドさん。彼女が書き下ろした新曲「花無双」が話題沸騰中です!
今回は、映画のあらすじや音楽の魅力、さらには未公開映像をふんだんに使用したアニメMVについて詳しく解説していきます!
『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』とは?
『モノノ怪』は、謎の男・薬売りが人々の怨念や情念に宿る異形の存在“モノノ怪”を鎮める物語。2006年のアニメ『怪〜ayakashi〜』内の「化猫」が大ヒットし、その翌年に単独シリーズ化されて以来、多くのファンに支持されています。
2024年3月公開予定の『第二章 火鼠』は、三部作の中盤を飾る作品。物語の舞台は、大奥。天子の後継を巡る陰謀や家柄同士の争いが渦巻く中、女たちの情念が新たなモノノ怪を生み出してしまいます。
「業火のごとく燃え上がる情念」がテーマの本作では、薬売りが再び“退魔の剣”を手に立ち向かいます。
アイナ・ジ・エンドが主題歌を続投!「花無双」とは?
第一章『唐傘』に続き、第二章でも主題歌を担当するアイナ・ジ・エンドさん。今回は新たに書き下ろされた楽曲「花無双」が主題歌として登場します。タイトルにある「花無双」という言葉は、「作品の美しさや強さを象徴する造語」だとアイナさんは語ります。
「情念が渦巻く物語の中で、人間の生々しい感情や体温を感じた。それを表現するために、第一章の『Love Sick』よりもダークで歪みを強調した楽曲に仕上げた」と彼女。映画からインスパイアされた強烈な感情が込められた1曲です!
未公開シーンが詰まったアニメMVの魅力
アイナ・ジ・エンドさんの楽曲「花無双」に合わせて制作されたアニメMVは、映画の未公開映像をふんだんに使用。特に、大奥に生きる女性たちの複雑な心情や葛藤が、美しいアニメーションとともに描かれています。
アイナさん自身も、MVについて次のように語っています。
「涙や汗など、身体から出る“水”の表現が多く、それが美しく見える。人間が懸命に生きている証のようで、とても感動しました」。
まるで絵画のような繊細な仕上がりでありながら、生々しい人間の感情がストレートに伝わってくる映像に仕上がっています。
第一章『唐傘』との違いとは?
前作『唐傘』は、謎めいた異形が巻き起こす情緒豊かな物語が特徴的でしたが、『火鼠』はさらにドラマティックな展開が予想されます。
「唐傘よりも情念が目まぐるしい」と語るアイナさんの言葉どおり、家柄争いや陰謀が絡み合い、より激しく燃え上がる人間の情念が描かれる本作。薬売りの冷静さと、周囲の感情の対比がいっそう際立ちそうです!
ファン必見!『モノノ怪』が特別な理由
『モノノ怪』が多くの人々に愛される理由の一つは、和風ホラーと心理描写の融合にあります。視覚的な美しさだけでなく、人間の本質を鋭く描くストーリーは見る者の心に深く刺さります。
また、総監督・中村健治さんや監督・鈴木清崇さんをはじめとする豪華制作陣も大きな魅力。さらに、薬売り役の神谷浩史さんを中心に、豪華声優陣が作品に命を吹き込んでいます!
公開まで待ちきれない!公式情報をチェックしよう
3月14日(金)から全国ロードショーされる『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』。映画公開に向け、公式サイトやSNSでは最新情報が発信されています!ぜひチェックしてみてください。
- 公式サイト:https://www.mononoke-movie.com/
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- 公式Instagram:https://www.instagram.com/mononoke_movie_official/