「観客に向けて十字をきるのが超かっこよかった!」「全身汗だくの役者に拍手を!」「もう一回観たい!三人姉妹も観たい!」
上映中【2019/05/27(月)〜2019/07/16(火)公開】
舞台『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』とは
KAATと地点による共同制作の第9弾。「シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!」
KAAT×地点最新作は、お待たせいたしました、満を持してのチェーホフ!
太宰治原作『グッド・バイ』に続き、三浦基が敬愛する作家に再び出会い直すコラージュ作品です。チェーホフが流刑地だったサハリン島までの旅に出たのは1890年のこと。未開の土地だったシベリアを横断してのこの旅は、当時はまだ命の危険が伴うもので、突然の決心に友人や家族たちは最初チェーホフ流の冗談と思ったとか。しかし、作家の決意は固く、4月から12月までの長旅が断行されました。このサハリン行きは、文学的にはなんの成果も伴わなかったという指摘がある一方で、作家・チェーホフの「重要な転機」であるという指摘もあります。いずれ、チェーホフが〈四大戯曲〉を書いたのはこの旅から帰った後のことでした。戯曲『三人姉妹』には「モスクワへ!モスクワへ!モスクワへ!」という大都会モスクワへ憧れる有名な台詞がありますが、チェーホフの心中に燃え上がったシベリアへの思いへ寄り添いながら、中心ではなく周縁へ、曠野を抜けていく旅をしたいと思います。ぜひご同行ください!
今回は2015年に上演し大好評を得た「三人姉妹」再演とのチェーホフ二本立てで上演いたします。どうぞお楽しみに!
キャスト |
安部聡子、小河原康二、石田大、窪田史恵、小林洋平、田中祐気 |
スタッフ |
演出:三浦基 |
入場料・上演時間・その他 |
1,000円 ~ 7,000円 【発売日】2019/04/06 【入場整理番号付自由席】 一般 3,800円 U24チケット 1,900円 高校生以下割引 1,000円 シルバー割引 3,300円 2演目セット券 7,000円(『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』『三人姉妹』両方観劇で600円割引) |
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舞台『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』を観た人の感想、評価、口コミ
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KAAT×地点『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』観劇
楽しかった。まるで寒いロシアの荒野を馬車で旅をしているみたいな体験。くすんだ色の映像ドキュメンタリーみたい。それも汗だくの。
アフタートークで三浦基さんが「これは演劇だったのかな。何を見たのかな」と言っていて、そうそんな感じ。 pic.twitter.com/kn10dhgmhy— 河野 桃子 (@momo_com) 2019年5月28日
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グッドバイ、山山、
で、シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!
多様(?)な地点を観劇した感。今度はアンダースローで観たい。 pic.twitter.com/PbEZDF6t3x— 横囲睦 (@tora77145154) 2019年5月29日
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稽古後、KAATで地点の「シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!」を観劇、する前に少し時間があって中華街で食べ歩き。こんな、中華街で食べ歩きなんて、10年ぶりくらいじゃないかしら…!しかも座組仲間と一緒になんて、凄く嬉しい…若返る…!初の地点は心底得たい「俳優の身体」を見た気がした。軸。 pic.twitter.com/zwdOijkuSh
— 河村若菜 (@wakka1228) 2019年5月27日
◉KAAT×地点「シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!」観劇。
いやー難しかった!
でも倒れこんでる時以外85分ずっと動き続けて疲弊していく役者さん達の熱に圧倒される。
セットの巨大な風船と照明とスモークが幻想的で素敵。どう観るといいのかなー
◉『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』観劇。
鈴の音に合わせて足でリズムを取り、
遠ざかりながら台詞を言う役者達を見ているうちに、
自分も馬車に乗っているような感覚に。
紅茶と砂糖、ウォッカ、13才の子守娘、布製の長靴、馬車の衝突…
情景が浮かんできた。アフタートークも良かった。
◉シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!観劇
いやはや登場の瞬間から笑った。
アフタートークの三浦さんの言葉を聞くとすごいなぁと思うわけで。
もっと勉強しよ〜っとも思うわけで。
でもあぁやっぱりと思えるところも増えてて、随分とファンになってきたなぁって 笑
とりあえず面白いっす、はい。
◉新作演劇「シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!」を神奈川芸術劇場にて鑑賞。
チェーホフがシベリアへ向かう旅路で書いた手紙を演者が“再生”する形で表現します。
書簡を演劇化する手腕は流石で、
何故(米国経由でなく)陸路でシベリアへ向かうのか、
見終わった時にわかるような気がしました。
◉シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!
