「素晴らしい演技に圧倒されました……。平さん82歳というのが信じられない…美しかったーー」「若い人には申し上げたい。舞台の平幹二朗を見ておかないと後悔するぞ。」「平さんにブラヴォーせずに、誰にしようか。」
(©株式会社リリック)
公演中【2016年1月9日(土)~1月16日(土)】
『王女メディア』とは
「長く記憶に残る演技」と高い評価を受けた初演から37年。
熱いアンコールにお応えして、平幹二朗が、一世一代、ふたたび、メディアに挑む。
王女メディア』はギリシア悲劇の三大作家の一人、エウリーピデースの代表作です。
平幹二朗は1978年に男優として王女メディア役に挑み、「長く記憶に残る演技」と高い評価を受けました。そして1983年にはアテネの舞台に立ち、ギリシアでギリシア以外の国の人間がギリシア悲劇を演じて初めて絶賛を浴びるという快挙を成し遂げたのです。
そして2012年、髙瀬久男の演出により平幹二朗の『王女メディア』が新しく甦り、日本各地で大絶賛を戴きました。各地の熱いリクエストにお応えして、一世一代、ふたたび、メディアに挑みます。-株式会社リリック-
『王女メディア』を観た人の感想、評価、口コミ
グローブ座で王女メディア見てきた。
80過ぎた人が2時間舞台で朗々と喋り続けるってすごいよね。役者さんとか芸能人とかで年取っても活躍してる人たくさんいるけど、普通に考えたらおじいちゃんだよ。
王女メディアは復讐の話で悲劇なんだけど、相手にダメージを与えるために自分もめちゃくちゃ傷つく手段をとってて、もっとうまくやれたよって思っちゃう。
グローブ座で王女メディアをみてきた。私のメディアにたいする印象は毎回変わるのだが、平幹二朗のメディアは、狂っているようで冷静なメディアだった。コロスが芸達者ぞろいなのと、まきやさんも素敵だった。
王女メディア。見終わって、いまから現実に戻りながら帰宅します…
立川初日よりパワーアップしたメディア一行のみなさま!やっぱりすごかったわ(≧∇≦)b 熱く冷たく激しく儚いメディア。全身全霊で挑む平幹二朗さんの気迫は見事です!見ることが出来て幸せでした♪
田尾下さん演出の『王女メディア』前回の高瀬さん演出バージョンにはなかった演出が、とても効果的でした。平さんはじめ台詞に長けたみなさんですが、台詞だけでなく、視覚的にもとても素敵で説得力のある演出でした。
恐ろしいほどに愛情が溢れてると
悲劇になるんだな、きっと
立ってるだけで芝居になる瞬間を
目撃👀した
王女メディア
王女メディアわず。平幹さんの女の情念、相変わらずたまらんかった~。メディアは憧れの人だわ。
「王女メディア」ってギリシャ悲劇なんやけど、今の時代にも同じように憎しみ、狂気、葛藤の果てに起こしてしまった後悔してもしきれない愚かな悲しい出来事ってあるように思う
グローブ座で平幹二朗さんの「王女メディア」の観劇。
高田馬場への帰り道一つ裏通りへぶらり散歩中。
海城・保善高校の前をはじめて通り、外山公園へ。梅が咲いていましたよ。
王女メディア観て来た。圧巻(T ^ T)生々しいほどのオンナを演じる平様って国の宝だと思った。馬木也さんも素敵💖一生記憶に残る作品。
『王女メディア』@グローブ座
スペクタクルな蜷川演出から37年、82歳の平幹二朗が三たび演じてくれるとは!そのお年でさすがにどうなのというこちらの危惧を一蹴する凄絶で美しい舞台。演者9人もほぼ平さんの独壇場。あんなに出ずっぱりでお水も飲まないから死んじゃわないでって心配になったよ
王女メディア、年明け一本目から超ハードな内容だった。ギリシャ悲劇?メディアこえーよー(>_<)自分以外が幸せになるのは許さないけど、自分が幸せになる道は残すと。でも恐らく狂い死ぬのだろうなー。
2016年初のストプレは「王女メディア」
何が凄いって齢80を越えていらっしゃるのにちゃんと若く美しい女性(ただし子持ち)に見えるっていう
