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【レビュー】映画『LAPSE』

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映画『LAPSE』口コミ感想ネタバレ 映画『LAPSE』あらすじ 公開上映中おすすめ映画

「近未来を舞台にしたオムニバス短編!」「中村ゆりかが強く印象に残った!」「3作品を通して人間の本質を見た気がした!」


上映中【2019年2月16日(土)公開】

 

映像プロダクションBABEL LABELによる近未来SFオムニバス。VRシミュレーションに辛い未来を予知される「SIN」、自分がクローン人間の失敗作だと知る「失敗人間ヒトシジュニア」、延命治療を巡る「リンデン・バウム・ハウス」の3篇を収録。オムニバス「TOKYO CITY GIRL」内の「LOCAL → TOKYO」を手がけた志真健太郎が「SIN」を、俳優としても活動するアベラヒデノブが「失敗人間ヒトシジュニア」を、数々のアーティストのミュージックビデオを手がけるHAVIT ART STUDIOが「リンデン・バウム・ハウス」を監督。-Movie Walker-

 

あらすじ<STORY>

「SIN」2062年。政府公認の教育機関エルサに呼び出された5歳のアマは、20年後に自分の母親を殺す確率が高いことを知らされる。エルサによるシミュレーションには、犯罪に手を染め大切な人たちを傷つける未来が映し出されていた。そんな未来から逃れるように懸命に生きるうちに、周囲の人たちとともに運命は少しずつ変わっていき、ついに25歳の誕生日を迎える……。「失敗人間 ヒトシジュニア」2050年。クローンと人間が共生する中、20歳になった大学生ヒトシジュニアは自分がクローン人間の失敗作であることを聞かされる。恋人にも振られ絶望の淵に立つ彼の隣りに、初美(ハッピー)という美女が現れる。彼女もまたクローンの失敗作であり、親に捨てられていた。20歳を迎えたクローンは、クローン元の人間に捨てられた場合、国に回収され廃棄されるという。ヒトシジュニアは生きるために、育ての親を殺して戸籍を奪う決断を迫られる……。「リンデン・バウム・ハウス」2038年、人間が人工知能に医療を委ねている時代。人工知能Satiによる延命治療を受け10年間寝たきりの祖母の若い頃を想像する大学生のヨウ。色どり豊かな音楽世界で、深夜に一緒にダンスホールで踊る夢を見る。ヨウは、全てを理解しているように振る舞うSatiにも、Satiに頼りきりの家族にも苛立ちを募らせていた。人工知能の法律改正により祖母の延命中止が決まり、ある行動に出る。

●キャスト●

アマ柳俊太郎
サリィ内田慈
真波比嘉梨乃
高山林田麻里
白木手塚とおる
真鍋ヒトシジュニアアベラヒデノブ
田中初美(ハッピー)中村ゆりか
杉本詩織清水くるみ
はぴこねお
田中のぶ江信江勇
リュウ根岸拓哉
真鍋人志深水元基
葉月ヨウSUMIRE
葉月シナノ小川あん

●スタッフ●

監督志真健太郎 、 アベラヒデノブ 、 HAVIT ART STUDIO
プロデューサー山田久人 、 藤井道人
撮影石塚将巳 、 佐藤匡 、 大橋尚広
音楽岩本裕司 、 河合里美
美術遠藤信弥

映画『LAPSE』を観た人の感想、評価、口コミ

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◉映画「LAPSE ラプス」初日舞台挨拶観終わった。
3本の短編で近未来の設定の作品でそれぞれの監督の個性が出てました。
中村ゆりかちゃんもSUMIREちゃんも可愛かったです。
観た後にパンフレット買うと良いですよ👌

 

 

◉映画『LAPSE』のパンフレット。
情報量そのものはそれほど多くないが、監督お三方の鼎談に文字数を超えた深みがあって、
作品を解釈していくうえでの補助線としても、若いクリエイターの肉声としても、
すこぶる興味深い読み物に仕上がっている。
必読。

 

◉オムニバス映画『LAPSE ラプス』始まりました!
私は志真健太郎監督『SIN』に出演しています。
柳俊太郎さん、手塚とおるさん、比嘉梨乃さん他、魅力的なキャスト!

