「今回特に3人の父親の想いや触れ合いが鮮やか」「故・河内氏の想いが、新旧キャストにしっかり引き継がれ新たな作品として昇華。作品の永遠性、スタジオライフの進化を感じた。」
(©Studio Life)
公演中【2016年2月24日(水)~3月13日(日)】
舞台『トーマの心臓』『訪問者』とは
初演1996年より、舞台化20周年を迎える『トーマの心臓』。記念すべき2016年は『トーマの心臓』『訪問者』『湖畔にて-エーリク十四と半 分の年の夏(リーディング)』を初演メンバーを織り交ぜた豪華キャスティングで臨みます!大きな期待と感動を呼び起こさせる連鎖公演としてご覧頂 けます!劇団スタジオライフの代表作、お見逃し無く!-Studio Life-
舞台『トーマの心臓』『訪問者』を観た人の感想、評価、口コミ
萩尾望都先生の舞台やミュージカルや映画や詩集みたいな感覚が大好きで.. もし今回の漫勉で興味を持たれたお若い方がいらしゃったら半身やマージナルやトーマの心臓やバルバラ異界等を(他にも名作沢山だけど長いので)読んでから映画ブラックスワンを見ると感覚がわかり易いかと私的にオススメです
萩尾先生の訪問者がすごいのは「かつて子どもだった人なら誰でも共感できるテーマ」ってところ。国も性別も違うのに、苦しいくらいに物語に感応してしまう。今回の舞台トーマの心臓は、原作にはない演出で傷だらけのオスカーを救済していた。涙が止まらなかった。二作品同時公演の良さがよく出ていた。
スタジオライフの『トーマの心臓』を観てきました。舞台や俳優さん、本当にシュロッターベッツの世界。「許すこと」と「愛すること」を、原作を読んだときのようにまた考えてしまいました。そして20年前と同じキャストさんが同じ役を演じられていたりして、、、脱帽。『訪問者』も観に行きたい…!!
「トーマの心臓」かなぁ。そのころずっと「車輪の下に」に影響されていて、舞台がギムナジウムっていうだけでもテンション上がっていたし、友情とか宗教倫理感とか、生死観とか。アナカンを初めて観たとき、原作者はもしやトーマを読んだことあるんじゃ?って勘ぐりました。
舞台版トーマの心臓を観る前の私→「キンプリはいいぞ…キンプリはいいぞ…いいお薬だぞ…」 舞台版トーマの心臓を観た後の私→「キンプリなんぞ所詮はファッションドラッグ。トーマの心臓こそ高尚なる純度の高いドラッグともいえる作品なり。」
前にトーマの心臓の舞台観てからというもの、心にぽっかり穴が空いたような状態で、耐えきれずまた観に行ってきたわけで
観るたびに新しい発見がある「トーマの心臓」。舞台を観たあとは、原作を見返してます。原作では見えなかった部分が舞台で見えたり、相互作用で楽しんでますっ❗何て贅沢な楽しみ方っ(#^.^#)
トーマの心臓(スタジオライフさん公演)観劇してきた〜!!! 舞台アレンジされてるところもあって、漫画とはまた違った面白さがあったよーよかったー!
