舞台『イーハトーボの劇列車』口コミ感想ネタバレ 舞台『イーハトーボの劇列車』あらすじ 公開上映中おすすめ舞台ミュージカル
「宮沢賢治演じる松田龍平はいい意味でのふわっとした人物形成で、賢治として魅力的!」「宮沢賢治作品読み返したくなった!」「気持ちが入り込んでしまう…素敵な舞台でした!」
上映中【2019/02/05 (火) ~ 2019/02/24 (日)公開】
舞台『イーハトーボの劇列車』とは
―これは井上ひさしが愛してやまない日本語に、
不思議でかわいらしく、輝くような生命を与えてくれた、ある岩手花巻人の評伝劇―詩人にして童話作家、宗教家で音楽家、科学者で農業技師、
土壌改良家で造園技師、教師で社会運動家。
しなやかで堅固な信念を持ち、夭逝した宮沢賢治。
短い生涯でトランク一杯に挫折と希望を詰め込んで、岩手から東京に上京すること九回。
そのうち転機となった四回の上京を、あの世に旅立つ亡霊たちや自ら描いた童話の世界の住人と共に、
夜汽車に揺られてダダスコダ、ダダスコダ。
行きつく先は岩手か東京か、星々が煌めく宇宙の果てか...。
「世界ぜんたいが幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない」
そう信じた宮沢賢治が夢見たイーハトーボは果てしなく遠かった。これからの人間はこうあるべきだという基本。
その見本のひとつが宮沢賢治だという気がしてなりません。
必要以上に賢治を持ち上げるのは避けなければなりませんが、
どうしてもそんな気がしてならないのです。――井上ひさし
キャスト |
松田龍平、山西惇、岡部たかし、村岡希美、福田天球、中村まこと、宇梶剛士、他 |
スタッフ |
脚本:井上ひさし 演出:長塚圭史 |
入場料・上演時間・その他 |
入場料金 5,000円 ~ 8,800円 【発売日】2018/12/01 [全席指定] 一般 8,800円 学生 5,000円 (中学、高校、大学、各種専門学校ならびに演劇養成所の学生対象) |
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舞台『イーハトーボの劇列車』を観た人の感想、評価、口コミ
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◉
◉「イーハトーボの劇列車」
初日に行ってきました。
個人的にいろいろあって、行けるかどうかわからなかったので
行けて良かった、それにつきます。龍平さん、上質な時間をありがとう。
◉こまつ座「イーハトーボの劇列車」
相変わらずの不純な動機で
見に行ったのは確かだけど...
好きな世界だし前回の
井上芳雄ver.をテレビで見てたので
龍平が演じる賢治を楽しみにしてた。
✱
色んな思いが強く執念を持って頑固だった(と思う)
賢治の描くユートピア「イーハトーボ」
世界が平和でないと個人の幸せはないって
夜汽車に乗って東京花巻の間を何度も
ダダスコダ、ダダスコダ。
夜汽車の演出に最初は「え...」て思った
(椅子取りゲーム←しんどい苦手)
ダダスコダがうるさくてうるさくて(笑)
色んな意味で東北の寒さまで伝わってきた
あの世とこの世を結んでる
ファンタジーの列車だったのかな?
車掌さんが配る「思い残し切符」が
本当に本当に切なくて。
✱
最初は宮沢賢治と龍平が合うのか?だったけど
夢いっぱい挫折続きで挙句、
体を壊し短命だった賢治
ユートピアを作ろうと、作れるって信じて
まっすぐで頑固に演じるところは
(賢治はおぼっちゃまだし故の飄々ぽい)
龍平に合ってたな。
✱
カテコのお手振り&ぴょん!と
舞台からはけてく姿(夜汽車から降りる)
演出だったのか素だったのか?
