舞台『平田オリザ・演劇展vol.6』口コミ感想ネタバレ 舞台『平田オリザ・演劇展vol.6』あらすじ 公開上映中おすすめ舞台ミュージカル

「目が離せない！瞬きさえできないくらい集中しながらも、安心して観れた！」「凄く密度が濃い時間が心地良く過ぎて行く！」「役者の間合いや微妙な表情も見事で、大いに笑わせられた！」

上映中【2019/02/15 (金)〜2019/03/11 (月)公開】

舞台『平田オリザ・演劇展vol.6』とは

平田オリザ珠玉の中短編をお届けする演劇展、
新作・新演出を含め、過去最大規模の9演目を上演！

『コントロールオフィサー』
「行ってきます。」「引っかかってこいよ、」
東京オリンピック予選の水泳会場。
試合後のドーピング検査室で尿が出るのを待っている男たちのどうしようもなく情けない物語。
＊上演時間：約60分（予定）

『走りながら眠れ』
「ただいま」「おかえりなさい」
社会主義運動の中で虐殺された、大正時代のアナキスト・大杉栄と妻の伊藤野枝。
恋愛スキャンダル、幾度にもわたる投獄―
壮絶な人生を辿りながら、どこまでも己を貫いた彼らの最期の2ヶ月を繊細に綴った、大人の会話劇。
何気ない日常の中から、2人の生き様が浮かび上がる。
＊上演時間：約80分

『銀河鉄道の夜』＊お子様とご一緒にどうぞ
「銀河ステーション、銀河ステーション―。」
星祭りの夜、1人寂しく夜空を見上げるジョバンニの耳に突如響く車掌の声。
親友カンパネルラとともに“本当の幸せ”を求めて様々な星座を旅し、2人の行き着く先は―。
宇宙の果ての輝く星々と美しい友情で紡ぐ、いのちのファンタジー。
＊対象年齢：小学生以上　　　＊上演時間：約60分

『ヤルタ会談』
「あれ、またチャーチルさん、遅刻？」
第二次世界大戦終戦間際、米・英・ソ首脳によって行われた世界史上最大の秘密会談。
しかし集まった3人は、この国が欲しいだの、人気者になりたいだの、自分の事ばかり―。
平田オリザが柳家花緑氏に書き下ろした落語台本を、舞台版に改訂し、
歴史の裏側をブラックユーモアたっぷりに描く痛快コメディ。
＊上演時間：約30分

『忠臣蔵・武士編』『忠臣蔵・OL編』
「だからさ、こう討ち入り目指してく過程で、だんだん武士道的になっていけばいいんじゃないの、みんなが。」
平和ボケした赤穂浪士たちのもとに、突如届いたお家取り潰しの知らせ。
その時、彼らは何を思い、どのように決断したのか？
私たちに最も馴染み深い忠義話の討ち入り決断を、日本人の意思決定の過程から描いた、アウトローな『忠臣蔵』2バージョン。
＊上演時間：各約60分

『隣にいても一人』『隣にいても一人 韓国版』
「そりゃ困るよ、急にこんな夫婦だなんて。」
朝目覚めると何故か夫婦になっていた昇平とすみえ。
離婚の危機にある彼らそれぞれの兄と姉。
二組のカップルを通して、夫婦のあり方を淡々と綴っていく平田オリザ流不条理劇。
＊上演時間：各約60分

『思い出せない夢のいくつか』
「あれって、本当ですか？　夫婦が似るって。」
星の数ほど生まれる思いは、衝突、爆発、死を繰り返す。これは大人のための『銀河鉄道の夜』。
＊上演時間：約60分

※皆様からの感想や口コミも随時募集しています☆

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舞台『平田オリザ・演劇展vol.6』を観た人の感想、評価、口コミ

◉『平田オリザ・演劇展vol.6』
「銀河鉄道の夜（Ａチーム）」
カンパネルラ役、藤松祥子さん♪

ジョバンニとカンパネルラの距離感の描写を始め、表情から感情がシンプルに伝わって来た。
観ていて…とても心地良かった。

今回も顔の表情や仕草、所作から伝わってくる感情表現が…とても素敵でした♪

◉

アゴラで、平田オリザ・演劇展vol.6『コントロールオフィサー』。多くの観客がガキ使の「絶対に笑ってはいけない〇〇24時!」モードでヘラヘラ観るのかと思っていたら、感想調べると割と真面目な方もいてそれに結構驚いた。「島田アウトー」とか「西村アウトー」とか脳内音響が止まらなかったです。。。

— 綾門優季 (@ayatoyuuki) 2019年2月20日

◉平田オリザ・演劇展vol.6は、
とりあえず『忠臣蔵・OL編』はA〜Cの全チームと、『隣にいても一人』のCチームはぜったいに見なくちゃ。
自分　それと要望だけど、前にむちゃくちゃ面白かった中フラの演劇展もまたやってほしいなり（熱望）。

◉平田オリザ・演劇展vol.6『コントロール オフィサー』
そうか、なるほど、4名の水泳選手の名前、大飯、志賀、浜岡、泊なんだ。なるほど、そちらの意味も絡ませているのか！

◉

『コントロールオフィサー』
「平田オリザ・演劇展 vol.6」唯一の新作。平田さんの恐ろしさを改めて実感。扱う題材は東京五◯、役名は原発絡みで、一人一人の選手に原発それぞれの状況が見事に絡む。でありながら、そういう前提を完全に排しても、30分という短時間で、人間関係と間に笑わせられる。 pic.twitter.com/GGVrYuosNH

