WBA世界フェザー級タイトルマッチ、リカルドVSウォーリー戦が始まりました。
今回、オープニングヒットを放ったのはウォーリーですが、
今後の展開について予想していこうと思います。
ウォーリーVSリカルド・マルチネス戦1R
オープニングヒットを放ったのはウォーリー。
会場も唖然、騒然とします。
次の瞬間にはリカルドはウォーリーの姿を見失います。
(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)
ウォーリーはレフェリーの背後に隠れています。
ウォーリーの猿っぽい姿がジワリます。
ウォーリーはレフェリーを挟んで背後から左ストレートを放ちますが
全然届きません。
会場からもブーイングの嵐です。
・リカルド・マルチネスは「見」を選択
(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)
ウォーリーの挑発しているかのように左右に飛び跳ねながら
リカルドに近づきます。
ウォーリーの予測もつかない動きにリカルドが取った選択は
両腕を高く上げて構えた「見」でした。
お得意のと言いますか、百戦錬磨の流石のリカルドと言ったところです。
これには伊達英二や一歩も苦戦しました。
(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)
一歩はリカルドの観察をする姿を見て「冷静さが怖い」
「手の内を見せれば見せるほど」対応されることを懸念します。
・ウォーリーはノーガードで応戦
(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)
リカルドの両腕を上げた姿を見て、ちょっと不満げな表情と
打ちに来ないことを確認するとウォーリー今度は背後に腕を組みリカルドへ近づきます。
(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)
マジでしっかり組んでいます。
リカルド相手に自殺行為と言わんばかりですが、
ウォーリーは楽しんでいるのかもしれません。
リカルドは王者の左ジャブを繰り出す
(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)
一歩とのスパーリングで見せた基本に忠実な左
左一つとっても一級品とも言われるジャブを繰り出します。
以前、鴨川会長も王者の左は肩も肘も動かさず真っすぐ最短距離を飛んでくる
予備動作がなく軌道が読めないと言わしめるほどの左です。
(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)
ウォーリーは持ち前の反射神経や手数の多さで
ヴォルグとの挨拶の握手の時のようなジャブでの応酬になるのではないでしょうか?
ウォーリーは奇想天外な攻撃を繰り出す
(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)
試合前のヴォルグとのスパーではでんぐり返りしてパンチを打ったことがあり
ヴォルグにヒットしています。
リカルドとの試合でもありそうですね。
(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)
でんぐり返りの後の青木の得意技である『カエル跳び』アッパーもしそうです。
ウォーリーはヴォルグとのスパーで見せられた『飛燕』
千堂とのスパーで見せた『スマッシュ』など見せてくれるかもしれません。
ウォーリーがデンプシーロール!?
大胆予想とすれば、一歩にセコンドを頼む時にウォーリーが言った
「見せたいモノがある」
(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)
この発言からウォーリーが『デンプシーロール』を繰り出す可能性があります。
ただ、縦の動きまでは無理だと思いますが…
ウォーリーは一歩戦でしっかりと『デンプシーロール』を体感しています。
この戦いの中で学習し、真似できるようになっていてもおかしくありません。
(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)
もう一つの理由として一歩とヴォルグとのスパリングでも
ウォーリーはコーナーの上からしっかりと見て観察しています。
・リカルドが本性を見せるのは何Rになるのか!?
(©️森川ジョージ「はじめの一歩」/講談社)
ウォーリーが『デンプシーロール』を打てるようになっていたとしても
リカルドには通じる可能性は低いかもしれませんが、驚かせる一発としては効果絶大ではないでしょうか。
しかし、リカルドは王者。
「見」から解き放たれたリカルドはヤバいですからね。
皆さんはどう考察しますか?
ウォーリーVSリカルドは展開が楽しみですね。