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朝ドラ『おむすび』第10回:瑠璃の孤独と愛子の寛容さが明らかに!心配性の父との対比が際立つ展開!

朝ドラ『おむすび』第10回:瑠璃の孤独と愛子の寛容さが明らかに!心配性の父との対比が際立つ展開!

©︎朝ドラ『おむすび』第10回

10月12日に放送された朝ドラ『おむすび』第10話では、物語が一気に深まる展開が描かれました。

ギャルグループ「ハギャレン」のリーダー瑠璃(みりちゃむ)が、深夜の街でナンパから交番に保護され、家庭事情や彼女の抱える孤独が浮き彫りに。そして、その救出に駆けつけた結(橋本環奈)と、彼女の母・愛子(麻生久美子)が見せた驚くほどの寛容さが視聴者を驚かせました。今回は、この瑠璃の孤独、そして結の家族の反応が対比され、特に父・聖人(北村有起哉)との対照が鮮やかに描かれました。

瑠璃の孤独が明らかに

物語の前半、瑠璃が天神東交番で保護されるシーンから始まります。ナンパされたところを助けられたものの、一晩経っても親の連絡先を教えない瑠璃。ようやく渋々連絡先を書くも、母親は東京に、父親は中国に出張中で不在という事実が明かされます。「他に迎えに来てくれる人は?」と尋ねられた瑠璃が途方に暮れる中、結に助けを求めるメールを送ります。

一方、結は畑仕事をしながらブロッコリーの袋詰めをしている最中。突然届いたメールに驚きつつも、すぐに瑠璃の元へ駆けつけます。そして、「うちはこの人の友達です」と瑠璃を助け、泣きそうになる瑠璃の姿に友情が深まる瞬間が描かれます。続いて、ギャル仲間である鈴音(岡本夏美)恵美(中村守里)も到着し、瑠璃は一瞬ほっとした表情を見せます。

結の母・愛子の驚くべき寛容さ

交番に駆けつけたのは、結だけではありません。結の母・愛子も現れ、「書類とかなんでも書きますので」と警察に対応。このシーンで、愛子が非常に物わかりの良い母親であることが強調されます。彼女の行動は常に寛容で、厳しく叱ることもなく、むしろ周囲に安心感を与える存在です。瑠璃に対しても温かく接し、彼女の孤独な心に寄り添うような姿勢を見せます。

公園でのシーンでは、瑠璃が「ムスビンママ超いい人じゃん」と感動の声を漏らし、結の母親への憧れを抱いている様子が描かれます。愛子はただ優しいだけでなく、結が送ってきたギャル文字を解読できるほど、娘たちの世界にも理解がある母親。彼女が娘・歩(仲里依紗)の時にギャル文化を勉強していたという過去が語られ、結や視聴者に驚きを与えます。

心配性の父・聖人との対比

愛子の物わかりの良さが強調される一方で、父・聖人との対比も鮮明です。第10話では聖人の出番は少なかったものの、これまでのエピソードを通じて描かれてきた彼の心配性な性格が、愛子の寛容さと見事に対照的に映ります。特に、瑠璃のように問題を抱えた子供に対して、聖人ならばさらに強く心配し、厳しい対応を取ったかもしれません。そういった意味で、結の家庭の中での父と母のバランスがどう描かれていくのかが今後のポイントになりそうです。

瑠璃の本音とギャルグループの絆

瑠璃は、公園で結たちと話している中で、両親がほとんど家にいないことや、「世間体が悪いから離婚しないだけ」といった家庭の問題を打ち明けます。そんな彼女は、「うちの居場所はハギャレンだけ」と語り、ギャル仲間たちとの絆が唯一の救いであることを明らかにします。これまで表面的に明るく振る舞っていた瑠璃が、実は家庭内で孤独を感じていたことが、このエピソードで鮮明になります。

しかし、結がパラパラを教えてもらうことを提案し、彼女たちの間に再び明るさが戻ります。公園で5人でパラパラの練習を始めるシーンは、友情の象徴であり、「ギャルの掟」が絆として強固なものであることを感じさせます。結も少しずつギャルの世界に足を踏み入れていく予感が漂い、物語の展開に期待が高まります。

第10話の総評:家庭の対比と人間関係の進展

第10話では、結の家庭の寛大さと瑠璃の孤独が対照的に描かれ、登場人物たちの人間関係がより深く掘り下げられました。特に、母・愛子の理解力と寛容さが光り、父・聖人の心配性とのバランスが今後の物語にどう影響するのかが注目されます。また、瑠璃が抱える家庭の問題がさらに明らかになり、ギャルグループ「ハギャレン」のメンバーとの友情が物語の核となっていく予感を抱かせました。

今後、結がギャルの世界とどのように関わり、瑠璃や仲間たちとの絆をどのように深めていくのか。ますます目が離せない展開が続きそうです!

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この記事を書いた執筆者・監修者
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ポプバ ドラマ部:佐伯・Pちゃん

脚本家の視点でドラマを深掘る、雑食系オタクライター。
幼少期からドラマと映画が大好きで、物語を追いかけるうちに自然と脚本を書き始め、学生時代からコンクールに応募していた生粋の“ストーリーマニア”。現在はドラマのレビュー・考察・解説を中心に、作品の魅力と課題を両面から掘り下げる記事を執筆しています。
テレビドラマは毎クール全タイトルをチェック。「面白い作品だけを最後まで観る」主義で、つまらなければ途中でドロップアウト。その分、「最後まで観る=本当に推したい」と思える作品だけを、熱を込めて語ります。
漫画・アニメ・映画(邦画・洋画問わず)にも精通し、“ドラマだけでは語れない”背景や演出技法を比較的視点で解説できるのが強み。ストーリーテリング、脚本構造、キャラクター心理の描写など、“つくる側の目線”も織り交ぜたレビューが好評です。
「このドラマ、どう感じましたか?」を合言葉に、読者の感想や共感にも興味津々。ぜひ一緒にドラマの世界を深堀りしていきましょう!

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