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舞台・ミュージカル

【みんなの口コミレビュー】舞台『ザ・ドクター』の感想評判評価

2021年11月8日

◉那須凜さん出演の『ザ・ドクター』
導入となる宗教問題、その後展開される人種、多様性、ディベート等、
日本では馴染みが薄い題材だが、
圧倒的な台詞量とその応酬、主人公の心の葛藤に引き込まれた。
個人的には前半のラスト、凜さんと大竹しのぶさんのシーンが印象に残った。

 

◉『ザ・ドクター』
やっぱり2幕終盤がすごい。そのままの雰囲気でカテコだけど
4回目にはみんな笑顔になる。大竹さんもにっこにこでよかった。

 

◉舞台『ザ・ドクター』
ものすごかった。一つの事象、一つのセリフに対して連鎖するように
現代社会に渦巻く問題の数々を突きつけられた。

難役を演じきった大竹しのぶさんの芝居が凄すぎました。
一幕の違和感を回収していく二幕。終盤の解釈は是非観た人と語らいたい!

 

◉『ザ・ドクター』観劇
役者やってたらわかる…いや、やっていなくてもわかる尋常じゃないセリフ量
舞台上でその小物ありなの?てのもあった笑
セットはシンプルなのに光との組合わせが巧妙で絵みたいで…
真剣なシーンで突然ジョークも出てくるのも面白くて、でも考えさせられる内容でした

 

◉『ザ・ドクター』を観てきた
色々なものが複雑に絡みあって、それでも綺麗にまとまってるし、
見事な演技と相まって素晴らしかった

 

◉『ザ・ドクター』
アイデンティティを問う思索的な会話劇。
本作の医療と信仰の対立を理解するためには、
カトリックにおける臨終の典礼の重要性を認識する必要がある。
この儀式を行うことで、死者に復活の恵みが授けられる。
極限まで追い詰められた大竹しのぶの演技は必見。

 

◉『ザ・ドクター』観劇しました。2回目の観劇。
“作品自体が持つ答えがない”ので考える余地が沢山あるなと。
感情移入する役によっても全く違う答えに辿り着くし、
宗教・ジェンダー・階級差改めて考えるきっかけとなりました。
次観るまでにもっと知って理解して考えたい。

 

◉『ザ・ドクター』
作:ロバート・アイク。翻訳:小田島恒志。演出:栗山民也。
宗教、人種、生命倫理という根源的な主題に正攻法で挑んだ意欲作。

多数決原理がマイノリティーを排除、否定するマジョリティの横暴として機能。
歴史の検証と構築において全き手段とは何かを理知的に問う!

理知的にして鋭利な言語群の乱舞。根源的な主題に果敢に挑み崇高にして
明晰な火花を散らす俳優陣の演技は劇的精神の精華!
台詞を発していない時の大竹しのぶの繊細にして複雑微妙な表情の変化による
変容錯綜する情動の明示は一瞬にして観客の魂を惹き寄せる深さを示す!

魂の救済という宗教的任務に忠実であろうとする神父と半狂乱で
医師を弾劾する荒ぶる神としての父の二役を理性の屹立と情動の激発として
魅惑的に演じ分けたた益岡徹!同じく二役を截然たる陶酔的な明晰さで演じ分け
劇空間に軽快なテンポと透徹した美を齎した那須凜!

 

◉『ザ・ドクター』観劇。
ソリッドな演出、屈強な俳優陣のパンチ力ありまくりの台詞の応酬、
そこに世界のいつまでも解決されない問題が舞台上にいくつも提議され、
人間とは?素晴らしかったです。演劇って闘い。

 

◉『ザ・ドクター』
ルース(大竹しのぶ)が確立してきた、
個として専門職として誠実なアイデンティティが、
社会の複雑性や大声の前に敗れる縦軸はすごく苦い。

けどルースと他者との沢山の対話から、アイデンティティと
社会の複雑性との共存の可能性を改めて思い巡らせられることもした。
よかった。

大声で勝手放題に様々な言葉がルースに浴びせられるテレビ番組の中で、
”そんなつもりはなかった”というのはだめだって言葉が、
一番ルースに響いたように見えた。

 

◉大竹しのぶさん主演の『ザ・ドクター』観に行きました!