劇団スタジオライフが「トーマの心臓」上演20周年を記念して連鎖公演を開催中。3作品を観て胸を揺さぶられ、得も言われぬ幸福感を味わった。団員たちの舞台に対する真摯な取り組みや、原作をとても大切にする倉田さんの脚本や選曲が好きで、ライフの公演はけっこう観ている。
久しぶりにスタジオライフを観に行ってきました♪ 萩尾望都先生の「トーマの心臓」のオスカーが主人公の「訪問者」 原作でみるより、等身大だとオスカーの父親に「オイ」と言いたくなります(笑) 原作を読み返したくなる舞台でした☆
少年系に話題が向きがちな劇団スタジオライフだけど『訪問者』は中年男とおばさんたちが良い感じ。それでいてしっかり萩尾望都さんの描く家族のピリピリとした雰囲気、思春期の迷いも滲む。良い舞台だったなあ。次は『トーマの心臓』見ないと。
舞台「トーマの心臓」を見てきました。私は萩尾望都は読んだことがなく原作を知らなかったんですけど、竹宮惠子なら読んだことがあるしジャンルとして寄宿学校のお耽美はわりと好物なのでまあ大丈夫かなと。
スタジオライフの舞台「トーマの心臓」をみてきた♪私には難解でまだ理解しきれていない。舞台ではしっかり噛み砕いて、役者さんの演技でトーマの心臓の世界に連れていってもらった!! 愛ってなんだろうな~。
「トーマの心臓」宝塚で舞台化したらいいのに。
トーマの心臓の舞台見てきたんだけども、台詞の一つ一つが本当に美しくて心に沁みて、やはり萩尾望都作品の文章は声に出してこそ意味があるのだと思った
トーマの心臓良いですよ(突然の布教)。ドイツのギムナジウムが舞台の少年達の物語で、そんなに長くないですし、現在の少女漫画に多大な影響を与えた古典のような作品なので、機会があればぜひ!
トーマの心臓の舞台に行ってたよ。そんなに描写があるわけではないけどそういう絡みがあるたびにドキッとしてしまうね…映画だと平気なんだけどなんでだろね?
「トーマの心臓」エーリクが本当奇跡のような14歳少年で、ずっと目が離せなかった。20周年で2.5次元演劇の先駆けとして、円熟した厚みのある舞台だった。キャストが徹底的に上手い。原作も演出も脚本も一流。「レ・ミゼラブル」をイギリスで見たときと同じ気持ちになった。
スタジオライフさんの「トーマの心臓」観てきました! 原作は全くの未読なんだけども、エーリクのあまりにも純粋な愛情に、ため息しか出ない… あんなストレートな「僕は君が好きだ!」は舞台でもなかなか聞けまい。
『トーマの心臓』 今日は後方席だったので、全体がよくみえました。 舞台美術も照明も本当に美しい。 ユーリがサイフリートとのことを語るときの、青と赤がとても印象的だった。 リーディングは、すごく暖かくて優しくて、まさに「幸福そのもの」でした。 オスカーの台詞が胸に染みました。
エーリクの揺るぎない思いやトーマの静謐な決意、オスカーのやさしい許し、それらがすべてユーリに向かっていき、ついにはひとりの傷ついた少年の心臓を融かしてゆく。舞台版トーマの心臓はその過程が息詰まるほど繊細に描かれた作品です。なので皆サンモールシアターへ行こう。(雑なマーケティング)
トーマの心臓舞台、本当に綺麗にわかりやすくまとまってて感動した…端折る所と見せる所のメリハリがしっかりしてた。あとはやっぱり個人的にサイフリートのシーン、原作以上に掘り下げてきたのは拍手しかなかったし、ユーリ役方の呻き声や苦しむ演技が素晴らしすぎて迫力に圧倒された。
【トーマの心臓/湖畔にて】 もぎりの時「シュロッターベッツへようこそ」とのお声掛け。言葉の通りでした。舞台を構成する全ての要素が没入感を誘ってくれて、観劇という行為の喜びを今1度噛み締めさせてくれました(;_;) 何度も泣いた。エーリクとシドの抱擁に一番泣いた。
スタジオライフ「トーマの心臓」。観る度に新しい感動が生まれ、涙を流し、トーマから受け取った幸福で胸が暖かくなる、素晴らしい舞台です。まだの方は、是非足を運んでみて下さい。3/13まで新宿シアターサンモールにて上演中です。
スタジオライフのトーマの心臓で印象的だったのは繰り返されるトーマの詩。どこまでも悲しく、しかし強さと愛に満ちている。山本さんのユーリの繊細さと激しい葛藤、笠原さんのオスカーの大きな愛、松本さんのエーリクが持つ光と彼自身も抱えていた愛への疑問と恐れ、全てが絡み合い舞台上で一つになる