KAATの平らな空間に白い大きな風船が浮かぶ。
奥には冬木立のような巨大なガラス板。
小さな鈴の音と雪や氷をイメージする音がキラキラ流れるなか馬車はひたすら疾走!
躍動感がすごい。反復横跳びのような動きはコサックダンスか。
全身汗だくの役者に拍手を!
◉『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』を観た。
絶望、死、虚無への果てなき旅路をひたすら「走り続ける」。
その単調さは(乗ったことはないけれど)シベリア鉄道のようで、同乗した気分。
かなり面白かった。全然関係ないけど、大瀧詠一の曲を思い出す。
◉チェーホフのシベリア旅行に同行した凄まじき85分。
ばーしゃっばーしゃっと6台の馬車たちが登場した時点でやられたーってなる。
毎回思うけどKAATで観る地点はアスリート。
◉シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!
チェーホフの旅行記や書簡をコラージュした作品。
登場人物は馬車⁉︎85分間疾走し続ける馬車たちにただただ圧倒。
目から入ってくるものが強すぎて、
耳から入ってくる台詞を受け止めるのがちょっと難しく感じた。
気持ちの問題で。
◉シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ! を観てきた。
ばしゃがばしゃばしゃ言いながらやってきて笑えるけどすさまじい。
◉地点「シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!」を観劇。
チェーホフの旅行記などが基になった舞台。ホントに素晴らしい。
よく人生は旅に例えられるが、まさにこの作品は旅そのもので、人生そのもの。
身体、運動、発話、全てが絶妙に組み合わさった時空間に、演劇とは何かを突きつけられた。
◉地点「シベリアへ!シベリアへ!シベリア!」を観劇。
シベリアへ連れてかれました。
チェーホフの旅行記が基になった芝居。
85分ちかくもひたらすら動き続け、語り、消耗する俳優におのおのの人生が見えた。
旅そのものが人生だったのかも。
◉
KAATにて、地点『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』を観劇。あんのじょう、最初から最後まで口をあんぐり開けたまま(喉の渇きをひどく感じて気がついた)、幕。コトバとカラダの同期と非同期の反復に圧倒された…。来月の『三人姉妹』も超たのしみ。#地点 pic.twitter.com/YR32hz9lJP
— 折田 侑駿/Yushun Orita (@cinema_walk) 2019年6月2日
◉地点観劇。
チェホフの戯曲ではなく、彼の書簡を集めて
コラージュを施した『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』。
コラージュという手法は、まさに昨年末に吉祥寺シアターで
上演された太宰治がモチーフの『グッド・バイ』と同じ。
「わたしのチェホフ」から「あなたのチェホフ」へ、というわけか。
今回は、観劇時の自分の心身のバランスが作品と非常にマッチしていて、
地点ならではの表現を存分に面白がれたという感覚がある。
身体はくたくた、精神はやけくそ、
みたいなときに観ると気持ちよいのだということがわかってきた。
右往左往する諸身体とリズミカルな台詞回しのドライブ感。
◉地点の「シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!」に。
チェーホフのサハリン行きの紀行文を下敷きにした作品。
リズミカルな台詞で馬車馬たちが流刑地への憧れと過酷で退屈な旅を語ります。
流刑地からは流刑先がないという台詞に納得。愛のある喜劇でした。
◉いま話題の三浦基さん主宰の地点シベリアへ!
テキストはチェーホフのサハリンまでの紀行文を題材に再構成されたもの。
しばしば音楽的とも評される地点。
三浦さんの舞台は、思えば15年ほど?前に下北沢の小劇場に観に行って以来。
その時は舞台中をでんぐり返しで回っていたのが強烈な印象。。
◉地点の「シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!」を見てきた。
以前から地点では、毒というか、皆が社会や人間性について、
見たくないと密かに思っていることを指摘してきたように思うが、
今回はそれがかなり衝撃的な感じで提示されていたような。
シベリアという地と流刑地、そして死。
◉地点『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』
地点の人たちの叫び声がまったく嫌じゃなく、
むしろ心地いいくらいなのは作品がその声を要請しているからなのだろう。
いわゆる地点語も。絶望の凍土に咲く自由とあくびのような笑い。
チェーホフは本当は死にに行ったのかな。音響と照明がとても良かった。