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舞台・ミュージカル

【口コミ・感想】舞台『あの大鴉、さえも』の評判、評価

2016年10月7日

「なにより小林聡美、片桐はいり、藤田桃子の出演者自身が魅力的!」「小野寺修二さんのセリフ劇に絡んでくるパフォーマンスの演出はやっぱり凄い!」「舞台美術、照明も美しく現代アートのような作品」

 

maxresdefault (©東京芸術劇場)
公演中【2016年9月30日(金)~10月20日(木)】

舞台『あの大鴉、さえも』とは

現代演劇のルーツといえるアングラ世代の戯曲を 若手・気鋭の演出家が大胆に現代の視点で読み直す、東京芸術劇場人気企画「RooTS」。
第四弾は、竹内銃一郎の80年の傑作「あの大鴉(おおがらす)、さえも」をカンパニーデラシネラの小野寺修二演出で上演いたします。
男性三人芝居として書かれたこの作品を演じるのは、なんと超個性派・実力派の三人の女性、小林聡美、片桐はいり、藤田桃子です。
2016年、女たちの上にガラスの天井はあるのか?何のために、何を目指して、女たちはガラスを運ぶのか?
最強の顔合わせで贈るフィジカルシアターにご期待ください。-東京芸術劇場-

 

 

舞台『あの大鴉、さえも』を観た人の感想、評価、口コミ

この台詞覚えておいて後でノートに書き出したい!って思える面白い台詞がいくつもあって、上演中繰り返し暗唱してたのに、最後拍手したら忘れてしまった。非常に悔しい。

 

【大鴉】ほんと今回、照明が美しい。舞台に浮き上がる光の外の、闇が柔らかくて明るくて、その光に照らされた女優たちの顔の陰影で、表情が無機質にも豊かにも見える。そのなかでの、はいりさんの動きの大きな表情は見もの。

 

「あの大鴉、さえも」観劇。小林さんが登場した時点で小学3年からの想いが溢れ出して泣いた。こんなに近くにいるなんて!!息をスーハースーハーしました。もっと日常生活を私らしい身体表現で彩ろうと思わせた大作。遠慮は不要!

 

あの大鴉、さえも を観てきました。常識で理解しようとしてもできないけど、その世界に入ってしまえば一緒に笑えたり呆れたり…シンプルな身体の表現が一番物語ってるなと。

 

東京芸術劇場シアターイーストで『あの大鴉、さえも』を観劇。こういう舞台は好きだけど、自分の知識があったらもっと良かったのかな。観終わってからいろいろと調べてみたが、難しい。シアターイースト、良いな!

 

『あの大鴉、さえも』は、「不条理」・・・とか、「シュール」・・・というよりは、むしろ、「自由な妄想」みたいな感じじゃないのかなぁ・・・中心にいる「大鴉」が、自在に変化していく中で、自由でぶっ飛んだ妄想を広げる「男」たち・・・ま、いずれにしても、演劇というメディアならではの作品

 

「あの大鴉、さえも」意味が分からなかったが世界感が面白かった。上手い人が演らなきゃ学芸会みたいになってしまうであろう「芝居」をきちんと魅せてくれた。うん、面白かった。

 

小林聡美、片桐はいり、藤田桃子という配役も魅力的。面白かった!美術、それにすごく照明が美しいのも魅力的!光と、闇の柔らかな黒。

 

今回の上演で、一番大きな挑戦は、きっと「独身男性 3人」を、あえて女優3人でやる・・・ていうとこですね、…ポルノ映画女優のエピソードてんこ盛りのシーンが、ひねりをもって観客に伝わる、みたいな効果を狙ったのかなぁ・・・

 

「あの大鴉、さえも」芸劇シアターイースト。チェスの下りは元々あったか。少なくとも冒頭部はアレンジしたような。ということで戯曲取り寄せ中。男性3人を女性で演じる基本の発想は面白い。俳優もいいし。フィジカルや小道具が加えられたのはちょっとまだ評価仕切れない。後半面白かった。

 

小林聡美×片桐はいり×藤田桃子。女優三人の「あの、大鴉さえも」。いい舞台だった。不条理と身体を考えさせられる。ダンサーのダンスとはまた違う美しさ。

 

改めて、原作の脚本を読み直してみると、今回の上演は、かなりの変更というか、翻案がなされていることが明らかで・・・なるほどなぁ、と

 