『リンデン・バウム・ダンス』には、
ピンカートンに会いにいく少女優子のの小川あんちゃん!

映画『LAPSE』を観た人の感想、評価、口コミ

◉『LAPSE』
設定の既視感とか、意外性の足りなさとかを持ち出して斥ける意見があるかもだけど、
こういう企画は時代が変わる度に手を替え品を替え新たな世代によって紡がれることそのものに意味があるのであって、
新奇な未来像を具現化することなんて求められてないんだよ、と主張はしておく。

 

 

◉『LAPSE ラプス』
近未来を舞台にしたオムニバス短編。
たとえ、クローンだとしても未来が予測出来たとしても私たちは人間だ。
未来に抗う姿、心の痛みにより人間らしさを感じ苦しかった。

3作品を通して人間の本質を見た気がした。
「失敗人間ヒトシジュニア」の中村ゆりかが強く印象に残った。

 

◉『LAPSE』観た!
来るべき未来をテーマにした30分三本勝負のオムニバス。
新進クリエイターの才能を青田買いするショーケースという意味では、
想定以上の手応えを感じさせる完成度。

作品ごとのテイストの違いと、確固たる意志に基づいた配列の妙で、
全体を貫く統一したテーマが感じられるところも良い。

 

◉『LAPSE』より『失敗人間ヒトシジュニア』
不世出の飛び道具俳優アベラヒデノブにクローン人間の失敗作というキャラを当て書きした時点で勝ったも同然。絶妙な間とズレが生み出す笑いと、ピュア過ぎるリリカルさが生み出す振幅の広さという監督としてのアベラヒデノブの美点も十二分に生かされている。

 

◉『LAPSE』より『リンデン・バウム・ダンス』
リア充世界の山戸結希はファイトクラブの夢を見るのか?
特段未来でなくても成立する話という時点でお題縛りからは外れる気もするが、
オムニバスの一編としては良いツイストになっている。
こういうテイストの映画が物凄く好きな層は一定以上いる気がする。

 

◉『LAPSE』より『SIN』
不覚にも私、一瞬ウルっときてしまう瞬間があったのだけれど、
どう考えても絶望より他に未来の選択肢がない現代の日本で、
若い才能が映画という表現を使って、
それでも抗っていきたいという強い意思を描いてくれた事そのものが、
3本の積み重ねによって響いていたような気もする。

 

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最新みんなのレビュー

想像以上でした

Rated 5.0 out of 5
2024年5月15日

口数の少ない清澄の演技 目と表情で感情をうまく表現されていて観ている側も込み上げるものがありました。清澄、潮それぞれを演じたふたりが役柄にとてもぴったりだと思いました。心地良い音楽と景色、何気ない日常でも誰もが内に秘めているマイナスな気持ちに寄り添ってくれる素敵な作品でした。思い返しても好きなシーンが沢山浮かびまた観たい!と思える映画です。

もも

諦めきれない夢

Rated 4.0 out of 5
2024年5月14日

東ゆうは、サイコパスでもクズでもない。

ただ夢に向かって必死なだけ、計画というには運頼みだし、たまたま上手くいったにすぎない。

自分の夢のために周りを巻き込んむが

初ライブまでは周りも楽しんでいた。

ただ活動が本格的になればなるほど

熱量の差でバラバラになる。

それに加え、自分の魅力の無さに

焦りや葛藤が積み重なり、さらに追い打ちがくる。

そして、、、

それても、諦められない物がある。

アイドルってのは魅力的なんだなぁと

個人的には心に刺さる物がありました。

大人であれば、着いて行けなくなる仲間のフォローや

それぞれ大切にしたいモノが違うなど分かってあげられるが

10代の時に出来るかと言われれば分からないな、、、

あと、映画見終わってから聞く『なんもない』は刺さりました。

ぴよ

心に沁みる作品

Rated 5.0 out of 5
2024年5月14日

ひとりで音楽を使ってきた清澄が潮との出会いで心を開いていく。ひとりに戻った時の清澄の死んだような目がグサっと心に突き刺さりました。

音楽にもストーリーを感じました。

まゆ

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