とにかく龍平可愛すぎた¨̮
✱
すごーく昔に岩手に旅行に行って
花巻一日滞在したことが。
いわゆる銀河鉄道にも乗った(笑)
宮沢賢治館やイーハトーボを作ろうとしてた畑
生家など色々見てたからイメージしやすかった。
◉こまつ座 イーハトーボの劇列車
とっても良かったです😌汽車の音を俳優さんたちが声で表現する演出は秀逸でした。
宮沢賢治といえばオノマトペというイメージがあるので、すごく作品とマッチしていましたね。
ベテランの俳優さんたちの演技はもはや芸ですね。
賢治のお父様や刑事役を演じていらっしゃった山西さんは弁舌軽やかで、台詞回しが最高に心地よかったです。
がついたら感情移入してしまって、賢治に怒りが湧きました。笑
また、三菱を演じていらした土屋さんがとんでもなかったです。
かなりの長ゼリフで舞台を引き受ける場面があるのですが、それが面白おかしくって。
かなり長いのですが、一瞬も中だるみせず楽しめました。さすがです。この場面を見るために、
もう一度劇場に行きたいくらいです。笑
それくらい、俳優の力量を観に行くだけで楽しめます。
後半の二部冒頭は、風の又三郎らしき少年を演じた小日向くんの演技がピカイチでした。
セリフはほとんどありませんが、賢治の説得を聞いている芝居だけで、この少年の感情がビシビシと伝わってきました。
聞く芝居だけでこれだけ魅せられたのは初めてでした。
しかも、大げさにうなずいたりして聞いていることをわからせる芝居をしているわけじゃなくて、本当に耳でちゃんと聴いてる。
聴いて、心を動かしてる。それがわかる。本当に素晴らしかった。
相当台本を読み込んで、どうやってセリフを聞こうか考えていたことがよく伝わりました。
ここまで、聞くことに本気になれる俳優って少ないんじゃないかな。本当にこのシーンは素晴らしかった。
作品そのものもとても良かったです。
現代にも通ずるメッセージがいくつもありました。
個人的には、三菱の言う排除の理論と賢治の言う多様性の容認という二項対立は現代的なテーマで、とても良かった。
それから、宮沢賢治ってものすごく献身的な人だと思っていたのだけど、
この作品に出てくる賢治は自分のことしか考えてないように見えるんだよね。(笑)自
分の居場所や生き方を探し、さまよってる。でもそれが良かった。
私はもともと宮沢賢治の作品ってそこまで好きじゃなかったんです。
他人のために命を燃やすやさしい生き方を選択することにあんまり共感できなくて。(笑)
聖人君子すぎてね。…でも、今作を見て、「何者にもなれない自分を、どうにか認めて欲しいから、
他者に献身的になるんだな」と腑に落ちました。その賢治の弱さは、きっと誰でも共感できる。
◉イーハトーボの劇列車。
この日は公演後にキャスさんによるアフタートークイベントがありました。残念ながら龍平氏の登壇は無かったけど凄く面白かった。
印象に残っているシーンの質問に車掌役の岡部たかしさんが「龍平くんは淡々とお芝居をするタイプだけど、対面した時に涙目になっていたり、静かだけど心がちゃんと動いてるってわかった時に『いやん龍平…♡』ってなっちゃう 笑」と仰っていて龍平友達と思わず手を握り合った 笑 いや、なんか本当それな!?!?ってなった😂シーンについてはネタバレになるかもだからアレだけど車掌が賢治にある物を渡す所で、劇中に同じシチュエーションが4回ぐらいある所なのだけど、前後のシーンによって賢治の心情は違うわけでそうゆう所がしっかり表情だったり、息遣いから伝わるってことを仰ってた。私は龍平さんの演技のそうゆう所が大好きだから共演者の口から聞けたことも嬉しくて…その後に宇梶剛士さんも「本当にチャーミング!あれがスターだなって。そして職人」と…
はぁ…本当に松田龍平を好きでよかったと思ったしもっと好きになった😭
そんなこんなで本日も乗車してくるです…🤤
◉一人で井上ひさし作、松田龍平主演のイーハトーボの劇列車を観てきました。
とても良かった!
◉こまつ座のイーハトーボの劇列車をみてきました。+
こまつ座の舞台をしばらく避けてきたけれど、シャンハイムーンに続いて
今回も土屋さんが出演されると聞いて意を決してみてきました。(シャンハイムーンはみてないです。)
思い残し切符もいただきました。
土屋さんらしいコミカルさ全開のキャラクターがおもしろくて、宮沢賢治の言葉遊びが可愛くて、
効果音の合唱が新鮮で、松田さんは松田さんで、とにかくみにいってよかったなと。
ただやっぱり井上ひさし氏の言動には納得し難いところがあって複雑な気持ちです。
作者と作品は切り離して考えるべきでしょうか。
どんな人・物事に対しても全てを受け入れることはできないとわかっています。
だけれど、おいしいとこだけ食べていいのでしょうか。
こまつ座の作品群が作られる過程で傷つけられた人を忘れて、笑っていていいのでしょうか。
自問してモヤモヤする夜です。また悩んで苦しんで後悔して、それでも組曲虐殺もみにいくのだと思います。
◉こまつ座「イーハトーボの劇列車」観てきました。
井上ひさしさんの作品のような、宮沢賢治さんの作品のような、
長塚圭史さんの作品のような、不思議な作品でした。
不思議な時間✨
◉奇跡の2列目センターをゲット!
宮沢賢治を松田龍平。演出は長塚圭史。
[ちょっとネタバレ]
後半になるにつれ、深く考える内容でした…。
最後、舞い降りてきた切符を拾うか迷い…何か演出と分かっていても、コレを手に取って良いものか⁉︎
考え…止めてしまいました😅
そのくらい、気持ちが入り込んでしまう…素敵な舞台でした😊
◉イーハトーボの劇列車
井上ひさし作、岩手から何度も東京に上京した宮沢賢治の生き様を、
その上京列車の道中を扱いながら描いた作品。
台詞ひとつひとつの言葉が綺麗で、日本語っていいなあって思わされたし、
その台詞が(訛りもかなりあるやつも含め)きちんと観客に届けられることで、
きちんと受け取ることができる。言葉を噛み締めることができた、そんなお芝居。
ライトが何より綺麗で、エフェクト全般の統一感がすごくて、感動だった。
窓の向こうの光と、役者さんたちの声とアクトだけで、電車が動き出していくことがめちゃくちゃわかる、すごく綺麗!