現代社会のあらゆるテーマを議題に繰り広げられる。
今の社会、真相は裏側にある。

何が正解か、何が正しいか。
判断するのは周りでは無く、個人だ。

 

◉『ザ・ドクター』
よくできた本で面白かったのだけど、
日本語にすると元の差別的なニュアンスがわかりにくい台詞があったのと、
後半で、ここはもっと客席からは
「それはまずいでしょ」って感じに見えた方がいいのでは?という箇所があり、気になった。

 

◉舞台『ザ・ドクター』観てきた。
主演は大竹しのぶさん。すごかったなー。
ストーリーは重々しく、人種の問題とかは
日本人には分かりにくいので難しい作品だなと思った。
久しぶりに痺れる作品だった。

カテコ3回目の後も拍手がおさまらなくて、
4回目出てきた時のしのぶさんの嬉しそうな笑顔がかわいかったぁ

 

◉『ザ・ドクター』
民族、宗教、ジェンダー等いろんな問題を含んだ会話劇。
それぞれの立場で主張する言葉をなるほどと思ったり、
それは揚げ足取り〜💦と思ったり。二幕のディベートからグッと面白くなった。
舞台セットは超シンプルで、照明が変わることで違った場面が見えるのも良かった

 

◉『ザ・ドクター』
プロフェッショナルの現場における出来事から、
ジワジワと波紋のように変化が広がっていく煮え切らない一幕は今の社会のホントのことが見えない…
いやだからホントのことってなんだよー?!、っていうモヤモヤした感じに似てる。

プロフェッショナルの現場で起きてることは素人には分かり得ないことがあるのが当たり前で、
ただ尊敬するのみの聖域、不可侵のエリアだと思うんだけどね。
素人考えでわかりやすく簡易化されたものにグイグイ伸ばし広げられる恐怖ね。

 

◉『ザ・ドクター』観ました。
劇場、満員である。
前半、冗長に感じる。
ヤバい、両隣のオジサマ方寝てる!
眠気は移るのか、ひたすらにオペラグラスを覗き、耐える。
幕間、睡魔と戦ってた、と背後の席の女子達も言ってたから
相当な二酸化炭素に囲まれていたに違いない…

いやはや台詞が多いんだな。
特に大竹しのぶ、出ずっぱりである。
言葉数が多いんである。
私的年齢重ねた北島マヤである。
座席がセンター上方だったせいか何度もオペラグラス越しに目が合った…気がする。
スゲー強い目線かつうるうるしてるんだわ、ドキッとすんだわ。ステキなんだわ。

あと床嶋佳子が好きなんだわ、謎の存在だったけど、
舞台に出てくるとホッとする、空気が柔らかくなるの。
後半に正体が判明して涙が出る。
大竹しのぶに懐いてる女の子も味があって良い。
(役名が覚えられん…)
前半に全部ばら撒いた???を後半に回収していくの見事。
しかもほぼしのぶさん一人で。

それとディベートのテレビ画面とのシンクロすごすぎてもう、なにあれ。
ライブじゃなかったよね?いやライブだと言ってくれ。

舞台照明がまた良い。
病院のライン照明の色温度の高さと、しのぶさんの家の日暮れの窓から入る光の美しさ。
デスクと椅子が回るだけのセットなのに、全く違う世界に。

言葉が多かったけど、わたしたちが大切にしなくちゃいけないってゆう、
多様性、大切にするの難しい。

宗教、人種、ジェンダー、学歴…
みんなベクトルが違う。そして組み合わさってる。
たくさんの人に理解されなくたっていい。
だけど、理解してくれる人を失うのはやっぱり悲しい。

だからひとつでいいから自分が自分でいられるものを持とう。
この舞台だったら、医者であること、だったのかな…
わたしのわたしは何だ?

ハッ!
しのぶさんにすっかり圧倒されてしまったが、
わたしは橋本さとしさん目当てで観に行ったのだったよ。
相変わらずいい声で嫌味ようゆうよな。
もうちょいとロン毛にしてくれないのかなー。
わたしはロチェスターくらいのさとしさんが大好きです。

ズラのやな奴の役を見て改めてそう思いました。

 

◉『ザ・ドクター』
緻密に練り上げられた作品。
息つく暇もなく、一定の緊張感が終始劇場に張り詰めていた。

答えのない霧の中を歩くようでしんどいけど、
苦しみながらでも一緒に考え続けられる人が隣にいたら、それは幸せなことなんだろう。

いろんな人に観てもらいたいと思う舞台。
『ザ・ドクター』マジで凄まじいので観てくれ!!!!!!

 

◉『ザ・ドクター』観劇。
英国演劇各賞に輝いた話題作の日本初演。
医療現場での患者の死を巡り宗教人種ジェンダー
そして組織政治が絡み合い展開される闘争劇。

理念の頸木、言葉と思想、肉体と精神。深遠で骨太、緊迫と哀切に満ちた傑作。
大竹しのぶさんら全キャストの迫真と演劇の力に息を呑みました。

 

◉『ザ・ドクター』
素敵なご縁があり伺って来ました☆
あっという間の時間!
色々と考えさせられるストーリーでありましたが、久しぶりに舞台を観に行けて感激しました♪
ありがとうございました!
是非ッ

 

◉『ザ・ドクター』
もうちょっとずつ変化が…👀
ストイックな話だけど、演じるのが面白いっていうのがバンバン伝わってくると同時に、
どんな人なのか掘り下げていくのな楽しい。
東京、無事駆け抜けられますように🙏