ついに!観ました! 「あの大鴉、さえも」 身体が美しかった。。 光が。等速が。体幹が。 ずっと観てられた(笑)

 

 

「あの大鴉、さえも」 まだまだ知らない演劇がたくさんあって。 演劇の底知れなさに驚きまして。 とにもかくにも身体の動きに釘付けで。 なんだか、美術館にいったようなきもち。面白かったぁ。 小林聡美さん、片桐はいりさん、藤田桃子さん。贅沢な時間でした。

 

「あの大鴉さえも」観てきました。 出演者皆様のキレのあるパフォーマンス、素晴らしかった。 小林さんのファンなので、久しぶりに舞台に立つ小林さんを観られて嬉しかった。

 

私は小林聡美さんが好きで、「めがね」「プール」とか丁寧シリーズの映画も好きで、今回の小野寺さん動きも小林聡美さんにかかると丁寧な日常の暮らしが感じられたというか、ちょっと滑らかに暮らそうと思った。内容は理解してないけどそういうものでしょ?

 

あの大鴉、さえも観劇してきた 片桐はいりさんの演技がみたくてチケットとったけど、はいりさんの存在感凄かったな

 

滅茶苦茶良くてちょっとびっくり。えー、こういうのなのか、ええー、意外。この戯曲、小野寺修二演出でやる必然性がかなり強い。ほぼほぼワンアイディアで押し通される話を何倍にもふくらませる振付とヴィジュアルイメージのインパクト。男女反転させたのも慧眼。

 

小野寺修二演出らしい、ダンサブルナあの、大鴉さえもだった(^_-)✌オリジナルとはまったく別物だけど、それはそれで面白かったよ。

 

小林聡美さん片桐はいりさんの果敢な挑戦。藤田さんはお家芸かな?男性を想定した3人を女性が演じ、柔らかでしなやかな身体表現が表出した。 またもう一回観に行くんだー。

 

不条理劇というものは、わかろうと必死になることをやめたとき、言葉や身体表現がスッと入ってくる。なぜか気持ちよく観終わる。片桐はいり派です。

 

80年代に貪るように見たオレですら、いま不条理演劇を見る必要性てかリアルさは曖昧だが、これは無意味なセリフと等しく整合性のない魅力的な身体の動きが融合することで、新しい世界が立ち上がっている。これは小野寺ならではで、すごいことなのでは。

 

アングラ時代の戯曲を使った不条理劇。なのに、オシャレでポップで、とても気持ちのいい舞台になっているという事実。三人の男を演じる三人のすてきな女優さんたちの、繊細な体の使い方と声にひたすら酔う。

 

藤田さんの踊る体は何というかとても正しくて、気づくとうっとり見惚れている。同じふりを踊るはいりさんの体はあちこちにはみ出てるようで。面白かった! 『あの大鴉さえも』

 

『あの大鴉、さえも』素晴らしかった!!こういうのが見たかった!!小林聡美さん、片桐はいりさん、藤田桃子さんて素晴らしすぎるお三方が相乗効果でハイセンスな不条理芸術!!何もかもが好みです。

 

 


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最新みんなのレビュー

なかなか面白い

2024年1月28日

若干の宝塚感的な演出はあるものの、最近あまりない感じのミュージカルだと思った演劇にありがちな中弛みも少なく(1幕中にちょっとはある)、アドリブも入れやすいのでは⁈と思った。また、主役の一人悪目立ちのような感じもなく、歌も踊りも平均して皆上手い。音楽も飽きが来ずよかった。

すーさん

面白かった‥けど

2024年1月27日

出演者全員芸達者で、早口のセリフの応酬

しかも英語も。

前半の翻訳を違えて話が進んでいくアイデアは面白いけど少々長すぎ。何処かの勘違いコントみたい。

一気にミステリータッチになる後半の方が良かったです。英語と鹿児島弁が飛び交うのは斬新でした。

めいちゃん

ストーリーは雑、音楽はひどい、でも役者さんの技術は高く熱演

2024年1月21日

ストーリーが大雑把でセリフが上滑り、せっかくのベートヴェンの美しいメロディなのに編曲と歌詞がいただけない。舞台芸術も魅力無くセンスが悪い。3時間無駄にした気が。。。役者さんの熱演だけが救いでしたが、心に届く楽曲は1曲もないミュージカルでした。

KP

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