松田龍平はじめましてだったのですが、あのトーンの声でそのまま舞台仕様にいけるのってすごいのではってなった。
感情の起伏があまり現れない声のトーン。そのなかで表現力。
ちょいちょい噛むのはなんとなくかわいかったし、それはそれで役らしかったかなあ…
◉ほんとに凄かった
松田龍平が演じる宮沢賢治がかっこよすぎて、お芝居の仕方もすごく面白くて、
人が死ぬまでの効果音を全部役者の人がやってて、死んでからは機械音っていうのに境目を感じたーー。
龍平さん何度も噛んでて、緊張してるのかと思ってたらやっぱり紙持った時、
手がすごい震えててこれだけ名優が揃ったら流石の龍平さん緊張するんだなって思った🙂
でも宇梶さん以外の誰よりもでかくて足が長かったー笑笑
歌も素敵で演技もうまくて、スタイルも良くてかっこいい松田龍平に惚れ直した👍
もう一回見たい。
とにかくお疲れ様でした。残りの公演も頑張ってください!
◉松田龍平さん主演舞台「イーハトーボの劇列車」を観劇してきました。
宮沢賢治の生涯を描いた舞台。
じんわり、だけど心の深いところに迫る作品でした。
ラストシーンの演出、ぐっと来ました。
自分が死ぬまであとどれくらいかなんて分からないけど、死ぬ時にわたしは何を「思い残し切符」に託すのだろう…。
そう考えたら、大事に日々を生きて行かねばと思いました。
松田龍平さん、意外にも舞台は今作が初主演なんですね。
どこか飄々とした役柄を演じる龍平さんのお芝居が好きで、この宮沢賢治役ははまり役だったのでは。
生で龍平さんのお芝居を観れて、本当に良かったです。
◉
◉イーハトーボの劇列車 面白かった!
なんだかアツいものが込み上げるお芝居でした。
「ことば」が音になって、役目を持って、形になって、舞台上に参加しているみたいだなと観ながら思いました。
宮沢賢治作品には詳しくないですが、それでも聞き覚えのあるフレーズやキャラクターに気付けて面白かった。
にしても 息子を論破するために息子がハマってるものをちゃんと勉強してくるお父さんなんか良いなあと思いました。
いやまぁ「否定」するにはまずそれを「知る」ことが必要ですもんね。
松田龍平さんはフワフワとつかみどころのない雰囲気と、頭が固いんだか柔らかいんだか良く分からないところ
それからしっかりとした存在感が役にピッタリに思えて素敵でした。仕草が可愛らしかった。
あと土屋さんが良かった~!
車掌さん役の岡部さんが「宮沢賢治の詩をもとに役作りをした」と話していてそれってすごく良いな!と思いました。
切符を受け取ったので私もあと3、4年は死にません。なんちゃって
◉こまつ座『イーハトーボの劇列車』。
芝居でも舞台でもなく、劇、これぞ劇でした。
井上先生は亡くなってなお、生きている我々に対していつまでも沢山のことを提示し、問いかけ続けてくれています。
まさにこの劇の登場人物たちのように。
すべてのシーン、すべての言葉が胸に響きます。
まるで10数年前受けていた井上先生の授業がまだずっと続いているように。
もしかしたら劇とは、AIの元祖なのかも。
ある意味長塚圭史らしくない、オーソドックスな演出がとても心地よく、感服しました。
◉イーハトーボの劇列車
何層にもなった複雑な構造と平明な表現とがなんともいえず
宮沢賢治のと井上ひさしの世界 とても良い余韻に浸ってます🌠
あと松田龍平が本当に美しかったね
◉井上ひさし作、長塚圭史演出の舞台『イーハトーボの劇列車』。
数ヶ月前からこの日が来るのを待っていた。岩手花巻人の宮沢賢治の評伝劇。
短い生涯でトランク一杯に挫折と希望を詰め込んで、岩手から東京に上京すること九回。
行き着く先は岩手か東京か、それとも......。
ポスターに書かれた「宮沢賢治が夢見たイーハトーボは果てしなく遠かった」が、終演後見て納得。
日本語がこんなに不思議で可愛いらしい存在であることも改めて感じた。
長い旅に携えるビスケットのように、側にあると少し幸せにしてくれる物語だった。
心にハリが生まれた3時間。
◉イーハトーボの劇列車 観劇
無性に銀河鉄道の夜を読みたくなった。
難しさは一切なくて、切なくて時々胸にグッと来た。
山西惇との対決シーンがどれも圧巻でした。
肩を落とす様子に胸を打たれた!
◉イーハトーボの劇列車を観劇する。
後半になってやっと宮沢賢治なんだと気づく。
どんな内容か読んだはずなんだけどな。面白かったけど。
青年かわいいなって思ったら小日向息子だった。CMと全然違う。
そして思う。舞台で活躍する俳優さんってやっぱり声量がやばいな。凄いわ。