舞台・ミュージカル

【みんなの口コミレビュー】舞台『赤鬼』の感想評判評価

2020年7月29日

◉【赤鬼】。
被膜ごしに見ることで、寓話性が増したように思える。
生の舞台の発する情報量の多さよ。
空気が揺らぐと気持ちも動く。照明がものすごく計算されている。
場内涼しめなので、各自空調対策必須。

 

◉野田秀樹「赤鬼
白装束の一団の祭典の最中に「赤鬼」が闖入する。
得体の知れぬ恐ろしい他者への拒絶・排斥から、身振り・口真似による
コミュニケーションを通じた意思疎通による
相互理解・共感への移行が感動的だったが、
その後、意思疎通の限界が悲劇的に露わになる。渾身の舞台。

 

◉『赤鬼』
四方を囲んだ客席と舞台の間には透明のビニールシートが吊るされていた。
みんな感染防止対策に苦心しているんだなと。

開演前は客電がビニールシートに反射するので不安だったけど
上演中に舞台が見づらいことはなかった。
まるで水槽の中を覗き込んでいるような不思議な感じだった

 

◉『赤鬼』
差別や分断のお話で、身につまされるなあと思う。
赤鬼の到来に動揺する人々を、役者さん達が
舞台ならではの迫力を持って表現している。その躍動感が胸に迫った。
身体を使った表現、音の響き、すごく洗練されていてすごいなあって。

 

◉4カ月振りに舞台を観に行った。
演目は野田秀樹さんの名作の一つ「赤鬼」。
野田さん本人も「タイムリーな芝居になった」とコメントしていたが、
正に今にピッタリの内容。「他者」である赤鬼を軸に
人間の黒い部分が剥き出しになってく様はこの時代をリアルに表現している。

 

 

◉舞台『赤鬼』
劇場を訪れるのは何ヵ月ぶりだろう。
やや緊張しながらステージを囲んだ。

かつて野田さんが演じた役を
木山廉彬さんの姿に重ねる。
「赤鬼」
古典となるであろう作品。名作。

この台本を産み出した
野田さんにやはり私は激しく惹かれてしまう。

 

◉野田秀樹作・演出『赤鬼』見てきました。

マスクするでもフェイスシールドするでもなく、
透明シートで囲った空間で、役者たちが生身でぶつかり合う。
強い叫びのようなものを感じました。
圧倒的熱量の芝居に惹き込まれ、劇場が生きているのを感じて
何度も感極まりました。素晴らしかったです。

劇場に入ってから出るまで、
感染症対策が本当に徹底されていました。
劇場が安全であると証明するために、
皆それぞれ闘っているのだと強く感じました。
同時に、俳優たちは色々な意味で命懸けだな、とも感じました。

無事に全公演が終わるよう心から願っています。

 

◉舞台『赤鬼』
すっっっっっごく久々の観劇。

ビニールシートの中で熱くぶつかり合う役者さんたちは素晴らしくて、
表現者として尊敬ばかりなんですが、、、
みんなが運命を共にしながら表現に立ち向かう姿はとにかくカッコ良かったんです。
もちろんお客さんもそこに続くんです、感染予防をガチガチにして目撃する。
とはいえ、この舞台のために出演者のみんなは色々な事を
犠牲にしながらここに注ぎ込んでるんだろうな。。と思うと尊い…!
本当に素晴らしかった。

そして"境界線"をよく感じる舞台でした。
大好きなニブロールのみくにさんから教えてもらったオーロララインという言葉。
ずっと揺らぎ続けるその境界線は、なくならない。
どれだけ近づいても、同じ、にはならない、
それでも寄り添おうとする姿は美しいんですね、とか考えました。

あと単純にこの身体表現をみんなが
アレコレ出し合って作り上げたのが素晴らしい!全チーム観たい!!!

 

◉作・演出 野田秀樹『赤鬼』
東京芸術劇場シアターイーストにて。

はぁぁ、ドキドキした。
演劇史に残るであろう名作を、念願叶って生で見られてとても嬉しかった。
あの距離で見る野田作品は、とにかく迫力が凄くて圧倒された。
メインの4人も、村民も、それぞれの個性があって良かったなぁ。
家に帰ってテレビをつけたら、「私の家政婦ナギサさん」で
新旧「あの女」が共演していて胸が熱くなりました。

 

◉『赤鬼』
念願叶って、かの名作を生で見られました。
演劇はいいなぁ、やっぱり!