乳母の間宮さん、町の女の先代じじいこと若サマ、夫の馬木也さんも良かった〜
グローブ座に来ちゃった❤️復活公演 王女メディア。20年前、高校生の時TVで初めて観て泣いた作品です。衝撃だったー。
蜷川演出とギリシャ悲劇の奥深さにはまったきっかけの作品でもあります。
若い人には申し上げたい。自分はもう5年ぶりくらいに観に行くんだけれど、舞台の平幹二朗を見ておかないと後悔するぞ。後悔するぞ。後悔するぞ。王女メディア@東京グローブ座 16日まで。ギリシャ悲劇とか聞くと重そうだと思うかもしれないが、ただただ面白いだけ。ぶっ飛んでるし。
「王女メディア」観てきました。82歳の平さんの女役……登場した時には「さすがに無理があるかなぁ」なんて思ったんですが、とんでもない思い違いでした。カーテンコールで出てらした時に男性かつご高齢ってはたと思い出して愕然としたくらい。幼子ふたりの母、悩み深い熟女でした……凄味。
『王女メディア』。急逝した高瀬さんに代わり田尾下さん演出となり、衣装装置は変わらないが台詞はだいぶ組み直した感触。なにより平幹二朗が一世一代の気負いから解放されてか、とても自由になってその場その場を巧まずとも自然に演じて見事だった。
東京グローブ座に「王女メディア」を観に行ってきた。
メディア恐ろしい女だけれど、もっと恐ろしいのは平さんが、声色とか変えていないのに女に見えた点。
『王女メディア』観ました。言葉もない。凄いものを観てしまったとしか。
平幹二朗さんの「王女メディア」にただただ圧倒されてきました。
改めてなんて凄い役者さんなんだろうって感嘆あるのみ!
王女メディアおわた。平幹さん、自由の境地に至った。「一世一代、ふたたび」とは、かえって一度し納めたからこそ、自由になれたんだな。すげえ芝居だった。( ゚д゚)
ギリシア悲劇「王女メディア」@グローブ座。歌舞伎のように男がすべての女性を演じる。平幹二朗の年齢を考えると、怪演というべき迫力だ。脚本は少し変えて良かったと思う。上からも楽しめる演出は田尾下さんならでは。しかし、劇場の3階は見切り席だ。米のミュージカルのように格安にすべきだろう。
グローブ座に平幹二朗主演の『王女メディア』観に来た。前に観たのは蜷川版で80年代中頃。当時グローブ座はまだなかった。最近はこういったゴリゴリのやつ観る機会が多いがなんかそういう流れだな。お金払って時間割いて観る価値のあるやつ。
王女メディアを、初めて観たのは、髙瀬演出の映像。メディアをやるにあたり、平さんは、女というものについて、相当、考えたり観察されて作られたと思う。すでに、もう卒業した、と話されているのを読んだが、感動を伝えたくて、お手紙を書いた。自分が経てきた感情と痛みと苦しみと表情や声について。
私も初心者だが、観劇の注意を聞かれ。
ギリシャ悲劇にはコロスという人達がゾロゾロ出てくるよ。コロスが筋の説明役でもある感じ。私は最初、見慣れず違和感感じたけど、そういうものなんだと飲み込んだら観やすくなったよ。王女メディア邸ご近所さんみたいな、土地の女達、が今回のコロスかな。と。
「王女メディア」夢に出てきた…「怒り」とは何か。自分を捨て若く身分の高い女と結婚するという夫に対して、妻が抱く怒りは論理的なものだ。「怒りを鎮めろ」という男の言い訳は詭弁に満ちている。その愚かさへの重なる怒り。混沌にまみれず、怒りを明晰化するには「行為」が必要…金閣寺と通じた!
王女メディアは、ク・ナウカが演じてた映像を昔見て、すんごい印象的だったんだよね。一つの役を台詞の語り手と演じ手の二人で演じてて、その捻れがまた物語と複雑に絡み合ってて。演目としても非常に興味深いので、今回は平幹二朗さんで。
見てて、王女メディアに対しては可哀相だけでは対峙しきれないなぁって思った。復讐のために我が子に手をかけるけど、隣国に逃亡する手筈は整えている強かさ。女の顔、母の顔、慈しみから嫉妬へと目まぐるしく変わる。激情そのものだわ。