 

◉『ザ・ドクター』
現代の諸問題がぎゅっとなってて、一緒に考えて怒って笑って、しんみり。
ありがとうございましたスタンディングオベーション

 

◉『ザ・ドクター』
「おーい!こんな社会で人間これからどう生きるんだよ!」と問いかけられてるような気がしました。
そして骨太かつヒリヒリした時間を圧倒的に生きて魅せるのがやはり大竹しのぶさんの魅力。

 

◉『ザ・ドクター』
多様性の在り方とは、差別とは、真実と信念と世論の折り合いの付け方とは、。
無数にある考えの中から何を取捨選択し生きていくのか。
人種や宗教観は特に、日本人の日常生活では
あまり考えることのない内容を体感し向き合えるのが、舞台の良い所ですよね…。
いやぁ、最高に面白かった。

あとすごく印象に残っているのが、キャスト全員が黄色人種の日本人だったからこそ、
物語の展開をより面白く感じることができたってこと。
発見と納得が多かった!ロンドン公演でも、役の人種とキャストの人種をごちゃ混ぜにしてたそうですね!
その演出と逆算の戯曲が素晴らしい!!!面白かった〜!!

 

◉『ザ・ドクター』
出演中の村川さんのなか姉さまと栄一コンビは最高でした✨
栄一をぺしぺし叩いて叱ってくれた時はスカッとしました笑
現場でモルルを取り出すスタッフさんも突然持たされてる吉沢さんの笑顔も可愛いです😂

 

◉大竹しのぶ主演『ザ・ドクター』観てきた。
医師としてとった行動が、権力争いと異の倫理観に歪み、
奥底にしまった自己が引き摺りだされる様を会話の応酬だけで見せる。
グロテスク。

ミュージカル「パレード」のように南北戦争が背景にあるわけでなく、
英国の現代医療にしてめちゃ難解。

欧米を舞台にした現代劇で異なる人種の役を、衣装、小物、メイクに任せず、
演技で問題のリアリティを表現。ものすごいセリフの量をかぶせあい、
舞台上で格差、分断、対立をすすませる。理解しきれてない部分含めて、面白かった。

 

◉『ザ・ドクター』観劇。
人種問題、宗教問題が深く絡む作品なので、
自分にはピンと来なかったところがあった。

でも、後半のディベートシーンから凄さが増す。
もう、大竹しのぶさんに釘付け。凄い。

人種問題を肌の色で表現出来ないのは、
日本版の痛手だと思うけど、仕方がない事か…。

 

◉『ザ・ドクター』
初回は衝撃で、今日は少しつらい。
芝居とは思えないなまなましさがある。特にテレビのシーン

 

◉『ザ・ドクター』
すごくおもしろい
個人的にパレードが刺さった人にはもう一段棘を刺すために足を運んで欲しい

 

◉『ザ・ドクター』
重い…とても重い…
重体の患者を、その両親の頼みで訪ねてきた神父を、
危険な状態だからと面会謝絶する担当医師。
その拒絶がカトリックとユダヤ、白人と黒人、男と女、性的指向など
それぞれの「カテゴリ」に由来する偏見と批判され、宗教界を中心に炎上する。

対話劇なのに、誰も人の言葉を自分のうちに入れていない。
自分の主張したいことを主張して、それが受け入れられないと激昂する。
投げつけ合う言葉は対話の道具にはならず傷つける武器にしかならない。
ラストの神父との対話だけが、人間対人間の対話になっているのが切ない。

 

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最新みんなのレビュー

なかなか面白い

2024年1月28日

若干の宝塚感的な演出はあるものの、最近あまりない感じのミュージカルだと思った演劇にありがちな中弛みも少なく(1幕中にちょっとはある)、アドリブも入れやすいのでは⁈と思った。また、主役の一人悪目立ちのような感じもなく、歌も踊りも平均して皆上手い。音楽も飽きが来ずよかった。

すーさん

面白かった‥けど

2024年1月27日

出演者全員芸達者で、早口のセリフの応酬

しかも英語も。

前半の翻訳を違えて話が進んでいくアイデアは面白いけど少々長すぎ。何処かの勘違いコントみたい。

一気にミステリータッチになる後半の方が良かったです。英語と鹿児島弁が飛び交うのは斬新でした。

めいちゃん

ストーリーは雑、音楽はひどい、でも役者さんの技術は高く熱演

2024年1月21日

ストーリーが大雑把でセリフが上滑り、せっかくのベートヴェンの美しいメロディなのに編曲と歌詞がいただけない。舞台芸術も魅力無くセンスが悪い。3時間無駄にした気が。。。役者さんの熱演だけが救いでしたが、心に届く楽曲は1曲もないミュージカルでした。

KP

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