 

◉『赤鬼』
野田秀樹

知ってしまった あの女は
自ら命を絶つ。

海の向こう を目指したのかもしれないし、
絶望したのかもしれない。

昔々と語り継がれる過去は、
現在と然程変わらないのかもしれない。
鬼よりも恐ろしいものを、劇全体で感じた。

とても良かった。

 

◉初演以来の赤鬼
初演を超える素晴らしい舞台だった。
切実なことばを、切実な声と身体が表現していた。ほんとに
舞台は素敵だな、と思える舞台に出会うしあわせ、と嫉妬。

 

◉「赤鬼」。
色々考えたけど見てきました。
生で演劇見れて本当によかった。まずはその喜び。
赤鬼は生で見るのははじめてやったけど、
若い人たちのパワーがすごく、見ているこちらも力が入った。
いつものことではあるけど、全く飽きる演出すごいなぁ。
食らいついてる役者もすごい。

 

◉舞台『赤鬼』
本体と同じく佐野研二郎デザインで
本気度を醸し出していた通り、ほんとにガツンと来る内容だった。

目の前を揺蕩う飛沫防止のビニールが
現実と非現実や和漢の境を紛らかせていたのが印象的だった。

竜宮であり、ロミジュリだったのかな…

 

◉野田秀樹さん作・演出の「赤鬼」。
追加公演でチケット確保でした。

ステージと客席のあいだにシートが張ってあります。
舞台が始まると内側のライトのおかげか、シートの存在は気になりませんでした。

予習なしで観に行ったけど、赤鬼、というタイトルだけで
悲しい結末になるんだろうなと予測。結果、悲しかったです。

差別や区別、怖れからの暴力が気になる昨今、
赤鬼と姉弟への対応が現実を象徴してるようでした。
退場していく赤鬼は少し微笑んでいるように見えました。
そしてミズカネが切ない。

1回だけだと話を追って終わってしまうので、もう一度観たいな。
シートがあることで、閉塞感が伝わったし、ガラス瓶の内側、
洞窟の壁、海の波も表現しているように見えました。

オーディションで選ばれた役者さんたちのパワーが伝わってきました。
無事に開演できて本当に良かったです。

 

◉4か月ぶりに観劇。
野田秀樹作・演出「赤鬼」観てきた

いやあ、素晴らしかったなー。つくづく演劇は良い。
主役の女の子、夏子が特に良かった。乳もでかいし笑。
金子は眠そうだったけど、ちょい役でもないじゃん。
前にビニールシートがあるから、反射して正直たまに見え辛かった。
けど、海面がキラキラしてるようにも見えて、ありっちゃありだった。
野田さんの言葉遊びのセリフは相変わらず秀逸。

 

◉「赤鬼」Aチーム

過去に青山円形劇場で見た中屋敷さん演出、
出演者4人の作品とは印象が全然違った。

ビニールシートの向う側はまさにこちら側の今の世界だった。
コロナ禍で最近感じている人間の黒さや弱さ、
薄情さや分かり合えなさ等を色々と形にして差し出された感じ。
自分自身が赤鬼だったんだ、、、。

役者さん達、皆さん身体表現が綺麗でイキイキしていてとても素敵。
あんなに美しいもの目の前で見せられたら、
配信の演劇を観る気がますますなくなっちゃうな。

こんな時じゃなければ他の3チームも観たかった。
そもそもあの席数じゃ、チケット取れないけど。
コロナ退散、、、。

 

◉舞台『赤鬼』
本当にいい舞台だった。
ありがとう。

 

◉「赤鬼」
野田秀樹さんの名作戯曲を野田さんの
ワークショップからの出演者で演じる濃厚な90分。

平和な村に赤鬼がやってくることによる混乱を描く物語。
とても示唆に富んだ物語。こんなご時世なので
赤鬼が新型コロナにかかった人に見えて仕方がなかった。

それによる差別。さらに赤鬼を差別しない女をまた差別する社会。
1996年の戯曲なのに。。。そしていじめも全く同じ構図。

差別を肯定するわけではないが、
人間は自分たちとは違う人間の存在を認めない生き物で、
そういう存在を恐れるがあまり差別という攻撃的行動に出ることで
自分達を守っているのだと思える戯曲だった。

今回Aチーム観たけど、『ある女』役の夏子さんが印象的。
「私の家政婦ナギサさん」の居酒屋店員さんでレギュラーの役者さん。

Bチームのチケットも取れてるので楽しみ。
座席も4面なので次回は違う面から観劇してみたい。
感染症対策はバッチリでした。

 

◉半年ぶりに舞台観て来た!
野田秀樹さん作演出『赤鬼』

大好きなFUKAIPRODUCE羽衣の深井順子さんもご出演。
可愛かった~

 

◉何回目かの『赤鬼』。
今日見た舞台がいちばん自然だった。

 

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KP

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