— 岩嵜 修平 (@shu_iwasaki) 2019年2月17日

◉

『走りながら眠れ』
描かれるのは大杉栄と伊藤野枝の平凡な日常。2人の会話は、愛に溢れ、時にコミカルで、ところどころにアナキストらしさが顔を見せる。互いに自立しながら支え合う2人の関係は、むしろ現代の夫婦のあるべき姿（亭主関白ぽさは否めないが尻に敷かれてる感もある）のように見える。 pic.twitter.com/3giKK8B5cQ

— 岩嵜 修平 (@shu_iwasaki) 2019年2月17日

◉

約80分、1シチュエーション4幕ほどで、2人だけで繰り広げられる会話劇。ただ言葉が交わされるだけなのに、ずっと面白い。季節の変化は、照明と、服装や団扇、風鈴の音だけで表現されるのに、真冬に夏を感じられる。能島瑞穂さん、古屋隆太さんは共に上手すぎて、能島さんは表情まで乗り移っていた。 pic.twitter.com/bMP56w9XPh

— 岩嵜 修平 (@shu_iwasaki) 2019年2月17日

◉

『菊とギロチン』「村に火をつけ、白痴になれ」と、この数年、大杉栄や伊藤野枝の話を見かけるようになったのは必然かもしれない。よく分からない法律が制定され、よく分からない事件が起こり、よく分からない理由で逮捕される。もう一度、関東大震災が起きた時、僕らは正常な判断ができるだろうか。 pic.twitter.com/3Fted5w8XR

— 岩嵜 修平 (@shu_iwasaki) 2019年2月17日

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『銀河鉄道の夜』B
舞台上にスクリーンがあり、開演前にBGMが流れるだけで新鮮なアゴラ。お子さんの声も方々から聴こえ、貴重な観劇体験。ただ、作品自体は主に海外向けに分かりやすく作られただけあって「銀河鉄道の夜」を演劇にした以外の感動は得られなかった。ただ、原作の普遍性には驚かされた。 pic.twitter.com/fuzVXcmZdp

— 岩嵜 修平 (@shu_iwasaki) 2019年2月17日

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『ヤルタ会談』
ブラックジョークだらけで30分、笑いっ放しのコメディだけど、とても勉強になる。「ヤルタ会談」「ソ日中立条約」「バビロン捕囚」「エルベ川の誓い」それぞれの内容や、ガンディーの元の職業などを知らない人は観た方が良い。別に、答えが出てくる訳じゃないけど、調べたくなる。 pic.twitter.com/8sbG04IVVM

— 岩嵜 修平 (@shu_iwasaki) 2019年2月17日

◉

『コントロールオフィサー』
「平田オリザ・演劇展 vol.6」唯一の新作。平田さんの恐ろしさを改めて実感。扱う題材は東京五◯、役名は原発絡みで、一人一人の選手に原発それぞれの状況が見事に絡む。でありながら、そういう前提を完全に排しても、30分という短時間で、人間関係と間に笑わせられる。 pic.twitter.com/GGVrYuosNH

— 岩嵜 修平 (@shu_iwasaki) 2019年2月17日

◉平田オリザ・演劇展vol.6『走りながら眠れ』
能島瑞穂さんと古屋隆太さん、お二人が堪らなく素晴らしい。もう舞台に目線が釘付け。
何なんだろ、この安心感。濃密だけど淡白って矛盾しているけど、
淡々と日常の会話が続くのだけど、凄く密度が濃い時間が心地良く過ぎて行く。

◉平田オリザ・演劇展vol.6
『走りながら眠れ』観劇。
作・演出：平田オリザ
出演：能島瑞穂、古屋隆太
膨大な台詞量の大人の会話劇。
大好きな役者さんである古屋さんの
お芝居を堪能させて頂きました。
2人の会話に引き込まれ、細部までこだわったお芝居がさすがの80分でした。

◉平田オリザ・演劇展vol.6『銀河鉄道の夜』Aチーム
映画から舞台『幕が上がる』と言う流れから演劇を観出した者として、
井上みなみさんと藤松祥子さんのジョバンニとカンパネルラ、お二人が舞台に居られることで大満足。
そこに中村真生さんの演技を目の当たりに出来る。これでもう言うことなし。

◉平田オリザ・演劇展 vol.6『走りながら眠れ』を観劇。
能島&古屋コンビの息の合った台詞のやり取り、所作のひとつひとつに、
目が離せないというか、瞬きさえできないくらい集中しながらも、安心して観れた。
二人の初演から観てるけど、またさらに心に染み入るものがあった。

◉平田オリザ・演劇展vol.6『コントロール オフィサー』
30分の小品なれど、たっぷり楽しめる作品。
オリザさんの時代への風刺もピリッと効かせある。ちょうど良い30分。

◉青年団 平田オリザ・演劇展vol.6『コントロール オフィサー』
大竹直、海津忠、伊藤毅、島田桃依、尾﨑宇内、小寺悠介、中藤奨、西村由花、藤瀬典子、宮部純子
このメンバーで濃密な時間を味わえる気がする。

◉平田オリザ・演劇展vol.6『走りながら眠れ』
壁に掛かっている舞台美術が綺麗なのです。多分、杉山至さんだろうな。
14、5本の木が水平に並んでいて、何本かがずらされている。
その上に照明が投げ掛けられクロスしている。
お願いですので写真を撮らせてください(笑)。

◉【平田オリザ・演劇展vol.6】 『コントロールオフィサー』
10人の優れた俳優が揃った30分ってこんなに贅沢な気持ちになれるんだなァ…
セリフの一言一句、間、一挙手一投足、全てが気持ちよく収まるべきところに収まる快感にニヤニヤが止まらない…